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六章 家族団欒
30話 超特殊スキルと勇者の過去
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「は?何言ってんだアスト。たしかに貰って欲しいとは思うがそんなことできるやつなんかいるわけねぇだろ」
「それができるんだな。俺にはな」
俺はそう言って口角を釣り上げた。
「試しに、お前のそのスキルを貰ってやるよ。ちょっとステータス見るがいいか?」
「別にいいぞ」
俺はハイゼから許可をもらってからステータスを見る。
ーーーーーーーーーー
ハイゼ・リテーユ・シャグナ
28歳 男
種族:土精
職業: 騎士団団長
天職:鍛治師
==========
LV:48
MP:641000/641000
STR:835000
DEF:810000
AGI:270000
MGA:602000
MGD:583000
適応属性:土、炎
==========
スキル
剣術レベル3、斧術レベル6、棍術レベル4、
土魔法レベル6、炎魔法レベル2、鍛治レベル7
特殊魔法
精霊魔法レベル4
固有スキル
守護霊の神秘・統率
加護
統率の守護霊の加護、
==========
称号
シャグナ王国第1王子、第1騎士団団長
ーーーーーーーーーー
なかなか強いな。
ハイゼが言ってるのはこの固有スキルと加護のことだろうな。どれどれ。
ーーーーーーーーー
守護霊の神秘・統率
守護霊の加護の持ち主が有することができるスキル。ステータスレベルが300以上ではないとスキルの効果を発揮することも、スキルの詳細を見ることもできない。
スキル詳細
仲間と自分に一定時間の強化を施す。
時間・30分。
強化・仲間の数×0.2倍を元のステータスを元に加算される。
ーーーーーーーーー
あれ?これ強すぎないか?
一団のリーダーがこれ持ったとする、一団だったら軽く100人は超えるし1000人になるかもしれない。それ×0.2でも100で20倍、1000で200倍。
ヤバイぐらいにチートだな。それが30分も持つんだろ?こんなんいらんとか言う奴がいたら見てみたいな。あ、目の前にいたわ。
でもレベルが300もいるのか。常人ならまず無理だな。100もまずいかないし。勇者ですら300いってなかったと考えると300いくのはほとんど無理なんじゃないか?。俺?俺は例外だと思ってくれ。
「どうなんだ?」
俺がじっくりとステータスを見ていると、その様子が気になったのかハイゼがそう聞いてきた。
「面白そうなスキルだな。まぁ常人には使いこなせないってだけで」
「お前なら使えるのか?」
「まぁな。まずこのスキルってのがレベル300ねぇと詳細すらわからないみたいだな」
「さっ、さんびゃっ!?まじかよそれ!?」
「ああ、まじだ」
「そんなの扱えるわけねぇじゃねぇか。あれ?でもお前さっき使えるって……てことは」
ハイゼがはそう言って驚愕の顔をしていた。会ってからずっと驚いてばっかだな。んで一体何に気づいたんだろうか?
「おっおま、お前、レベル300をこえっ、超えてるのか?」
あー、そのことか。そこに気づいたらやっぱりこういう反応されるよな。
「ああ、俺のレベルは300超えてるよ。それがどうした?怖いってんなら俺はもうお前たちには近づかないよ」
俺はこういう対応をされるのをわかっていた。
強大すぎる力はいつか持ち主を孤独にする。
他者がその力を恐れて近づかないからだ。
最悪、周りのものが恐怖に耐えられなくなりその力を持つものを消しに来る。
これはどの時代どんな時でも起こりうることだ。
そのいい例が、初代勇者だ。
初代勇者はこの世界に強力なスキルを持って召喚され、邪王を倒すために必死に努力して、魔物に襲われている近隣の村や国を何度も救い、仲間と長い日をもって初代勇者は邪王を倒した。
その時点で初代勇者は崇め讃えられる存在になる。誰もがそう思っていた。だが、現実は違った。
国に帰ると、勇者は罵られた。誰に?国民にだ。
今まで助けられた恩も忘れ彼らは勇者とその仲間を罵った。時には小石やゴミまでも投げつけてくる始末だ。
それは単なる自己防衛に過ぎなかった。
走る馬の前に一人の男が転げ出た。勇者はその男に近づき安否を確認したが、その男は手に隠し持っていたナイフで勇者を殺そうとした。
その目は狂気に満ちていた。
その短剣は目の前にいる恐怖の対象に突き刺さる寸前。驚異的な反射神経でその腕を払ったのだ。だがその威力があまりにも大きすぎた。
その男の腕は払われた衝撃であらぬ方向に折れ曲り叫び声をあげた。
その行動でさらに勇者は追い込まれ、一時的に王城に避難をしたが騎士や王城のメイド、今まで仲良くしてくれた王まで勇者を危険な存在と見ていた。
ある日、仲間の一人が殺された。
その仲間は身体中にいくつもの刺し傷が残っており明らかに人為的なものだった。その者は気配察知と魔力察知に優れており、勇者たちの目となり仲間を不意打ちから守っていた。
その死体を見たのは本当にたまたまらしく、国にいても落ち着かなかった初代勇者は森に出ていたのだ。その死体はそこで見つけたらしい。
誰がやったのは知らない。いや、考えたくなかったのだろう。今まで守っていた人たちが裏切るなどということを。
気づけば、勇者以外の仲間が居なかった。
勇者は「自分に一言ぐらい言ってくれれば」と思いながらも仲間が他国に移動したと思った。いや思い込むしかなかった。
その日、勇者は殺された。
長年自分の世話をしてくれたメイドの手ににより、勇者はその生涯を終えたのだった。
これは、ガイア様が教えてくれた人間による最低最悪な行為の一つだ。
ガイア様はそれを危惧して俺にそのことを言ってくれたのだろう。だが俺にとって、それはどうでもいいことだった。
たとえみんなから嫌われたとしても、俺は俺の道を突き進む。
俺はそう心に決めその通りに行動した。
そして、これがその結果だ。
他者から怖がられる。覚悟していたが、ここまで悲しくなるものなのだと初めて理解した。
ミリーナは俺の仲間だと言ってくれたが他の奴らも同じとは限らない。
それは分かっていた。分かってるつもりだった。
でも、それでも。
辛い。
悲しい。
その気持ちでいっぱいだった。
「すげーなお前!レベル300こえてるやつなんか俺見たことねぇぞ!そんなやつとダチになれんのってレアだよな」
だが横にいる男は俺の気持ちなんぞ無視して、そんな言葉をかけてくれた。
ーーーーーーーーー
作者より。
以前だいぶん少なかったのでなるべく多く書きました。
空白多なぁと思っても大目にみてください!
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
「それができるんだな。俺にはな」
俺はそう言って口角を釣り上げた。
「試しに、お前のそのスキルを貰ってやるよ。ちょっとステータス見るがいいか?」
「別にいいぞ」
俺はハイゼから許可をもらってからステータスを見る。
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ハイゼ・リテーユ・シャグナ
28歳 男
種族:土精
職業: 騎士団団長
天職:鍛治師
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LV:48
MP:641000/641000
STR:835000
DEF:810000
AGI:270000
MGA:602000
MGD:583000
適応属性:土、炎
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スキル
剣術レベル3、斧術レベル6、棍術レベル4、
土魔法レベル6、炎魔法レベル2、鍛治レベル7
特殊魔法
精霊魔法レベル4
固有スキル
守護霊の神秘・統率
加護
統率の守護霊の加護、
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称号
シャグナ王国第1王子、第1騎士団団長
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なかなか強いな。
ハイゼが言ってるのはこの固有スキルと加護のことだろうな。どれどれ。
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守護霊の神秘・統率
守護霊の加護の持ち主が有することができるスキル。ステータスレベルが300以上ではないとスキルの効果を発揮することも、スキルの詳細を見ることもできない。
スキル詳細
仲間と自分に一定時間の強化を施す。
時間・30分。
強化・仲間の数×0.2倍を元のステータスを元に加算される。
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あれ?これ強すぎないか?
一団のリーダーがこれ持ったとする、一団だったら軽く100人は超えるし1000人になるかもしれない。それ×0.2でも100で20倍、1000で200倍。
ヤバイぐらいにチートだな。それが30分も持つんだろ?こんなんいらんとか言う奴がいたら見てみたいな。あ、目の前にいたわ。
でもレベルが300もいるのか。常人ならまず無理だな。100もまずいかないし。勇者ですら300いってなかったと考えると300いくのはほとんど無理なんじゃないか?。俺?俺は例外だと思ってくれ。
「どうなんだ?」
俺がじっくりとステータスを見ていると、その様子が気になったのかハイゼがそう聞いてきた。
「面白そうなスキルだな。まぁ常人には使いこなせないってだけで」
「お前なら使えるのか?」
「まぁな。まずこのスキルってのがレベル300ねぇと詳細すらわからないみたいだな」
「さっ、さんびゃっ!?まじかよそれ!?」
「ああ、まじだ」
「そんなの扱えるわけねぇじゃねぇか。あれ?でもお前さっき使えるって……てことは」
ハイゼがはそう言って驚愕の顔をしていた。会ってからずっと驚いてばっかだな。んで一体何に気づいたんだろうか?
「おっおま、お前、レベル300をこえっ、超えてるのか?」
あー、そのことか。そこに気づいたらやっぱりこういう反応されるよな。
「ああ、俺のレベルは300超えてるよ。それがどうした?怖いってんなら俺はもうお前たちには近づかないよ」
俺はこういう対応をされるのをわかっていた。
強大すぎる力はいつか持ち主を孤独にする。
他者がその力を恐れて近づかないからだ。
最悪、周りのものが恐怖に耐えられなくなりその力を持つものを消しに来る。
これはどの時代どんな時でも起こりうることだ。
そのいい例が、初代勇者だ。
初代勇者はこの世界に強力なスキルを持って召喚され、邪王を倒すために必死に努力して、魔物に襲われている近隣の村や国を何度も救い、仲間と長い日をもって初代勇者は邪王を倒した。
その時点で初代勇者は崇め讃えられる存在になる。誰もがそう思っていた。だが、現実は違った。
国に帰ると、勇者は罵られた。誰に?国民にだ。
今まで助けられた恩も忘れ彼らは勇者とその仲間を罵った。時には小石やゴミまでも投げつけてくる始末だ。
それは単なる自己防衛に過ぎなかった。
走る馬の前に一人の男が転げ出た。勇者はその男に近づき安否を確認したが、その男は手に隠し持っていたナイフで勇者を殺そうとした。
その目は狂気に満ちていた。
その短剣は目の前にいる恐怖の対象に突き刺さる寸前。驚異的な反射神経でその腕を払ったのだ。だがその威力があまりにも大きすぎた。
その男の腕は払われた衝撃であらぬ方向に折れ曲り叫び声をあげた。
その行動でさらに勇者は追い込まれ、一時的に王城に避難をしたが騎士や王城のメイド、今まで仲良くしてくれた王まで勇者を危険な存在と見ていた。
ある日、仲間の一人が殺された。
その仲間は身体中にいくつもの刺し傷が残っており明らかに人為的なものだった。その者は気配察知と魔力察知に優れており、勇者たちの目となり仲間を不意打ちから守っていた。
その死体を見たのは本当にたまたまらしく、国にいても落ち着かなかった初代勇者は森に出ていたのだ。その死体はそこで見つけたらしい。
誰がやったのは知らない。いや、考えたくなかったのだろう。今まで守っていた人たちが裏切るなどということを。
気づけば、勇者以外の仲間が居なかった。
勇者は「自分に一言ぐらい言ってくれれば」と思いながらも仲間が他国に移動したと思った。いや思い込むしかなかった。
その日、勇者は殺された。
長年自分の世話をしてくれたメイドの手ににより、勇者はその生涯を終えたのだった。
これは、ガイア様が教えてくれた人間による最低最悪な行為の一つだ。
ガイア様はそれを危惧して俺にそのことを言ってくれたのだろう。だが俺にとって、それはどうでもいいことだった。
たとえみんなから嫌われたとしても、俺は俺の道を突き進む。
俺はそう心に決めその通りに行動した。
そして、これがその結果だ。
他者から怖がられる。覚悟していたが、ここまで悲しくなるものなのだと初めて理解した。
ミリーナは俺の仲間だと言ってくれたが他の奴らも同じとは限らない。
それは分かっていた。分かってるつもりだった。
でも、それでも。
辛い。
悲しい。
その気持ちでいっぱいだった。
「すげーなお前!レベル300こえてるやつなんか俺見たことねぇぞ!そんなやつとダチになれんのってレアだよな」
だが横にいる男は俺の気持ちなんぞ無視して、そんな言葉をかけてくれた。
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