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第3章 関係の変化

第19話 二人の夜2 ユウキ(受け)視点

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「あっ……ナカ…舐めちゃ…っ」

ベッドに四つん這いになると、尻を高く上げるように腰を掴まれ
シゲルの舌が俺のアナルを舐め回す

大学が終わった後、ヨシユキに叩かれた尻は思っていた以上に赤くなっていた
シゲルとセックスすることになるなんて、思ってもいなかったからこその行為だったけど
実際に自分の尻を鏡で見て、気が遠くなるくらいに感じてしまった

コンサートに行くために着たジャケット
ボタンを外され、足元にまとわりつくスラックス
太ももまで下げられたボクサーパンツ

腰を深く抱きしめられながら、他のオトコに叩かれて真っ赤になった尻を揉まれる

鏡ごしに見つめるシゲルの瞳に、欲情が見え隠れする

────まるで、トウマやヨシユキに犯されている時に目線を合わせている時と、同じ目だ

それに気付いたら、合わせている股間の部分が熱くなる
俺が熱くなっているのか、それともシゲルの…?

「ベッドに行こ?」
鏡越しにニコッと笑ったシゲルが、ボクサーパンツをもともとの位置に戻して
しゃがみこんで俺の足を片足ずつ上げさせてスラックスを取り去る

すぐ横にあるベッドに俺を座らせたと思ったら、残っていたシャンパンを飲んだ

「ナカ…っ」

シゲルが、こんなに積極的にアナルを舐めたことなんてあっただろうか…
俺が意識を失っている時にはあるのかもしれないけど

アナルを舐めるピチャピチャという音が、少しずつ遠くなっていく

「ユウキ、大丈夫?
だいぶ酔ってきた?」

「……ん?」

「アナルって、アルコール吸収しやすいんだって…
あのシャンパン6%だったし、舌に残っているアルコールしか入っていないはずなんだけど」

「……それでフワフワしているんだ…」

アルコールってアナルでも飲めるワケか…
淫乱な俺にぴったり
たしかにさっきより酔ってるかも…
舌が離れ、ぬめりを纏った指がアナルに入れられる
ローションかな…

「ユウキの顔見ながらがいいな…でもお尻痛い?」

四つん這いで尻を上げさせ、アナルを舐めるオトコが言うセリフだろうか
ふと笑いが出る

「真っ赤になった尻が好きなんじゃないの?」

「ん~~~数時間前にユウキが、
真っ赤になるほど尻を叩かれながら犯されて悦んだんだろうな~って思うと興奮する」

シーツに顔を埋めながら、笑いが止まらない

「……ヘンタイ」

「だから言ってるでしょ、ユウキより俺の方が変態なのかもって
酔ってセックスしたことある?」

俺の方が絶対に変態だとは思うけど、そうやって俺の心を癒そうとしてくれてるんだろう

「ない…どんな風になっちゃうんだろ…
すごいフワフワしてきたんだけど……」

「じゃあ俺の方に来て」

胡坐をかいたシゲルを膝立ちで跨ぐ

「俺の舐めながら、興奮したの?」

俺のアナルの下には、大きく勃起したシゲルのチンポ

「ユウキので包んでくれる?」

酔って視界もぼんやりしてきてるからかな
見上げてくるシゲルが可愛い
俺だって、欲しい
熱くて硬くなってるコレ…

「あ……」

シゲルの肩に片手を乗せ、シゲルのチンポを片手で持ち自身のアナルを沈めていく
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