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第5章 再訪
第4話 二人だけの…3 トウマ(攻め)視点
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二人だけのセックスと呼べる行為は、厳密には2回目かもしれない
だけど前回、ユウキのマンションへと押しかけた時の行為こそ
ただの性欲処理
ユウキが、ツキイチ会での僕たちの行為を表すために使った言葉、そのままだった
しかも前回のは、ユウキの性欲処理
よっぽどピアノの練習に集中していたのだろう
ヨシユキとも性欲処理もせずに過ごしていたらしく
ペニスを擦ったら、すぐに達して濃くドロドロとした精液を吐き出した
そりゃ、またおもらし姿が見たいなと思って、イカせたりはしたけど
セックスというより、とにかくユウキの性欲解消させなきゃ、と思ってたし…
だけど今回は違う
前回、気に入ったといっていたお店の松花堂弁当を満足気に食べ終えたユウキの顎を掴み
唇を合わせ、舌を差し入れた瞬間に漏れる甘い吐息に
この特別な時間が来ることを、ユウキも
ある種の覚悟を持って待っていたと確信した
────僕だけじゃないだろ?
口内を余すことなく蹂躙し、トロトロと誘いこむようなアナルを指で可愛がりながら
尿道に挿し込まれたプラグへと目をやる
はしたなく股を開き、されるがまま指で与えられる快楽で腰を振りながら
指じゃなくてチンポがいいなどと甘えながら
自身の出口を遮られたペニスも腰に合わせて揺らす
(もっと欲しがれよ…)
僕の腰を挟む足に力が込められる
まるで離さないとでも言うかのように────
(お前が求めるなら、すべてやるから…)
どちらの呼吸か分からないほど絡み合う荒い呼吸音を聞きながら
ペニスを擦るユウキの手の熱さを感じる
これは、二人だけのセックスだ
この狭い空間で二人きり
ずっと恐れていた、二人だけのセックス
(僕だけのものになれ…)
まるで僕を受け入れるために存在しているかのように蕩ける感触のアナルを
指でピストンし始めると、ユウキの腰が激しく揺れる
「ああッ……指…だめ…っ」
頬をつたる水滴は、汗なのか涙なのか
「お願いぃ…お前のチンポで……アナルのナカ、擦ってぇ…ッ!!」
水滴をペロリと舐めるとビクッと体を震わせ、とめどなく水滴を流す
掠れた声でおねだりする姿を上から眺めながら、アナルから指を抜き
上体を起こしユウキの太ももを掴むと、とろけきったまなざしで僕を見上げる
指先が喰い込むほど握って太ももを高く上げ、内腿をベロリと舐めていく
膝から下をバタつかせ快楽を逃がそうとしても、動かないように太ももを強く固定する
「うぁ…っ…ふっ…」
太ももをさらに高く持ち上げ、足の付け根まで抱え込み舐め回すと、プラグを太く咥えこんだペニスが力を増し
太ももを細かく痙攣させながら、吐息とも喘ぎとも言えない声を漏らし続ける
「やぁ…っ…!!!」
僕を求めるかのように、クパクパと収縮を繰り返す部分に吸い付き、わざと大きな音を立てて吸い上げると
いやらしい音をかき消すかのように悲鳴が上がる
アナルを舐めるなんて、ツキイチ会でもよくやる行為だ
「だめっ…欲しいぃ…はやくトウマのっ…」
(もっと…もっと欲しがれ…)
中に舌を挿し込み、ぐるりと舐め回す
「お願いだから…トウマのっ…アナルに欲しいッッ」
だけど前回、ユウキのマンションへと押しかけた時の行為こそ
ただの性欲処理
ユウキが、ツキイチ会での僕たちの行為を表すために使った言葉、そのままだった
しかも前回のは、ユウキの性欲処理
よっぽどピアノの練習に集中していたのだろう
ヨシユキとも性欲処理もせずに過ごしていたらしく
ペニスを擦ったら、すぐに達して濃くドロドロとした精液を吐き出した
そりゃ、またおもらし姿が見たいなと思って、イカせたりはしたけど
セックスというより、とにかくユウキの性欲解消させなきゃ、と思ってたし…
だけど今回は違う
前回、気に入ったといっていたお店の松花堂弁当を満足気に食べ終えたユウキの顎を掴み
唇を合わせ、舌を差し入れた瞬間に漏れる甘い吐息に
この特別な時間が来ることを、ユウキも
ある種の覚悟を持って待っていたと確信した
────僕だけじゃないだろ?
口内を余すことなく蹂躙し、トロトロと誘いこむようなアナルを指で可愛がりながら
尿道に挿し込まれたプラグへと目をやる
はしたなく股を開き、されるがまま指で与えられる快楽で腰を振りながら
指じゃなくてチンポがいいなどと甘えながら
自身の出口を遮られたペニスも腰に合わせて揺らす
(もっと欲しがれよ…)
僕の腰を挟む足に力が込められる
まるで離さないとでも言うかのように────
(お前が求めるなら、すべてやるから…)
どちらの呼吸か分からないほど絡み合う荒い呼吸音を聞きながら
ペニスを擦るユウキの手の熱さを感じる
これは、二人だけのセックスだ
この狭い空間で二人きり
ずっと恐れていた、二人だけのセックス
(僕だけのものになれ…)
まるで僕を受け入れるために存在しているかのように蕩ける感触のアナルを
指でピストンし始めると、ユウキの腰が激しく揺れる
「ああッ……指…だめ…っ」
頬をつたる水滴は、汗なのか涙なのか
「お願いぃ…お前のチンポで……アナルのナカ、擦ってぇ…ッ!!」
水滴をペロリと舐めるとビクッと体を震わせ、とめどなく水滴を流す
掠れた声でおねだりする姿を上から眺めながら、アナルから指を抜き
上体を起こしユウキの太ももを掴むと、とろけきったまなざしで僕を見上げる
指先が喰い込むほど握って太ももを高く上げ、内腿をベロリと舐めていく
膝から下をバタつかせ快楽を逃がそうとしても、動かないように太ももを強く固定する
「うぁ…っ…ふっ…」
太ももをさらに高く持ち上げ、足の付け根まで抱え込み舐め回すと、プラグを太く咥えこんだペニスが力を増し
太ももを細かく痙攣させながら、吐息とも喘ぎとも言えない声を漏らし続ける
「やぁ…っ…!!!」
僕を求めるかのように、クパクパと収縮を繰り返す部分に吸い付き、わざと大きな音を立てて吸い上げると
いやらしい音をかき消すかのように悲鳴が上がる
アナルを舐めるなんて、ツキイチ会でもよくやる行為だ
「だめっ…欲しいぃ…はやくトウマのっ…」
(もっと…もっと欲しがれ…)
中に舌を挿し込み、ぐるりと舐め回す
「お願いだから…トウマのっ…アナルに欲しいッッ」
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