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呪界団地編 シーズン2

6話

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神奈川県、相模湾の砂浜から道路をまたいだその場所に存在する「砂防団地」

海岸線ぞい、夏のこの時期は観光客やマリンスポーツする人が多くみられているが

砂防団地周辺は規制線が張られている、住民には工事現場から、不発弾が見つかったと
伝えているようだ。

ジレンマたちは規制線の外側のパーキングに車を止めた。

「あぁ、気持ちいですね、空は青いし潮風、海にきた!って感じです」

そんな観光気分の琴美とは対照的に風間はすでになんとも言えない感覚を感じていた。

「琴美、お前は車にいろ、俺とジレンマが1時間して戻らなかったら遥さんに連絡しろ、いいな」

「はい。。。」

規制線には黒服や警察官そして自衛隊までもが派遣されていた。

「あそこが指令所じゃないかな」
ジレンマが指さす先にテントがあり管轄しているような場所があった。

風間とジレンマはテントにむかう。

「相良さんですね、一条から伺っております」

若い20代半ばくらいの女性が話しかけてきた。

「初めまして、羽鳥穂香と申します」

羽鳥穂香 一条が派遣し生き残りの1人だった。

「遥さんからはもう一人いると聞いてましが、、、」

「今朝、蜘蛛膜下出血でなくなりました、、、」

羽鳥の話によると、団地5棟あるうちの4棟までは調べが終わり、残る一棟のところで
派遣隊が壊滅状態になったそうだ。

ということは元凶はその棟に違いないと羽鳥はいう。

「でその棟は?」

「バカ、そこの棟だよ」
風間が答える。

「さすがですね、まさにそこの目の前の棟になります。この棟は13階が最上階で左右の端に階段があり中央にエレベーターがあります。左右の幅は100mになります」

「飛び降りが起きたのはこの棟か」
風間が羽鳥に質問をする。

「はい、各棟でもあったので、絞り出すのに時間がかかってしまいました、そして格棟にあったものがあそこに保管されています。」

そう言って羽鳥は道路越しの松林を指さした。

「海?」

「移動させるのが危険なので砂浜に結界をはりその中に保管してます。」

「まずはそっちから見てみるか。見れるのか?」

「はい、ご案内します。」

3人は道路を横切り、砂浜の方に向かっていった。









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