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廃村の鬼人編 シーズン1
31話 家紋
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数十年前 廃村で起きた鬼の面の事件。
当時青年だった。平田、平田の妻、鬼塚は
祭りの最中に禁足地に踏み入った。
そして鬼塚は傾いていた面を正す為に触れてしまい。
病に陥いた。そして神主から与えられた選択は病で命を落とすか、右腕を切り落とすかであった。
無論、右腕は落とされ、鬼の面と共に壺に入れられ、井戸に封印されたのであった。
鬼塚は話だした。
数日前に井戸から壺を引き上げ、面を禁足地に戻したと。
その時、失ったはずの左腕に蛇神の腕が生えその手で面を持った時に面の思いを感じた。
そして面の裏に刻まれていた家紋を発見した。
「家紋じゃと?」
平田が言葉を挟む
「あれは、うちの家紋、鬼塚家の家紋じゃった、これから話すことは、声とか言葉とかそういう単純なものでなく、お告げのようなものが頭に入ってきた」
鬼塚家は古くから蛇神の加護を受けている。
その蛇神様から意思を面から感じ取ったというのだ。
そもそもあの面は鬼塚家が鬼祓をする時の神具のひとつであった。
青年Cであった時は面との力の釣り合いが取れず体に異常がでたもので呪いではなかった。
「鬼塚家はこの地を守る聖者のような存在だったのに。。どこで変わってしまったのか、、」
肩を深く落とし鬼塚はそう呟いた。
「禁足地で面から流れていた、赤黒いのはなんじゃったんだ」
平田が問う。
「討伐した鬼の憎しみや、苦しみ、血や肉をあの面は、わしらの代わりに受ける、それを浄化していたのが聖なる泉の水じゃ」
「だとしたら凛子ちゃんに取り憑いた鬼はどこから。。。?」
ジレンマも疑問をなげる。
「おそらく、長い年月、このあたりの鬼や悪霊、妖をほったらかしにしていた、特にあの村は神も祀っていない、凛子に宿る鬼塚家の霊力に引き寄せられたのだろう。」
鬼塚が答える。
「神主は。。お前の腕を切り落とす必要がなかったと言うことか。。。」
平田さんがあの時を思い出し振り絞るように声にした。
「おじいちゃん、誠くんが危ない。。」
凛子が目覚めた。
「どういう事じゃ?」
「あの悪魔はあの廃村で力をつける気よ」
凛子は取り憑かれている時に悪魔の思考を感じたようだ。
「なんか聞こえる」
ジレンマが天井を見上げて耳を澄ます。
(パタパタパタパタパタパタ)
「京子さんのヘリだ、きっと。。相変わらずやる事が派手だな。村人がみんな起きちまうよ」
修羅が頭を抱える。
鬼塚家と面の因果関係が明らかになった。
誠と悪魔は廃村に向かったと予測される。
無事に悪魔を取り除き誠を救う事ができるのか。。。
当時青年だった。平田、平田の妻、鬼塚は
祭りの最中に禁足地に踏み入った。
そして鬼塚は傾いていた面を正す為に触れてしまい。
病に陥いた。そして神主から与えられた選択は病で命を落とすか、右腕を切り落とすかであった。
無論、右腕は落とされ、鬼の面と共に壺に入れられ、井戸に封印されたのであった。
鬼塚は話だした。
数日前に井戸から壺を引き上げ、面を禁足地に戻したと。
その時、失ったはずの左腕に蛇神の腕が生えその手で面を持った時に面の思いを感じた。
そして面の裏に刻まれていた家紋を発見した。
「家紋じゃと?」
平田が言葉を挟む
「あれは、うちの家紋、鬼塚家の家紋じゃった、これから話すことは、声とか言葉とかそういう単純なものでなく、お告げのようなものが頭に入ってきた」
鬼塚家は古くから蛇神の加護を受けている。
その蛇神様から意思を面から感じ取ったというのだ。
そもそもあの面は鬼塚家が鬼祓をする時の神具のひとつであった。
青年Cであった時は面との力の釣り合いが取れず体に異常がでたもので呪いではなかった。
「鬼塚家はこの地を守る聖者のような存在だったのに。。どこで変わってしまったのか、、」
肩を深く落とし鬼塚はそう呟いた。
「禁足地で面から流れていた、赤黒いのはなんじゃったんだ」
平田が問う。
「討伐した鬼の憎しみや、苦しみ、血や肉をあの面は、わしらの代わりに受ける、それを浄化していたのが聖なる泉の水じゃ」
「だとしたら凛子ちゃんに取り憑いた鬼はどこから。。。?」
ジレンマも疑問をなげる。
「おそらく、長い年月、このあたりの鬼や悪霊、妖をほったらかしにしていた、特にあの村は神も祀っていない、凛子に宿る鬼塚家の霊力に引き寄せられたのだろう。」
鬼塚が答える。
「神主は。。お前の腕を切り落とす必要がなかったと言うことか。。。」
平田さんがあの時を思い出し振り絞るように声にした。
「おじいちゃん、誠くんが危ない。。」
凛子が目覚めた。
「どういう事じゃ?」
「あの悪魔はあの廃村で力をつける気よ」
凛子は取り憑かれている時に悪魔の思考を感じたようだ。
「なんか聞こえる」
ジレンマが天井を見上げて耳を澄ます。
(パタパタパタパタパタパタ)
「京子さんのヘリだ、きっと。。相変わらずやる事が派手だな。村人がみんな起きちまうよ」
修羅が頭を抱える。
鬼塚家と面の因果関係が明らかになった。
誠と悪魔は廃村に向かったと予測される。
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