50 / 96
廃村の鬼人編 シーズン1
32話 侵入者
しおりを挟む
「なんか聞こえる」
ジレンマが天井を見上げて耳を澄ます。
(パタパタパタパタパタパタ)
「京子さんのヘリだ、きっと。。相変わらずやる事が派手だな。村人がみんな起きちまうよ」
修羅が頭を抱える。
京子がヘリから飛び降りた。
「うりゃ‼️」
ヘリはゆっくりと着地して中からガクが降りてきた。
「宜しい!姉上からひと通り話は聞きました」
ガクは宜しい!は癖である。
「私が来たからには、ハイテク装備でサポートさせていただきます!」
心霊研究部部長であるガクはあらゆる科学装備を駆使してオカルトを探求し続けてるのである。
「てか、ヘリ近所迷惑だから。。」
修羅の冷めた一言
ガクはパイロットの元に駆け寄り耳打ちをすると、ヘリは大空へと飛び立っていった。
村人達がザワザワと外に出てきて騒ぎになりそうな雰囲気だ。
「まぁとにかく中に入って💦」
ジレンマが京子をガクを家に入れる。
ジレンマは京子とガクにここであった事や誠のあれそれを伝えた。
「ほれ見上げだ!」
(ポイっ)
京子が何かを投げた。
「あわわわ」
ジレンマが受け取ったものは、京子が持ち帰った鬼の面であった。
ジレンマは即座に修羅に渡す。
「えっ、なんで俺⁉️凛子が持つべきだろ」
修羅は凛子に手渡した。
「これ!雑に扱うでない‼️」
鬼塚が一喝する。
鬼の面を手に取った凛子。
ほんのり青白いオーラのようなものが体を縁取る。
足首からうねるように太ももそして脇腹へと
ベビの模様が浮き出てきた。
凛子は襟元から中を除く。
「胸のところに蛇の頭があります。。」
「どれどれ」
京子はシャツの裾を軽く上げ下から覗き込む。
「きゃーっ‼️」
「女に胸を見られて恥ずかしがるな、ボケ。ブラのせいで下からだと分かりずらいな💦」
「姉上。男性陣もいるのでそこらへんまでにしときましょうか💦」
ガクが助け舟をだす。
「凛子ちゃん、どんな感じ?」
ジレンマが凛子に聞く
「私の中にいた鬼は完全に除去されたような感じがします。違和感もイライラや頭痛もしない気がします。」
鬼塚が取り除く必要もなく自ら浄化してしまったようだ。
「ワシはもう年じゃ、それを扱うには年を取りすぎた、凛子お前がその力を授かるのじゃ。だがワシの時のように副作用が出なければ良いが。。」
その時であった。
ガタガタ、ドタドタ
扉が開き、何者かが突入してきた。
ガクの後ろに気配、そして喉元には鋭い刃が。。
ジレンマが天井を見上げて耳を澄ます。
(パタパタパタパタパタパタ)
「京子さんのヘリだ、きっと。。相変わらずやる事が派手だな。村人がみんな起きちまうよ」
修羅が頭を抱える。
京子がヘリから飛び降りた。
「うりゃ‼️」
ヘリはゆっくりと着地して中からガクが降りてきた。
「宜しい!姉上からひと通り話は聞きました」
ガクは宜しい!は癖である。
「私が来たからには、ハイテク装備でサポートさせていただきます!」
心霊研究部部長であるガクはあらゆる科学装備を駆使してオカルトを探求し続けてるのである。
「てか、ヘリ近所迷惑だから。。」
修羅の冷めた一言
ガクはパイロットの元に駆け寄り耳打ちをすると、ヘリは大空へと飛び立っていった。
村人達がザワザワと外に出てきて騒ぎになりそうな雰囲気だ。
「まぁとにかく中に入って💦」
ジレンマが京子をガクを家に入れる。
ジレンマは京子とガクにここであった事や誠のあれそれを伝えた。
「ほれ見上げだ!」
(ポイっ)
京子が何かを投げた。
「あわわわ」
ジレンマが受け取ったものは、京子が持ち帰った鬼の面であった。
ジレンマは即座に修羅に渡す。
「えっ、なんで俺⁉️凛子が持つべきだろ」
修羅は凛子に手渡した。
「これ!雑に扱うでない‼️」
鬼塚が一喝する。
鬼の面を手に取った凛子。
ほんのり青白いオーラのようなものが体を縁取る。
足首からうねるように太ももそして脇腹へと
ベビの模様が浮き出てきた。
凛子は襟元から中を除く。
「胸のところに蛇の頭があります。。」
「どれどれ」
京子はシャツの裾を軽く上げ下から覗き込む。
「きゃーっ‼️」
「女に胸を見られて恥ずかしがるな、ボケ。ブラのせいで下からだと分かりずらいな💦」
「姉上。男性陣もいるのでそこらへんまでにしときましょうか💦」
ガクが助け舟をだす。
「凛子ちゃん、どんな感じ?」
ジレンマが凛子に聞く
「私の中にいた鬼は完全に除去されたような感じがします。違和感もイライラや頭痛もしない気がします。」
鬼塚が取り除く必要もなく自ら浄化してしまったようだ。
「ワシはもう年じゃ、それを扱うには年を取りすぎた、凛子お前がその力を授かるのじゃ。だがワシの時のように副作用が出なければ良いが。。」
その時であった。
ガタガタ、ドタドタ
扉が開き、何者かが突入してきた。
ガクの後ろに気配、そして喉元には鋭い刃が。。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
これ友達から聞いた話なんだけど──
家紋武範
ホラー
オムニバスホラー短編集です。ゾッとする話、意味怖、人怖などの詰め合わせ。
読みやすいように千文字以下を目指しておりますが、たまに長いのがあるかもしれません。
(*^^*)
タイトルは雰囲気です。誰かから聞いた話ではありません。私の作ったフィクションとなってます。たまにファンタジーものや、中世ものもあります。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
Catastrophe
アタラクシア
ホラー
ある日世界は終わった――。
「俺が桃を助けるんだ。桃が幸せな世界を作るんだ。その世界にゾンビはいない。その世界には化け物はいない。――その世界にお前はいない」
アーチェリー部に所属しているただの高校生の「如月 楓夜」は自分の彼女である「蒼木 桃」を見つけるために終末世界を奔走する。
陸上自衛隊の父を持つ「山ノ井 花音」は
親友の「坂見 彩」と共に謎の少女を追って終末世界を探索する。
ミリタリーマニアの「三谷 直久」は同じくミリタリーマニアの「齋藤 和真」と共にバイオハザードが起こるのを近くで目の当たりにすることになる。
家族関係が上手くいっていない「浅井 理沙」は攫われた弟を助けるために終末世界を生き抜くことになる。
4つの物語がクロスオーバーする時、全ての真実は語られる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる