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はぁ、セントラルドグマってなんだっけ。さっき頭を使いすぎて、僕は昼食にせっかくオレンジジュースがでてきたのに、うつらうつらしてる。違うんだ、悩みをちゃんと聞きたいし何か解決の糸口を見つけたいって思うけど疲れすぎると考えが纏まらないせいで眠くなるよね。あぁ、セントラルドグマが気になりだして全然集中できないんだが。
「ウウッ、せんとらるどぐまぁ」
「え?なに?」
「せんとらるどぐまって、何だっけ?こないだテストに出たのにもう忘れた」
「セントラルドグマについて教科書のまま言うなら、1958年にフランシス・クリックが提唱した概念だよ、細菌から人まで、原核生物・真核生物の両方に共通する基本原理で」
「まって、もう解らん!!科学嫌いすぎる、てか、なんでそんなにスラスラと、え?何で知ってるの?」
「中学で習った、飛羽、化学じゃなくて生物だ」
「ん?は?中学?高校じゃなくて?あぁ生物だったけ」
「うん、ちょっと他の学校のことは解らないけど、うち中高一貫校だから、高校の単元も中学でやってしまうことがあるんだ、深堀してるだけだから」
「はーーーでたよ、でた、でました、私立中高一貫校組のハイスペックめ、僕たちが、三年かけてやることを、既に終わってるとか、どんだけだよ、頭いいヤツしかいないだろ、もーーすばるぅ、どうやったらそんな頭になれるの、ちょっと、お兄さんに、裏技教えてみ、なぁ、なぁ」
「裏技……ただ、やっただけだよ、裏技とかは無いよ、頭も別に良い訳じゃないよ」
「そのただやるのができねーんだよ、あーーー大学受かる気がしなくなってきた」
オレンジジュースを、無駄にストローでグンルグルンかき混ぜる。果肉がふわぁって浮いてきてるね、オレンジジュースって果肉入ってたっけ?めっちゃうまいなジュースすらも一流の味、国産オレンジだよきっと。
「飛羽、どこの大学へいくつもりなの?」
「へ?そりゃ、せんぱ……じゃなかった、あーー僕、先輩と同じとこに行くつもりだったから、やば、志望校変えなきゃか、はーーーめんどくさぃ」
そうだった、進路希望の紙に晴海先輩と同じ大学同じ学部書いてたよ、過去の僕のバカ。もはや将来なんか、解んないよ、今だって解らないのにさ、勉強好きじゃないし、スポーツの方が好きだけど全国行けるような実力はないし、そんなんじゃ、どこの大学も欲しいっていってくれないよね、そもそもオメガだし、オメガは受かりにくいってネットの掲示板に有るけど本当なのかな。
「飛羽が何処でもいいなら、うちの大学受けてみたらどうかな?あの、番推薦枠っていうのがあって、大学及び中高内部生の番は面接だけで合否判定してもらえるから、たぶん僕のツガイなら99%で受かる」
「何それ!!なんそれーー!!すごい!!そんなこと許されるのか、え、まって、番推薦枠?ツガイ?って、あの、えっと、僕と昴が?デスカ」
僕はハイテンションで喜んでしまったけど、まって、お前何をさらっと言ってるの。僕と昴が番になんてなれるわけないくない?野良猫と王族だよ?身分差あるよね、現代社会といえど。それに、ツガイなんて、そんな気軽に、、、あっ、なってたわ、気軽に晴海先輩とツガイになってたわ、だから、痛い目にあってこんな状況なんですけど、これからは、失敗をバネに慎重に生きようて思ってたとこなのよ、いま。それをだな、なんて綺麗な黒目で僕を見るんだ昴!!。
「僕のツガイになることを前提に付き合ってよ」
「んんんんっ!?ちょ、まて、すばる君」
「だって、付き合うって飛羽が言ったよね」
「言ったねぇ」
「だから、ツガイになって」
「ンンンンんっ??だから、そこ、極端でしょ、そして僕、ツガイ契約をまた結べるか解らないんだってば、ツガイ痕無理やり焼いちゃったから」
「アルファオメガに置いて、ツガイになると、お互いのフェロモンしか感じなくなるのが通説だよね、でも僕にはフェロモンが解らないから当てはまらない、だったら、飛羽がいいし、飛羽も大学受かるしここに住む理由もできる、、実際にツガイになったかどうかって判定は、本人達にしか解らない、他人に反応しない実感からツガイになったのだと判断するものだから、擬装はできる、僕の親はオメガと僕が暮らすデータが欲しい、だから飛羽がここに住むことをむしろ喜んでる、以上の観点から…僕たちはツガイになるのが、もしくはツガイのフリをするのが最適と」
「まてまて、情報量おおいわ!ちょ、親にデータ……取られるの?不穏すぎる」
また出てきた恐怖案件。お前の親はアレだよな、あの、有名な、映画とかに出てくる、マッドサイエンティスト。こえぇ。何をされちゃうんだよ。僕は心に虚無を感じつつ、この目の前の餌を食うべきか食わざるべきか、それが問題だ…と思ったtoeatornottoeatこないだハムレットの勉強したのよ、ああ、僕がハムレットの名言を変えて活用する時が来ようとは。はぁ、ハムレットどころか実際は実験用ハムスターだよね。
「ウウッ、せんとらるどぐまぁ」
「え?なに?」
「せんとらるどぐまって、何だっけ?こないだテストに出たのにもう忘れた」
「セントラルドグマについて教科書のまま言うなら、1958年にフランシス・クリックが提唱した概念だよ、細菌から人まで、原核生物・真核生物の両方に共通する基本原理で」
「まって、もう解らん!!科学嫌いすぎる、てか、なんでそんなにスラスラと、え?何で知ってるの?」
「中学で習った、飛羽、化学じゃなくて生物だ」
「ん?は?中学?高校じゃなくて?あぁ生物だったけ」
「うん、ちょっと他の学校のことは解らないけど、うち中高一貫校だから、高校の単元も中学でやってしまうことがあるんだ、深堀してるだけだから」
「はーーーでたよ、でた、でました、私立中高一貫校組のハイスペックめ、僕たちが、三年かけてやることを、既に終わってるとか、どんだけだよ、頭いいヤツしかいないだろ、もーーすばるぅ、どうやったらそんな頭になれるの、ちょっと、お兄さんに、裏技教えてみ、なぁ、なぁ」
「裏技……ただ、やっただけだよ、裏技とかは無いよ、頭も別に良い訳じゃないよ」
「そのただやるのができねーんだよ、あーーー大学受かる気がしなくなってきた」
オレンジジュースを、無駄にストローでグンルグルンかき混ぜる。果肉がふわぁって浮いてきてるね、オレンジジュースって果肉入ってたっけ?めっちゃうまいなジュースすらも一流の味、国産オレンジだよきっと。
「飛羽、どこの大学へいくつもりなの?」
「へ?そりゃ、せんぱ……じゃなかった、あーー僕、先輩と同じとこに行くつもりだったから、やば、志望校変えなきゃか、はーーーめんどくさぃ」
そうだった、進路希望の紙に晴海先輩と同じ大学同じ学部書いてたよ、過去の僕のバカ。もはや将来なんか、解んないよ、今だって解らないのにさ、勉強好きじゃないし、スポーツの方が好きだけど全国行けるような実力はないし、そんなんじゃ、どこの大学も欲しいっていってくれないよね、そもそもオメガだし、オメガは受かりにくいってネットの掲示板に有るけど本当なのかな。
「飛羽が何処でもいいなら、うちの大学受けてみたらどうかな?あの、番推薦枠っていうのがあって、大学及び中高内部生の番は面接だけで合否判定してもらえるから、たぶん僕のツガイなら99%で受かる」
「何それ!!なんそれーー!!すごい!!そんなこと許されるのか、え、まって、番推薦枠?ツガイ?って、あの、えっと、僕と昴が?デスカ」
僕はハイテンションで喜んでしまったけど、まって、お前何をさらっと言ってるの。僕と昴が番になんてなれるわけないくない?野良猫と王族だよ?身分差あるよね、現代社会といえど。それに、ツガイなんて、そんな気軽に、、、あっ、なってたわ、気軽に晴海先輩とツガイになってたわ、だから、痛い目にあってこんな状況なんですけど、これからは、失敗をバネに慎重に生きようて思ってたとこなのよ、いま。それをだな、なんて綺麗な黒目で僕を見るんだ昴!!。
「僕のツガイになることを前提に付き合ってよ」
「んんんんっ!?ちょ、まて、すばる君」
「だって、付き合うって飛羽が言ったよね」
「言ったねぇ」
「だから、ツガイになって」
「ンンンンんっ??だから、そこ、極端でしょ、そして僕、ツガイ契約をまた結べるか解らないんだってば、ツガイ痕無理やり焼いちゃったから」
「アルファオメガに置いて、ツガイになると、お互いのフェロモンしか感じなくなるのが通説だよね、でも僕にはフェロモンが解らないから当てはまらない、だったら、飛羽がいいし、飛羽も大学受かるしここに住む理由もできる、、実際にツガイになったかどうかって判定は、本人達にしか解らない、他人に反応しない実感からツガイになったのだと判断するものだから、擬装はできる、僕の親はオメガと僕が暮らすデータが欲しい、だから飛羽がここに住むことをむしろ喜んでる、以上の観点から…僕たちはツガイになるのが、もしくはツガイのフリをするのが最適と」
「まてまて、情報量おおいわ!ちょ、親にデータ……取られるの?不穏すぎる」
また出てきた恐怖案件。お前の親はアレだよな、あの、有名な、映画とかに出てくる、マッドサイエンティスト。こえぇ。何をされちゃうんだよ。僕は心に虚無を感じつつ、この目の前の餌を食うべきか食わざるべきか、それが問題だ…と思ったtoeatornottoeatこないだハムレットの勉強したのよ、ああ、僕がハムレットの名言を変えて活用する時が来ようとは。はぁ、ハムレットどころか実際は実験用ハムスターだよね。
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