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僕は今、目の前のアルファに恋をして、ツガイにしてくれ、なんて決死の愛の告白をしたわけだけど、、、びっくりしないで欲しい、僕たち出会ってまだ2日なんだよ。18年も生きてきて、たった2日でこれからの人生の伴侶を決めようってんだ、やけくそじゃないよ。
芸能人とかで、突然結婚する人いるよね、あれだよあれ、僕と昴には出会った瞬間にビビッと来たなんてドラマ性は無かったけれど、話してる内に怒涛の荒波に押し流された感じは正直否めないけど、ただ、何故だろうか、もうこいつ以上のアルファには出会えないんだろなって、直感はあるのよ。上手く説明できないけど、こんなインパクトあるヤツに出会ったの初めてで、なんかもう、これも本能の内なのか、解らないけど……昴のこと、大事にしたい、大事にしなきゃって心がバッタバタ騒ぐんだよ。どう考えても早すぎるよな。先輩への返事でさえ3日後まで焦らしたんだ、2日で告白とかどうかしてるって解ってる、解ってるけど昴の事、なんでかな、すごく好きになってるんだよ。僕って惚れやすいんだろうかね。でも、嘘ついたって意味ないじゃん、はっきり言うよ。
「僕は昴にツガイになって欲しい」
掴んでた昴の長い指が、きゅっと丸まって、僕の手を包み込みんで、少し癖っ毛の、ウェーブがかかった前髪がサラッて落ちて、昴は、僕を見詰めるためにうつ向く。身長差あるからね、昴は背が高いんだよ、僕からしたら昴はもはや壁だよ。目の前に胸だもんね。その胸に抱き込まれる、温かい。だから、お前は何でこんなに体温高いんだろね。昴は、僕を抱き締めて、ふふってまた独特の籠った笑いかたするんだ。
「嬉しい、飛羽と、ツガって永遠に一緒に居られるんだね」
「う、うん……永遠は、急に重い、まぁ」
「何でちょっと嫌そうなの?」
「いや、嫌じゃないけど、先の約束ってこえぇじゃん、どんなに約束してもさ、絶対守るヤツなんか」
「僕は絶対守るよ」
昴のこういう、きっぱりハッキリ言うとこ、たまんないな、くっそ、ゾワッとする。そういうとこ好きなんだよ。はは、本当は僕もハッキリ言いたいんだよ、絶対守るよって。約束って守らなきゃ意味ないじゃん。うん、、僕達は似てるのかも。
「僕も」
プルルルル、あぁ、良いところで昴の電話が鳴って。えーーっと、こういう場合、聞こえないふりをして、だな。あ、昴くん、出ようとしてるね。あは、おま、そういうとこやぞ!恋愛初心者めぇーー。大企業の受付じゃないんだから、3ベル以内に取らなくても良いと思うんだ。今、優先度高いのは僕じゃない?まぁ、反射神経良すぎてつい出ちゃったのかな?だとしたら、仕方あるまい。いいよ、待つよ。てか、その着信音、変えない?逆に悪目立ちするよね、こんなイケメンがその着信音は。固定電話ですら今は色んな音楽あるんだぞ。
昴は、パッとスマホを掴み受話器ボタンを押す。この間ホンの3秒くらいだね。スマホの中から女性の声が聞こえる。流石に聞いてはいけないかなと、離れようとしたら、あの、昴くん?なんで僕の腕をそんなガッチリ掴んでるのかな?は、離してくれないと聞こえちゃうんだけど。聞こえて大丈夫な内容?告白して両想いになっていきなり修羅場は勘弁なんだが。ねぇ、全然離してくれないよこの人。意外と力強いな。そういや、意識のない僕を部屋までどうやって連れてきたんだろ?お姫様抱っこだった?ヒーローアルファじゃん。僕の僕だけのヒーロー、頭のなかに好きな歌が流れる僕の着信音も変えようかな。
芸能人とかで、突然結婚する人いるよね、あれだよあれ、僕と昴には出会った瞬間にビビッと来たなんてドラマ性は無かったけれど、話してる内に怒涛の荒波に押し流された感じは正直否めないけど、ただ、何故だろうか、もうこいつ以上のアルファには出会えないんだろなって、直感はあるのよ。上手く説明できないけど、こんなインパクトあるヤツに出会ったの初めてで、なんかもう、これも本能の内なのか、解らないけど……昴のこと、大事にしたい、大事にしなきゃって心がバッタバタ騒ぐんだよ。どう考えても早すぎるよな。先輩への返事でさえ3日後まで焦らしたんだ、2日で告白とかどうかしてるって解ってる、解ってるけど昴の事、なんでかな、すごく好きになってるんだよ。僕って惚れやすいんだろうかね。でも、嘘ついたって意味ないじゃん、はっきり言うよ。
「僕は昴にツガイになって欲しい」
掴んでた昴の長い指が、きゅっと丸まって、僕の手を包み込みんで、少し癖っ毛の、ウェーブがかかった前髪がサラッて落ちて、昴は、僕を見詰めるためにうつ向く。身長差あるからね、昴は背が高いんだよ、僕からしたら昴はもはや壁だよ。目の前に胸だもんね。その胸に抱き込まれる、温かい。だから、お前は何でこんなに体温高いんだろね。昴は、僕を抱き締めて、ふふってまた独特の籠った笑いかたするんだ。
「嬉しい、飛羽と、ツガって永遠に一緒に居られるんだね」
「う、うん……永遠は、急に重い、まぁ」
「何でちょっと嫌そうなの?」
「いや、嫌じゃないけど、先の約束ってこえぇじゃん、どんなに約束してもさ、絶対守るヤツなんか」
「僕は絶対守るよ」
昴のこういう、きっぱりハッキリ言うとこ、たまんないな、くっそ、ゾワッとする。そういうとこ好きなんだよ。はは、本当は僕もハッキリ言いたいんだよ、絶対守るよって。約束って守らなきゃ意味ないじゃん。うん、、僕達は似てるのかも。
「僕も」
プルルルル、あぁ、良いところで昴の電話が鳴って。えーーっと、こういう場合、聞こえないふりをして、だな。あ、昴くん、出ようとしてるね。あは、おま、そういうとこやぞ!恋愛初心者めぇーー。大企業の受付じゃないんだから、3ベル以内に取らなくても良いと思うんだ。今、優先度高いのは僕じゃない?まぁ、反射神経良すぎてつい出ちゃったのかな?だとしたら、仕方あるまい。いいよ、待つよ。てか、その着信音、変えない?逆に悪目立ちするよね、こんなイケメンがその着信音は。固定電話ですら今は色んな音楽あるんだぞ。
昴は、パッとスマホを掴み受話器ボタンを押す。この間ホンの3秒くらいだね。スマホの中から女性の声が聞こえる。流石に聞いてはいけないかなと、離れようとしたら、あの、昴くん?なんで僕の腕をそんなガッチリ掴んでるのかな?は、離してくれないと聞こえちゃうんだけど。聞こえて大丈夫な内容?告白して両想いになっていきなり修羅場は勘弁なんだが。ねぇ、全然離してくれないよこの人。意外と力強いな。そういや、意識のない僕を部屋までどうやって連れてきたんだろ?お姫様抱っこだった?ヒーローアルファじゃん。僕の僕だけのヒーロー、頭のなかに好きな歌が流れる僕の着信音も変えようかな。
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