50 / 110
第2部 王都ファグネリア
第50話 レベルアップと商売繁盛
しおりを挟む
ネットスーパー『SAY YOU』の画面が光っている。
そこには『レベルアップ』の文字がー。
私は迷わずタップをしてみる。
すると『テレレレッテッテレー♫』の音と共に画面に項目が増える。
『レベルアップにより購入品目が増えました!!』
見てみると商品が増えており、カセットコンロと私の欲しかった時計もあった。
嬉しい~!!
でも出来ればレンジや照明器具も欲しかったけど電力が無いものね。
しかたがないわ~。
他にもないか後で調べてみましょう。
そう思いながら私は置時計と腕時計を購入した。
置時計は目覚まし機能、 温度計、湿度計付きで1,100円!!
腕時計はアナログ時計で955円。
あ~、結局、高額なものは無いー。
でもこの世界ではない物だからマシと思わないといけないかしら。
そんなことを考えていると、あっという間に夕食の忙しい時間帯がやって来た。
「おい、ワンコスペシャルをくれ!!」
「こっちはニャンコスペシャルだ!!」
ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、
ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、
ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、
いつもよりお客が多い?!
そして初めての顔の人が多い気がする。
「私はスペシャルピョン太で!!」
恥かしそうな顔をして兎族の女の人が注文を叫ぶ。
あれ?!スペシャルピョン太を頼むなんてー。
さっそく『春風の義賊』の人達が宣伝してくれたのかしら?
はい、ただいま!!
お待たせいたしました。
ワンコスペシャルですね、お待ちをー。
はあ、はあ、はあ、はあ、
ニャンコスペシャルですね。はい、ただいまー。
はあ、はあ、はあ、はあ、
お客さんが途切れない。
いつも用意していた木皿100枚ではもう足りない。
ネットスーパーで追加の木皿を購入する。
お~い、こっちにもワンコスペシャルをくれ!
お待ちをー。
俺はニャンコスペシャルだ!!
店の前には大勢の人達が群がっている。
こんなに人が並んでいたら、本通りならとても迷惑がられそうだわ。
よかった、この店は路地から1本入った場所にあって。
そして何人かは帰る時に厨房の奥に居るシルバーに手を合わせていく。
神社か?!参拝か?!
これは旨い!!
明日もまた来よう。
他の仲間にも宣伝しておくからね~。
いえ、もう十分です…。
宣伝しないで~。
追加した木皿がもう無い…。
また購入しないと…。
食器の返却台には山盛りの木皿が積み上げられていく…。
舐めていました。
こんなことになるなんて…。
明日はもっと木皿を用意しておかないと行けないかな…。
対象の種族の人が増えて、お客が増えたのは良いけどまさかこれほどとは…。
スズカは知らなかった。
王都の人口は約6万人。
その内、獣人は3割の1万8千人は居ると言うことを。
噂が噂を呼び店の近郊に住む獣人達は、『屋台の店シルバー』を訪れるようになっていく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつも応援頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進み更新は不定期となります。
そこには『レベルアップ』の文字がー。
私は迷わずタップをしてみる。
すると『テレレレッテッテレー♫』の音と共に画面に項目が増える。
『レベルアップにより購入品目が増えました!!』
見てみると商品が増えており、カセットコンロと私の欲しかった時計もあった。
嬉しい~!!
でも出来ればレンジや照明器具も欲しかったけど電力が無いものね。
しかたがないわ~。
他にもないか後で調べてみましょう。
そう思いながら私は置時計と腕時計を購入した。
置時計は目覚まし機能、 温度計、湿度計付きで1,100円!!
腕時計はアナログ時計で955円。
あ~、結局、高額なものは無いー。
でもこの世界ではない物だからマシと思わないといけないかしら。
そんなことを考えていると、あっという間に夕食の忙しい時間帯がやって来た。
「おい、ワンコスペシャルをくれ!!」
「こっちはニャンコスペシャルだ!!」
ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、
ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、
ワイワイ、ガヤガヤ、ワイワイ、ガヤガヤ、
いつもよりお客が多い?!
そして初めての顔の人が多い気がする。
「私はスペシャルピョン太で!!」
恥かしそうな顔をして兎族の女の人が注文を叫ぶ。
あれ?!スペシャルピョン太を頼むなんてー。
さっそく『春風の義賊』の人達が宣伝してくれたのかしら?
はい、ただいま!!
お待たせいたしました。
ワンコスペシャルですね、お待ちをー。
はあ、はあ、はあ、はあ、
ニャンコスペシャルですね。はい、ただいまー。
はあ、はあ、はあ、はあ、
お客さんが途切れない。
いつも用意していた木皿100枚ではもう足りない。
ネットスーパーで追加の木皿を購入する。
お~い、こっちにもワンコスペシャルをくれ!
お待ちをー。
俺はニャンコスペシャルだ!!
店の前には大勢の人達が群がっている。
こんなに人が並んでいたら、本通りならとても迷惑がられそうだわ。
よかった、この店は路地から1本入った場所にあって。
そして何人かは帰る時に厨房の奥に居るシルバーに手を合わせていく。
神社か?!参拝か?!
これは旨い!!
明日もまた来よう。
他の仲間にも宣伝しておくからね~。
いえ、もう十分です…。
宣伝しないで~。
追加した木皿がもう無い…。
また購入しないと…。
食器の返却台には山盛りの木皿が積み上げられていく…。
舐めていました。
こんなことになるなんて…。
明日はもっと木皿を用意しておかないと行けないかな…。
対象の種族の人が増えて、お客が増えたのは良いけどまさかこれほどとは…。
スズカは知らなかった。
王都の人口は約6万人。
その内、獣人は3割の1万8千人は居ると言うことを。
噂が噂を呼び店の近郊に住む獣人達は、『屋台の店シルバー』を訪れるようになっていく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつも応援頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進み更新は不定期となります。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
215
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる