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その後⑥※
しおりを挟む「ぐっ……うぅ……」
(獣人ちんこやべえ。デカすぎだろ!)
肉食大型獣人恐るべし。
ぬぐぐ…と自分の中にめり込んでくるヴァイスの息子が特大マグナムな事実に今更気付き、あまりの圧迫感に呻き声が。
あんなに慣らしたのに…そう思いつつ、逆にあれほど慣らしてもらわなければもっと悲惨なことになってたなぁと逃避気味に彼に感謝する俺なのだった。
(くっ!挿れる前に大きさ把握しとくべきだった…
いや、むしろ知らなくて良かった…!)
もし直前で見てしまってたらあの切羽詰まった状態の団長殿に
「無理無理無理そんなの絶対無~理ぃ~!」と無情な拒否をしてたこと請け合いである。
「ふっふっ…ぐっ……ぅあ……」
「……っ大丈夫、か…エイセイ…?」
「大丈夫、じゃ、ない…けど…っやめんな…!」
むしろここでやめられたら次にできる気がしない!
耐えろ!耐えるんだ俺っっ!!
全部が収まる頃にはもう汗だく。
はふはふと息絶え絶えの俺の頭を気遣うように撫でて、
小さく「わかった」と呟き、ゆっくりと出し入れし始めた。
「ふ……ぅあ!あっ……あ…っ」
「っキツい…はっ……少し、緩めてくれっエイセイ…!」
「む、無理ぃぃ~!」
「ふ、そ、うか…!」
「んぁあ!!」
ヌプヌプと様子を見るように優しく出し入れしていたそれを
突然ズブリ!と突き入れられ、チカチカと視界に星が散る。
「…奥がいいのか、エイセイ?」
「んあ!ふぁ!だ、めぇ…!奥、そんな激し…ずんずんしないで…っ!」
「っはぁぁ……聞けない相談、だなッッ!!」
「~~~ッッ!!」
俺の懇願に対してヴァイスは獰猛に笑い、逆に激しく中を攪拌する。
「やっと、やっと…俺の、ものに…っ、エイセイっ」
「あぅぅ!ぅんっ、おッ……ヴァイ、ヴァイスぅ…っ!」
「たくさん、出してやる、からっ、ちゃんと後ろでっ飲め…!」
「ぐりぐりっしちゃ……めぇぇーーッ!」
グチュグチュ、ずちゅっ!グボッ!ぶちゅんといやらしい音を響かせて後孔を出し入れされ、最奥をぐりぐりこねくり回され、兎に角好き勝手に蹂躙されて。
早々に、限界が訪れた。
「ヴァイスっ、イくッッ!いっちゃ……っ」
「く、ぁ…っ、エイ、セイ……っ!!」
「あ、あっ、ぁあぁぁあああああ…ッッ!!」
ガクガク震えながら絶頂する俺の穴奥をビュルルル!とヴァイスの熱い精液が満たしていくのを感じ、
(もー無理。もぉ…限界………デス)
そのまま俺は意識を手放した。
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やっと念願叶って最後まで致せましたぁ!
おめでとう!二人とも!!(拍手)
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