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廃村の鬼人編 シーズン1
26話 京子の足取り
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「秘密兵器 桐子姫人形‼️」
「ジレンマさんそれなんですか?」
ジレンマが誠に説明をする。
桐子姫人形
30センチくらいの魂のこもった日本人形であるが、着物を脱がし背中の木の蓋を外すと、念のこもった藁人形が入ってた。
とある心霊番組に取り上げられてた、日本人形。
髪が伸びたり、瞳の大きさ、おちょぼ口の開き具合が変化すると噂があった。
番組でCTスキャンした所、体に何かが押し込めてあり、確認した所、赤黒く変色した藁人形が内部に収められていた。
「ジレンマさんどういう秘密兵器なのですか?」
「桐子姫は特殊スキルがあって強い霊気やよからぬものが近づくと暖かかくなるんだよ」
「凛子さんを探すのに役立つんですか?」
ジレンマの話によると霊体とはエネルギー体なので冷たいモノという見解は間違っていて、本来は暖かいものなのだ。
桐子姫が暖かいくなればなるほどエネルギーを吸収してるという意味合いになる。
ジレンマはハイエースの後部座席で桐子姫を抱き抱えていた。
「あちぃ‼️」
ジレンマが突然悲鳴をあげる。
「桐子姫が燃えてますよ‼️」
誠はジレンマから桐子姫を奪い、ハイエースの車窓から外へ投げる。
運転席にいる修羅はそんな光景を冷たい眼差しでバックミラーから覗く。
「あぁー桐子姫が。。。」
道端で燃えたぎり遠ざかる桐子姫を悲しい眼差しでジレンマは目で追っていた。
桐子姫は相当なエネルギーを吸収してオーバーヒートしてしまった。
ということは、ここはもう、鬼のテリトリーなのかもしれない。
河口村に到着した深夜ということあり、ハイエースのエンジン音と虫の音以外、静けさに包まれている。
「どの辺から探しますか」
誠が小声でジレンマに問う。
「こんな時間だからな、平田さん誰か知り合いとかいないですか?」
ジレンマが平田さんに問う。
「会うのは気が引けるが古い友人がおる」
平田さんは意味深な回答する
「案内してくれますか?」
「うる覚えじゃがついてこい」
-修羅と別れて村に残った京子は-
「さてと禁足地とやらに向かうか」
京子はここの向くままに、村から離れた山の奥の方に歩く。
ポケットの中には修羅のスマホが。。
「井戸の中の動画を見た時にそのまま、ポケットにしまっちまった。まっいいか」
薄暗い森、禁足血である池が見えてきた。
「ここが禁足地か。」
京子は池中心に繋がる橋をわたる。
池中心部の社にはなんと鬼の面が祀られていた。
周囲には封印に使っていた壺が。
中には人の肩から下の人骨が入っていた。
京子は躊躇なく、面を手に取った。
「ジレンマさんそれなんですか?」
ジレンマが誠に説明をする。
桐子姫人形
30センチくらいの魂のこもった日本人形であるが、着物を脱がし背中の木の蓋を外すと、念のこもった藁人形が入ってた。
とある心霊番組に取り上げられてた、日本人形。
髪が伸びたり、瞳の大きさ、おちょぼ口の開き具合が変化すると噂があった。
番組でCTスキャンした所、体に何かが押し込めてあり、確認した所、赤黒く変色した藁人形が内部に収められていた。
「ジレンマさんどういう秘密兵器なのですか?」
「桐子姫は特殊スキルがあって強い霊気やよからぬものが近づくと暖かかくなるんだよ」
「凛子さんを探すのに役立つんですか?」
ジレンマの話によると霊体とはエネルギー体なので冷たいモノという見解は間違っていて、本来は暖かいものなのだ。
桐子姫が暖かいくなればなるほどエネルギーを吸収してるという意味合いになる。
ジレンマはハイエースの後部座席で桐子姫を抱き抱えていた。
「あちぃ‼️」
ジレンマが突然悲鳴をあげる。
「桐子姫が燃えてますよ‼️」
誠はジレンマから桐子姫を奪い、ハイエースの車窓から外へ投げる。
運転席にいる修羅はそんな光景を冷たい眼差しでバックミラーから覗く。
「あぁー桐子姫が。。。」
道端で燃えたぎり遠ざかる桐子姫を悲しい眼差しでジレンマは目で追っていた。
桐子姫は相当なエネルギーを吸収してオーバーヒートしてしまった。
ということは、ここはもう、鬼のテリトリーなのかもしれない。
河口村に到着した深夜ということあり、ハイエースのエンジン音と虫の音以外、静けさに包まれている。
「どの辺から探しますか」
誠が小声でジレンマに問う。
「こんな時間だからな、平田さん誰か知り合いとかいないですか?」
ジレンマが平田さんに問う。
「会うのは気が引けるが古い友人がおる」
平田さんは意味深な回答する
「案内してくれますか?」
「うる覚えじゃがついてこい」
-修羅と別れて村に残った京子は-
「さてと禁足地とやらに向かうか」
京子はここの向くままに、村から離れた山の奥の方に歩く。
ポケットの中には修羅のスマホが。。
「井戸の中の動画を見た時にそのまま、ポケットにしまっちまった。まっいいか」
薄暗い森、禁足血である池が見えてきた。
「ここが禁足地か。」
京子は池中心に繋がる橋をわたる。
池中心部の社にはなんと鬼の面が祀られていた。
周囲には封印に使っていた壺が。
中には人の肩から下の人骨が入っていた。
京子は躊躇なく、面を手に取った。
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