38 / 254
第2章 生活の基盤
第38話 行く末
しおりを挟む
「エリアス君、そう言えば材料があれば『創生魔法』で何か作れるのよね」
「そうです、アリッサさん」
「ではバスターソードを作るのに、どのくらい時間がかかるのかしら?」
「作るものを知っていて材料があれば剣なら5秒くらいです」
「「 5秒?!! 」」
アリッサさんだけではなく、オルガさんも驚いている。
まあ、言ってないし。
「では1分あれば剣が12本作れるのか、凄いなエリアスは。今度は私の剣を作ってもらおうかな」
まあ、正確には1度創れば後はコピーすればいいので、10秒あれば10本くらい創れそうだけど。
オルガさんが剣の話で食いついてくる。
「そう思って武器屋のブルーノさんに聞いたら、ミスリルで剣1本作れるくらいの材料費だと200万くらいすると言われて…。アダマンタイト、オリハルコンになると倍の倍らしいですから」
「それなら私はエリアスと同じ、緋緋色金で剣を作ってほしいわ」
「えっ、でも緋緋色金は炎系の魔法向きの鉱物ですよ」
「そう。私は魔法が使えるけど炎系なんだ」
「でもオルガさんが使ったのを見たことが無いけど」
「それはそうだろうよ。だってエリアスと狩りをする時は、森の中が多いから」
「どういうことですか?」
「森の中で炎系魔法を使ったら火事になるだろう?」
「あぁ、そうか!だからバグベアの時も、魔法を使ってなかったんだ」
「そうさ。魔法を使えばバグベアなんて、大したことなかったのに」
「不便なんですね。でもそのおかげで俺は、オルガさんに出会えましたから」
「まぁ、そうだな」
「なに2人で顔を赤くしているのよ」
「あれ?アリッサさんは、やきもち焼きさんかな?」
「な、なにを言っているのよ、オルガさん」
「まあ、照れ屋さんでもある訳だ。あははは」
「それからオルガさん、もう材料が無いので資材を取りに行きたいのですが」
「また森の奥に行くのか?」
「えぇ、そうです」
「仕方ないな」
「どうしたの?」
アリッサさんが聞いてくる。
「今から資材を取りに行きますから、付いて来てくださいね」
そう言いながらストレージに、ワイルドボアを収納して俺達は走り出した。
俺達は森の奥に着いた。
「どうするの、こんなところに来て?」
アリッサさんが聞いてくる。
「まあ、見ててください」
俺はそう言うとストレージから、全長1.5m近く重量が20kgはある大剣、黒作大刀を出した。
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
剣を振ると風圧で地面の枯れ葉が舞う。
「な、なにその剣は?!エリアス君!」
「あはは!驚いたろうアリッサさん。あれはエリアス専用の剣さ」
「あんな大剣を片手で振るなんて!」
「私のバスタード・ソードより長くて重い剣だ。私でも持てないくらい重い」
「そんな剣を片手で?!」
「あぁ、獣人である私でも、持てない両手剣を片手で振るんだよ。凄いだろう?」
俺は森の中に入り黒作大刀に、風魔法を纏わせ切れ味を良くし木々を切っている。
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
剣を振る風圧の音の後から木が倒れストレージに収納して行く。
そして辺り一面余分な木々を倒し、やっと終わった。
「エリアス君はなにをやっていたの?」
アリッサさんがオルガさん聞く。
「あれは間引き、てやつみたいだ」
「間引き?」
「なんでも木々が密集して混みあったままにして置くと、木々の成長が悪く太陽光が差し込まず土地が痩せるんだそうだ。だから間引きを兼ねて屋敷などに使う、木材を調達しているんだって」
「そんな考えがあるなんて。いったいエリアス君は、どこでそんなことを…」
「な、エリアスて面白いだろう?一緒にいると飽きないぞ」
「今度は岩山に行きましょう。鉱物があるといいですね」
「そうだな」
俺達は山の奥の岩山に着いた。
「では、始めます!」
エリアスは、突然言った。
いったいこんなところで何をやるの?
するとその時だった。
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
甲高い金属音がしたかと思うと、目の前の一角の岩山が四角く消えた。
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
その金属音が何度かした後には、岩山が大きく切り取られた様に無くなっていた。
この能力はなに?
これを使えば山と山に阻まれた町でも、山の間を切取りながら進めば道を開通させることが出来る。
遠回りをしなくても良くなる。
そしてこれを戦いに使えば…。
目の前の物は、全て切り取られた様に無くなるのかしら?
これは凄い能力だわ。
そして怖い能力…。
「さあ、そろそろ帰りますか」
エリアス君がそう言うので、顔を上げると今まであった岩山が無くなっていた。
文字通り山の向こう側が見えるくらいに。
「ちょっと取りすぎたかな?」
エリアス君が、おどけた顔で言う。
ちょっと?
地形が変わることが、ちょっとなの?
彼は危険だわ…。
誰かが側に居て導いてあげないと。
暴走したら世界を壊すくらいの能力を持っている…。
そんな事を考えながら、私達は帰りがけに果物を採った。
ブルーベリー、ボイセンベリー、イチジク、ビワなどだ。
そしてエリンギやシメジ、キノコ類もたくさん採った。
そして帰り道は私の目がおかしくなったのか、と思うようなことばかりだった。
ビッグベアが現れる!
エリアス君が進んで行き、左手を盾にしてビッグベアを足止めする。
その隙に横からオルガさんが、首を一刀両断!
シルバーウルフが5匹現れた。
エリアス君が大剣を引き抜き、振り回して叩き倒す。
そう剣技も無く、ただあるのは剣の重さと力で叩き切るのみ。
そしてキラービーが…。
キラーアントが…。
センチピードが…。
大型魔物が現れると、エリアス君が盾になり足止めしオルガさんが倒す。
複数になるとエリアス君とオルガさんで各個撃破した。
しかもお互いに魔法扱わず、剣で倒している。
それにしてもエリアス君の場合は変だ。
剣はまるで素人だ。
ただ驚く事に重い大剣を軽々と振り、剣の重さと丈夫さだけで魔物を倒していく。
獣人であるオルガさん以上の動き方だ。
本当に人だろうか?
これに魔法が加われば、どれほどの者になるのだろうか?
見てみたい。
彼の行く末を、これからもずっと。
そう言えば結局、ワイルドボアをどうやって足止めしたのか聞けなかった。
そして森の中にいる間中、エリアス君の周りには魔力が溢れていた。
いいえ、まるで魔力が集まっているようだった。
「そうです、アリッサさん」
「ではバスターソードを作るのに、どのくらい時間がかかるのかしら?」
「作るものを知っていて材料があれば剣なら5秒くらいです」
「「 5秒?!! 」」
アリッサさんだけではなく、オルガさんも驚いている。
まあ、言ってないし。
「では1分あれば剣が12本作れるのか、凄いなエリアスは。今度は私の剣を作ってもらおうかな」
まあ、正確には1度創れば後はコピーすればいいので、10秒あれば10本くらい創れそうだけど。
オルガさんが剣の話で食いついてくる。
「そう思って武器屋のブルーノさんに聞いたら、ミスリルで剣1本作れるくらいの材料費だと200万くらいすると言われて…。アダマンタイト、オリハルコンになると倍の倍らしいですから」
「それなら私はエリアスと同じ、緋緋色金で剣を作ってほしいわ」
「えっ、でも緋緋色金は炎系の魔法向きの鉱物ですよ」
「そう。私は魔法が使えるけど炎系なんだ」
「でもオルガさんが使ったのを見たことが無いけど」
「それはそうだろうよ。だってエリアスと狩りをする時は、森の中が多いから」
「どういうことですか?」
「森の中で炎系魔法を使ったら火事になるだろう?」
「あぁ、そうか!だからバグベアの時も、魔法を使ってなかったんだ」
「そうさ。魔法を使えばバグベアなんて、大したことなかったのに」
「不便なんですね。でもそのおかげで俺は、オルガさんに出会えましたから」
「まぁ、そうだな」
「なに2人で顔を赤くしているのよ」
「あれ?アリッサさんは、やきもち焼きさんかな?」
「な、なにを言っているのよ、オルガさん」
「まあ、照れ屋さんでもある訳だ。あははは」
「それからオルガさん、もう材料が無いので資材を取りに行きたいのですが」
「また森の奥に行くのか?」
「えぇ、そうです」
「仕方ないな」
「どうしたの?」
アリッサさんが聞いてくる。
「今から資材を取りに行きますから、付いて来てくださいね」
そう言いながらストレージに、ワイルドボアを収納して俺達は走り出した。
俺達は森の奥に着いた。
「どうするの、こんなところに来て?」
アリッサさんが聞いてくる。
「まあ、見ててください」
俺はそう言うとストレージから、全長1.5m近く重量が20kgはある大剣、黒作大刀を出した。
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
剣を振ると風圧で地面の枯れ葉が舞う。
「な、なにその剣は?!エリアス君!」
「あはは!驚いたろうアリッサさん。あれはエリアス専用の剣さ」
「あんな大剣を片手で振るなんて!」
「私のバスタード・ソードより長くて重い剣だ。私でも持てないくらい重い」
「そんな剣を片手で?!」
「あぁ、獣人である私でも、持てない両手剣を片手で振るんだよ。凄いだろう?」
俺は森の中に入り黒作大刀に、風魔法を纏わせ切れ味を良くし木々を切っている。
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 ブゥ~~ン!! 〉〉〉
剣を振る風圧の音の後から木が倒れストレージに収納して行く。
そして辺り一面余分な木々を倒し、やっと終わった。
「エリアス君はなにをやっていたの?」
アリッサさんがオルガさん聞く。
「あれは間引き、てやつみたいだ」
「間引き?」
「なんでも木々が密集して混みあったままにして置くと、木々の成長が悪く太陽光が差し込まず土地が痩せるんだそうだ。だから間引きを兼ねて屋敷などに使う、木材を調達しているんだって」
「そんな考えがあるなんて。いったいエリアス君は、どこでそんなことを…」
「な、エリアスて面白いだろう?一緒にいると飽きないぞ」
「今度は岩山に行きましょう。鉱物があるといいですね」
「そうだな」
俺達は山の奥の岩山に着いた。
「では、始めます!」
エリアスは、突然言った。
いったいこんなところで何をやるの?
するとその時だった。
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
甲高い金属音がしたかと思うと、目の前の一角の岩山が四角く消えた。
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉〈〈〈 キィ~~ン!! 〉〉〉
その金属音が何度かした後には、岩山が大きく切り取られた様に無くなっていた。
この能力はなに?
これを使えば山と山に阻まれた町でも、山の間を切取りながら進めば道を開通させることが出来る。
遠回りをしなくても良くなる。
そしてこれを戦いに使えば…。
目の前の物は、全て切り取られた様に無くなるのかしら?
これは凄い能力だわ。
そして怖い能力…。
「さあ、そろそろ帰りますか」
エリアス君がそう言うので、顔を上げると今まであった岩山が無くなっていた。
文字通り山の向こう側が見えるくらいに。
「ちょっと取りすぎたかな?」
エリアス君が、おどけた顔で言う。
ちょっと?
地形が変わることが、ちょっとなの?
彼は危険だわ…。
誰かが側に居て導いてあげないと。
暴走したら世界を壊すくらいの能力を持っている…。
そんな事を考えながら、私達は帰りがけに果物を採った。
ブルーベリー、ボイセンベリー、イチジク、ビワなどだ。
そしてエリンギやシメジ、キノコ類もたくさん採った。
そして帰り道は私の目がおかしくなったのか、と思うようなことばかりだった。
ビッグベアが現れる!
エリアス君が進んで行き、左手を盾にしてビッグベアを足止めする。
その隙に横からオルガさんが、首を一刀両断!
シルバーウルフが5匹現れた。
エリアス君が大剣を引き抜き、振り回して叩き倒す。
そう剣技も無く、ただあるのは剣の重さと力で叩き切るのみ。
そしてキラービーが…。
キラーアントが…。
センチピードが…。
大型魔物が現れると、エリアス君が盾になり足止めしオルガさんが倒す。
複数になるとエリアス君とオルガさんで各個撃破した。
しかもお互いに魔法扱わず、剣で倒している。
それにしてもエリアス君の場合は変だ。
剣はまるで素人だ。
ただ驚く事に重い大剣を軽々と振り、剣の重さと丈夫さだけで魔物を倒していく。
獣人であるオルガさん以上の動き方だ。
本当に人だろうか?
これに魔法が加われば、どれほどの者になるのだろうか?
見てみたい。
彼の行く末を、これからもずっと。
そう言えば結局、ワイルドボアをどうやって足止めしたのか聞けなかった。
そして森の中にいる間中、エリアス君の周りには魔力が溢れていた。
いいえ、まるで魔力が集まっているようだった。
18
お気に入りに追加
331
あなたにおすすめの小説
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる