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第二章 15歳、学術学院魅惑のイッチ年生時代
【舞台裏の文化】 人知れぬ「齢の差」と責任問題
しおりを挟むレオくんは激怒した。
訳から述べれば、こんな日こそくっついて構って欲しいのに、『放置』されたからである。
……然も目の当たりにする人によっては嫌悪でしかない、この様などぎつい状態で。
「フーッ♡ フーッ♡ フーッ♡ んんぁっ♡♡」
完全に脱がさない代わりに、今宵も恥部だけ晒される。
M字開脚された脚の横に手首を縛り付けられた+『目隠し』+『バイブ』+『エネマグラ』というフルコース、もはや事件ですねとしか思えない大惨事である。
そんな淫妖極まる情景、せめてもの抵抗として歯を食いしばり、レオくんは激怒した。
……そして無論、更なる高みに登らんと、発情もしていた。
———腹が減ったなら、自分を喰らえばいいだけの話なのに。
(こんなの……っ♡♡)
相変わらず、妙なところで人道(※個人調べ)を持ち出してくる。
嫁の深層心理が、心底理解できない。
(いつか絶対、覚えていろよ……)
呼吸すら儘ららない性感に犯されながら、ふうふう息を乱し。アヘアへしながらも、惨たらしい嫁への不満を積もらせる。
必ず、かの天真爛漫でありながら邪智(ばかり働く)暴虐の嫁を次こそ、孕ませてやらねばならぬと決意した。
確かに『天なる才』の一言で纏めて仕舞えば、そこまでの話となる。
が……生粋な現地民であるレオくんに、(俗にいう転生者枠である)嫁の思考回路がわからぬ。
だからこそ、何故あのちまいのが自分のぱおんに気持ちよくされるのを嫌がるのか? レオくんは、まるで分らぬのである。
("普通"なら……)
だのに。ほんと分からない。
我が嫁の事ながら、そこばかり流石の旦那様であろうと、理解及ばぬのである。
それも、
『レオくんの……は好きだけど、でもお互いの歳がねぇ……』
……これまでもコトある毎、あのちまいのは歳、齢、特に私の……お互いのトシと出してくるが。たかが三年の差になぜそこまで頑なになるのか。
いくらここ近年緩和されてきたとは言え、成人ほやほやの女子が嫁ぎ先の子を孕むのは、何ら可笑しくない時代であるにも関わらず。
『時代や法が許しても、私が耐えられない。然も"この歳"での、ね? 学生妊娠は一寸……』
一体何故……(੭ ᐕ))??
今夜もこうして俺の尻には迷いなく『玩具』を突っ込むのに、何故俺の先っちょすら入れさせてくれないのかしら?
……人権の匙を投げだした格好で、あんあん気持ちよくなりながらも、レオくんの心は嫁への苦情で一杯だった。
大事なことなので、何度も繰り返す。
いつの世であろうと、デカイぱおんは強い雄、強い子種を出せる証———気持ちよくなれる象徴みたいなモノ。
だのに……。
『あ、あらまぁ……』
随分ご立派なぱおんで。
頬を染めるどころか、これはムリだ……とコトある毎、さり気なく後退する。
そんな乙女の心理を、メスになれるも失う膜がないレオくんは、本当に分からなかった。
……それこそ、昔から。
『オフィーリア、好き』
『はいはい』
『オフィーリア、大好き』
『知ってる』
『オフィーリア、愛してる』
『…………』
『だから、けっ……』
『フィーちゃん~ちょっとこっち来て~』
『あ、お兄様! はぁい』
『…………』
邪魔者、邪魔になり兼ねない者に対し、人一倍に敏感である旦那面、レオくん。
それが、本能からなのか、嫁相手だからなのかは分からないけれど…。
とにかく、数年に渡る乙女ゲームのヒロインばりの頑張りを見せつけ。不屈の心で度重なる好感度イベント、雌猫イベントを乗り越えたが末、ようやく認められた(?)。
始まりの茶会で相見えるや、身も世もなく胸を越え尻を越え、おっぱいを差し出し尻も差し出し……今も。
「あっあああ♡ ううぅ、う、ぁ……♡♡」
こうして、『開発』され続けている。
もうDom/Subを抜きにしたところで、"真っ当な"お宅へお嫁にも、お婿にもいけませんの体にされたのに。
「オフィーリア…おふぃーりああ……♡♡」
あんの、ちまいのときたら……。
いくら同意の延長線上ではあれ、腹に熱を溜めても解放されない感覚は、地獄の沙汰だった。
こんな四肢の自由を奪われている最中での相手不在、決定打のない刺激は、ただただSubの体を悶絶させるだけ。文字通り、腸が煮え繰り返らんばかりの思いとなる。
到底筆舌に乗せられない快楽と悶えに、レオくんは激怒しつつ、今宵も藻搔き苦しんでいた。
『あの"下らん法"のせいで何故、俺の娘が……だから、今回の婚約は止むを得ず、致し方ないゆえの選択だと思え』
お前の代わりなぞ、いくらでもいるのだから。
『それを肝に命じて、コトに当たれ』
でなければ———分 か っ て い る な (੭ ᐕ))??
「オフィーリア…おふぃーりあ…ぁああ~~~~~♡♡」
走馬灯かのように流れる記憶に、早く戻ってきてと相手の名を呼び、唇を噛み締めるしかできない。
性だけでなく生すら握られている感覚に、自然と心がぎゅうぎゅう締まる。
当たって砕け続けろという固く高尚な志で、何度も妻問う。父の力まで借りて、推し進めたのが功を奏すも。
……旦那としての安心を一向に得られない。
『マァ、"このような身分"ですし、いつかは来ると思っていましたが。私、レオくんと結婚するの。ですか?』
『……………………………そうだ』
『なるほど。分かりました』
出会い頭から何事であろうと合理、効率からクローズアップする、嫁の理解の良さが余りに憎たらしい。
一言で粗方全てを察すとは、まさにこのこと。
(だが。いくら何でも……)
この手の話に「なるほど」はどうかと。
もっとなんか、
ほら、
……その喜怒哀楽が相手に伝わる、別のリアクションをくれたっていいじゃないか、と思う。
旦那側の言い分からすれば、そんな経緯も相まって。いずれ邪魔に入れる者が格段に減るから……此処、都の"郊外"に自分名義の邸宅を構えた口だ。
両家の父も、母も無い。可愛くも、時折り誰よりも憎くなるお邪魔虫も無い。
ようやく成人した、十五の嫁との同棲なのだ。
……確かに例のメイドや中央、領地に構える両邸から選ばれた使用人がわんさかいるものの、そればかりは仕方ない。
これでも嫁婿お互い高位に属するお貴族様なので……。
『余りもの空腹。人間、空腹になればなるほど、ナニをしでかすか分からない。このままでは人道あるまじき……もう我慢なりません』
『へぁ……♡?』
お貴族様……。
『なので。レオくんは優秀だから、きっと一人でも大丈夫。少し厨房に忍び入って参ります……』
『~~~~~ッ♡♡!!?!』
のはずである……。
「あっ♡ あっ♡ あ""あ"あああぁあ……♡♡!!」
とりまこうして冒頭に至る、突如の『放置プレイ』に、レオくんは激怒した。
嫁としても、人としても鬼畜のそれ、最低な行為である。
こんなにも出来上がったご馳走を前に、あろうことか。
(あのアマ……)
もう俺のことキライとしか思えない……嫁が離れゆく風向きに、快楽に溺れるも、旦那は激怒。
———ナニより、そんな激怒ゆえのイライラすらも全て、性的なイライラに変換されていくSubの性。自身の体に、レオくんは……。
「も、もどかしい、中もちくびも、もどっ……♡ ~~~~~♡♡」
今宵の放置から何度も、何度も、今この時も甘イキした。
出すべき精を吐き出せずとも、更なる寵を得ようと きゅんきゅん♡ 泣き喚く己が腸壁、いわゆる下のお口がさしこまれた無機物をしゃぶり、媚びている。
……おちんちんとは訳が違う、その中からダイレクトに伝わる刺激に、縛られてロクに動かせない。レオくんの胸部が張り、腰が極限までしなる。
『ナニ事も柔軟であるほど怪我しにくい、基礎、基盤が大事。"初心者向け"だから……』
決して太いワケでもない、自我を持っているワケでもないのに、絶妙な凹凸と質量を誇る『エネマグラ』を前立腺諸とも締め付け、全身ガクガク痙攣させる。
従来の性に加え、数年に渡りどこぞの某に『開拓』された、カッコイイ男の子の体は、個人賞は取れるが、どこに出しても恥ずかしいメスと化していた。
それこそ、どんどん支離滅裂になっていく思考の最中であろうと……。
(こ、こんなにも気持ちいいのにぃ♡ なんで、なんで気持ちくイケないのぉ……♡♡!!)
たかがこの程度の刺激、然も当人の不在ともなれば、もう到底心ゆくまで男の子射精できない。
そんな体にされちまったレオくんは、乳首ブルブルされながら、ナカズボズボ嬲られたい。とナカを締めながら、指を咥える思いをする。
煙る欲に気が狂うまで前立腺を嬲って、腹にたまった熱を「あの子ので」掻き出されたい———のだと。
(そもそも変態相手にオシオキが成り立つかすら疑問。どうやら今夜も喜ばせただけみたい……)
つまり耐えの限界、良かれと思って仕置きする。
そんなPの予想を超えるドスケベで進化、前回のワカラセで『媚薬』を注がれたせいなのか、あの人外的な快感が忘れられぬ、Subの体はことさら仕上がっていた。
色んな意味で策士策に溺れ倒して、良からぬ数値の爆上がり、レベルUPしていた件について。
(いく♡ いくっ♡ 独りじゃ寂しいなのに、いきます♡ 視界を奪われて、縛られてぇ♡ なっさけないおちんちんから白いの垂れ流しながら、無様すぎる腰ふり♡ たかが『玩具』に大喜びしてる乳首、無機物を締め付けて善がるぐずぐず男の子おまんこでっ♡♡)
恥ずかしいのが、気持ちよくなる。
……何より嫁の(前世から、本人すら分からぬ時に時空すらブチ抜いた)業が深すぎる。
「美味しくなぁれ、美味しく……セイッ!」
深夜、そして誰も見ていないのを良いことに。
今頃サイコロステーキを転がしながら、インドにいそうな屋台のオジサンみたくナンを量産している、野生の異世界枠が、可愛い我が身の次に恐れていた事態が"舞台裏"で起きていた……。
『一人で盛り上がれてからこそ、一人前のオタ……いえ、巨匠!』
ですので。
誰もいない空間で善がり狂う興奮と、こんな自分を何時見られるか分からない緊張とが混ざり合い、羞恥の『芸術点』なるものが、格好の良いメス男子の腹中に溜まっていく。
『あの副会長、実は妹が今度の茶会に…』
『あの副会長、実は母が今度のサロンに…』
『あの副会長、実は父が今度の舞踏会で…』
『———ということだから、クリシス副会長。父上も母上もリア……公女に、個人的に会ってみたい、と』
だから、彼女の体調が整ったら、謁k……。
「…もう、やだぁ♡ おちんちん欲しい♡ 熱いおちんちんでズボズボされたいっ♡ こんな『初心者向け』でイクイクするのやだ♡ 熱いのでナカまでイジメて、染められたい、俺だけ、僕だけのっ♡ ぶっといちんぽがいい……っ♡♡」
この日の自分が誰に腹を立てていたか心底どうでもよくなるほど、快楽に混濁する、レオくんの思考は色欲一緒くたに染まり……こう暫くして。
IQを惜しくも亡くした頭が、望むは最も純粋な欲求。結局のとこ、一つだけだった。
(オフィーリアに愛されている証、俺のDomとの結晶が欲しいぃ……♡♡)
この前媚薬を注がれた際目の当たりにしたあの太いので、奥からきっついアクメきめたいのに。こんなのではもっと切なくなるだけ。
なのに……ッ♡♡
「んんんんんん""ん"~~~~~♡♡!!」
(少なくとも今はマジで)ないチン…を切望するように中を ぎゅうぎゅう♡ きゅんきゅん♡♡ 締め上げ。
下腹部を前に突き出して、悪趣味にも程がある。美男子あるまじきすけべ全開、開かされた股をかくかくさせながら、レオくんは天国と地獄を同時に見て仕舞う。
「はっ♡ はっ♡ はあぁあああ……♡ あ、あ""ぁ"~~~~~ッ♡♡」
縛られた手足では、人から盛られた『玩具』を取り払うことすらできない。
なので自分が気を飛ばし、意識をなくすか。どこぞの
(インドのオジサンが作ったカレーが恋しい、こちらに飛ばされはや15年ちょいだけれど、未だあの味が忘れられないのマジぴえん越えてぱおん、切ない……)
誰かが戻るまで、耐える他ないのである。
(ッ~~~~~♡♡)
先ほどまであんなにイケなかったのに、一度山を越えたが最後、声にならない連続絶頂を噛み殺しながら、レオくんは目隠しを更に濡らす。
そのべったりとした気持ち悪さすら、Subとしての興奮スパイスとなり、情欲と負の螺旋に嵌っていた。
その数分後。
最初の数回こそ雌を孕ませる勢いの射精も、次第に弱まり、今や心もとない ぷしぷし♡ まるでお漏らししている様なあり様。
僕、カッコイイ雄なのに、締まりのなってないぞうさんの蛇口から、しとど竿を濡らし、流れ落ちていく感覚も———堪らない。
例え子を成す腹に入らずとも、性感が溜まり過ぎている極悪ぱおんにとって最高にもどかしく、甘美な刺激となる。
……だから。
「んんっ♡ あ゛、もうやめぇ♡ ぉっ♡ お゛おっ……♡♡ ちくび、ぶるぶる、もぉやら♡ やらぁああああああ~~~~~♡♡」
窓から光が差し込み始めた。
夜の帳も、もう過直ぐ完全に上がる舞台裏というのに、未だ戻ってこない嫁に憤慨、不満、泣き言を募らせながら。
(もぉ、むりぃっ……♡♡!!)
快楽の濁流は、レオくんの喘ぎをせせら笑う如く、ますます襲い来る。
絶頂の周期も次第に狭まり、部屋の置時計に合わせ、ほぼ秒刻みとなった。
気持ち善すぎて、凶器でグリグリされてるかのような浪は浪を呑み込み、捲き、煽り運転ごとく立て続けにきて……そうして時は、刻一刻と過ぎゆく。
「あっ………♡ あ゛っ♡ お゛っ♡ お゛ッ♡? おお゛ぉ゛ッ~~~~~~~~~~~♡♡♡♡!!?!」
そんな中、レオくんは自身の死期を悟ったし。旦那としては、奥歯を噛み締めた。
誰もが「あらやだ、おっきい……♡」とうっとりする様なぱおんをぶら下げた、幼いながらのプライド。雄としての矜持が腹をぐつぐつ煮え立たたせ、ロックオンした支配者に支配されている快感に、メスとしての部分が歓喜の悲鳴を上げている。
そんな結局のところで孕ませたいのか、孕ませられたいのか。雄なのかメスなのか分からない、複雑すぎる男心ゆえの、切歯であった。
……嫁が"あんな嫁"なため、事あるごと影が射しがちなレオくんだが。家は家中、外は対外面。
これでも彼はスパイシーダーリンと名を馳せる、できるにも程がある『旦那枠』なので。
「れ、れおくーん」
「…………」
「ご、ごめんなさい。ごめんね」
「…………」
「態とじゃない、ほんと態とじゃない」
「…………」
「"昔から"、深夜になるとどうしても業が。ステーキコロコロしてたら、心に芽生えし食欲が……ほんと態とじゃないの」
「…………」
「(ご)めんなさい……」
猛反しております……。
起き上がれないほどの気だるさに浸される、いつの間にかメイキングされていた寝台。自分の腕の中でいつも以上にちまくなっている嫁を、全力で困らせてやろうと、じゃれつく。
でも終始無言であるレオくんは、「とりまもう少し甘えたら、不平等条約に持ち込もうかしら」と画策した。
転ぶにしてもただで転ばない。合意の末であろうと、ただでワカラセられて堪るか。
それが『北部の男』、どこぞの誰かから学んだ世の渡り方であり、問答無用なのである。
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