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その5※
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いやぁ。
魔王様、ぱねぇっすわー。
…
………
…………とかなんとか巫山戯るだけの余裕があったら、どんなによかったことか。
兎にも角にもガクブルしながらも
「わ、わぁ~~お、ご立派」
などと茶化して恐ろしい緊張感からの脱出を試みたものの。
「そりゃあどうも、お褒めいただき光栄だ。
お礼と言ってはなんだがそのご立派なモンで精一杯おもてなしさせてもらおう」
「はははははそんな礼なんて要りませんよお気になさらずなんなら今すぐ僕をお家にリリースしてもらえればそれが一番のお礼になるんでs」
「遠慮すんなよ、同期だろ?」
「ひぃん」
大神は獲物(僕)を逃す気が全くないようだ。
大神の凶器と自身のモノを一緒にぎゅっと握り込まれ、情けない声が漏れる。
「さて。
うさぎの往生際が悪かったから中断してしまったが、続きだ。
俺も今夜は長く楽しみたいからな。
一度抜くからお前も一度イッとけ」
「ヤダヤダヤダなんで同期ってだけで5年間ほぼ付き合いもなかったやつにヌかれなけりゃならないんだ!!」
「そういう運命だったんだろ諦めろ」
「ふ、ん、んぅ…う、運命てっ!どんなふざけた運命だよ!?
うぅ…初恋すらまだだってのに…」
「………」
もう駄目だぁとゆるゆる扱かれる快楽と情けなさから泣き言を漏らしてしまったその時。
一瞬ピタリと大神が手の動きを止めた。
(?)
もしかしてやめてくれるのかな?
一瞬そんな期待が湧きあがったが…
「っなんで更にデカくしてんだよぉ…っ」
「…っそりゃあ、お前のせいだろ」
「なんでそうな…っ、ひぁ!んぁああ!!?」
なんだか更に硬く熱くなった大神の凶器と一緒に激しく擦られ、強い快感にもう声が止まらない。
双方ともに元より限界に近かったようでぐじゅ、ぬちゅっと互いの性器漏れ出た液体卑猥な効果音を浴室内に反響する。
「あぅんっ、ん、ん、ん、んぁ!いゃっ、でちゃ…っ出ちゃうからっっ」
「っは…っ、出せよ。ほら…っ、イけ…っ」
「んぁああぁああーー!!」
止めとばかりにぐりりと指先で先端を押し擦られ、視界が真っ白に染まった。
ぷしゅ、びゅるるる……
互いの性器から大量の白濁した液体が勢いよく噴き出し、
タイル調の床をぼたぼたと白く汚した。
※ ※ ※
はぁ…、はぁ…っと忙しなく呼吸を繰り返して脱力する僕を背後からぎゅう…と抱きしめた大神が、同じく呼吸を整えながらも僕の首筋やら肩にちゅ、ちゅとキスを落とす。
未だ達した衝撃から視界が定まらない僕に抵抗する気力はない。
(初めて性的に触られてイくのが同期の、しかも男…。
うぅ…せめてセクスィーな年上のお姉様に致されたかった)
恋もしたことがない奴がどの口で…と
他人に聞かれたら呆れられそうなおバカな愚痴を脳内で流しつつ。
全体重を背後の男に預けたままぼーっとしていたら、なにやら尻に違和感…いや、不穏なる動きが。
「?なにし…ひっ!?」
「なに…って、いやそりゃナニする準備一択だろが。
処女かつどうやら童貞くんらしいうさぎにそのまま突っ込めるわけねぇだろ」
お前のケツも俺のモンも死ぬぞ色んな意味で、などと宣いながら先ほどからぬるぬると尻穴の上を滑っていらっしゃる指の動き、今すぐ停止してくれませんかね!?
全力で叫びたいところだが、未だ息が整わないこの身が憎い…。
「っ!うぅ~~~…!」
ついには穴周辺を揉み込んでいた指が、謎のヌルつきと共に内部に侵入を開始しました。
ふざける余裕はあるんだな?って?
脳内でふざけてでもいないと状況を許容できないんだっつーの!!
「んぅぅ…気持ち、悪いぃぃ…。
なに指入れてっ…てかなに塗ってんだよぅ」
「ん?そりゃあ…さっき丁度よくお互いに大量に出したモン塗ってんだが。
ほら、いい加減諦めてちっとは楽しめよ」
「た、た、楽しめるわけ…あるかぁ…、っ!?」
「お。
…いいとこ、みっけ」
いつもはただの排泄器官であるそこを指でぬるぬると行き来されて不快感が先立っていたものの…。
色事に慣れているだろうこの男の手に掛かれば、あっという間に性感帯へと変化するらしい。
内部の一部を刺激された瞬間、不快感が一瞬で吹っ飛んで強い快感が脳を揺らした。
僕が分かりやすく反応したことに気を良くした大神は背後で低く笑うと、
それはもう楽しそうに指でそこばかりをぐりぐりと刺激し出した。
「ふやああぁ!?それっ!それ、やめっっ!?」
「ん、もっとな了解」
「んなこと、言ってな…んぁあ!!」
「言ってんだよ、身体が。
またしっかり勃ってんぞ、うさぎの。
くく…男の身体は正直で分かりやすいなぁ」
しょうがないから本番前最後の情けでもう一回イかせてやるよ
背後からペロリと耳たぶを舐められながら一等激しくそこを押され、穿られ。
一度奴の齎す快楽に負けた僕に抗う術はあろうはずもなく。
「ほぉら、うさぎちゃん。
上手にイってごらん?」
「っ、っ、ぁ、ぁあーーー…!!」
____________________________
____________________________
すみません…中々本番に突入しなくて(汗)
つ、次こそは!!
魔王様、ぱねぇっすわー。
…
………
…………とかなんとか巫山戯るだけの余裕があったら、どんなによかったことか。
兎にも角にもガクブルしながらも
「わ、わぁ~~お、ご立派」
などと茶化して恐ろしい緊張感からの脱出を試みたものの。
「そりゃあどうも、お褒めいただき光栄だ。
お礼と言ってはなんだがそのご立派なモンで精一杯おもてなしさせてもらおう」
「はははははそんな礼なんて要りませんよお気になさらずなんなら今すぐ僕をお家にリリースしてもらえればそれが一番のお礼になるんでs」
「遠慮すんなよ、同期だろ?」
「ひぃん」
大神は獲物(僕)を逃す気が全くないようだ。
大神の凶器と自身のモノを一緒にぎゅっと握り込まれ、情けない声が漏れる。
「さて。
うさぎの往生際が悪かったから中断してしまったが、続きだ。
俺も今夜は長く楽しみたいからな。
一度抜くからお前も一度イッとけ」
「ヤダヤダヤダなんで同期ってだけで5年間ほぼ付き合いもなかったやつにヌかれなけりゃならないんだ!!」
「そういう運命だったんだろ諦めろ」
「ふ、ん、んぅ…う、運命てっ!どんなふざけた運命だよ!?
うぅ…初恋すらまだだってのに…」
「………」
もう駄目だぁとゆるゆる扱かれる快楽と情けなさから泣き言を漏らしてしまったその時。
一瞬ピタリと大神が手の動きを止めた。
(?)
もしかしてやめてくれるのかな?
一瞬そんな期待が湧きあがったが…
「っなんで更にデカくしてんだよぉ…っ」
「…っそりゃあ、お前のせいだろ」
「なんでそうな…っ、ひぁ!んぁああ!!?」
なんだか更に硬く熱くなった大神の凶器と一緒に激しく擦られ、強い快感にもう声が止まらない。
双方ともに元より限界に近かったようでぐじゅ、ぬちゅっと互いの性器漏れ出た液体卑猥な効果音を浴室内に反響する。
「あぅんっ、ん、ん、ん、んぁ!いゃっ、でちゃ…っ出ちゃうからっっ」
「っは…っ、出せよ。ほら…っ、イけ…っ」
「んぁああぁああーー!!」
止めとばかりにぐりりと指先で先端を押し擦られ、視界が真っ白に染まった。
ぷしゅ、びゅるるる……
互いの性器から大量の白濁した液体が勢いよく噴き出し、
タイル調の床をぼたぼたと白く汚した。
※ ※ ※
はぁ…、はぁ…っと忙しなく呼吸を繰り返して脱力する僕を背後からぎゅう…と抱きしめた大神が、同じく呼吸を整えながらも僕の首筋やら肩にちゅ、ちゅとキスを落とす。
未だ達した衝撃から視界が定まらない僕に抵抗する気力はない。
(初めて性的に触られてイくのが同期の、しかも男…。
うぅ…せめてセクスィーな年上のお姉様に致されたかった)
恋もしたことがない奴がどの口で…と
他人に聞かれたら呆れられそうなおバカな愚痴を脳内で流しつつ。
全体重を背後の男に預けたままぼーっとしていたら、なにやら尻に違和感…いや、不穏なる動きが。
「?なにし…ひっ!?」
「なに…って、いやそりゃナニする準備一択だろが。
処女かつどうやら童貞くんらしいうさぎにそのまま突っ込めるわけねぇだろ」
お前のケツも俺のモンも死ぬぞ色んな意味で、などと宣いながら先ほどからぬるぬると尻穴の上を滑っていらっしゃる指の動き、今すぐ停止してくれませんかね!?
全力で叫びたいところだが、未だ息が整わないこの身が憎い…。
「っ!うぅ~~~…!」
ついには穴周辺を揉み込んでいた指が、謎のヌルつきと共に内部に侵入を開始しました。
ふざける余裕はあるんだな?って?
脳内でふざけてでもいないと状況を許容できないんだっつーの!!
「んぅぅ…気持ち、悪いぃぃ…。
なに指入れてっ…てかなに塗ってんだよぅ」
「ん?そりゃあ…さっき丁度よくお互いに大量に出したモン塗ってんだが。
ほら、いい加減諦めてちっとは楽しめよ」
「た、た、楽しめるわけ…あるかぁ…、っ!?」
「お。
…いいとこ、みっけ」
いつもはただの排泄器官であるそこを指でぬるぬると行き来されて不快感が先立っていたものの…。
色事に慣れているだろうこの男の手に掛かれば、あっという間に性感帯へと変化するらしい。
内部の一部を刺激された瞬間、不快感が一瞬で吹っ飛んで強い快感が脳を揺らした。
僕が分かりやすく反応したことに気を良くした大神は背後で低く笑うと、
それはもう楽しそうに指でそこばかりをぐりぐりと刺激し出した。
「ふやああぁ!?それっ!それ、やめっっ!?」
「ん、もっとな了解」
「んなこと、言ってな…んぁあ!!」
「言ってんだよ、身体が。
またしっかり勃ってんぞ、うさぎの。
くく…男の身体は正直で分かりやすいなぁ」
しょうがないから本番前最後の情けでもう一回イかせてやるよ
背後からペロリと耳たぶを舐められながら一等激しくそこを押され、穿られ。
一度奴の齎す快楽に負けた僕に抗う術はあろうはずもなく。
「ほぉら、うさぎちゃん。
上手にイってごらん?」
「っ、っ、ぁ、ぁあーーー…!!」
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すみません…中々本番に突入しなくて(汗)
つ、次こそは!!
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