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五章 一時の帰還

2話 地球

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目が覚めると、見知った場所だった。

「ここは……教室か……」

周りにはあいつらの荷物が転がっているだけだった。
すると、廊下の方から足音が近づいてきていた。

「まずいな……ここを見られたら何言われるか分かったもんじゃないからな」

俺がそう考えている間にも足音は近づいてきておりもう扉の前にまで来ていた。

「仕方ない幻の世界ファントムワールド

この魔法は幻惑魔法の一つで、指定した空間に幻を出す魔法だ。
この魔法を使い、教室に入った奴は教室にクズどもがいるように見えるようになる。はずだ。この世界でも魔法が使えるか分かったもんじゃないからな。

「こんにちわー、みんないるねー。今日は担任の先生がいないから私が担当するよー」

教室に入ってきて開口一番にそう言ってきたのはこのクラスの副担任である畠山はたけ諒子りょうこ先生だった。
今の言動でちゃんと魔法が使えることに安心した。
彼女には特になにかをされていたわけではないから無視してもいいだろう。たとえ影で俺の悪口を言ってようが俺が聞いてないのだから問題もない。

畠山先生は朝の報告をしてすぐに教室を後にした。

「最初は職員どもかな」

俺はそう呟き不敵な笑みを浮かべながら教室を後にした。

俺が最初に訪れたのは職員が全員揃っている職員室だ。
俺は気配を消して職員室に潜り込み俺を貶めてきた職員で今は教室にいない奴の机を見ていった。

その中で3つ、面白いのを見つけた。
1つ目はこの学校の生徒の裸写真で、2つ目はCDで、3つ目はビデオテープがあった。まぁそれらは5つの席で見つけて写真が2席ででCDが2席でテープが1席であった。それぞれ一つずつ鑑定で調べたところ全部エ○関係のものだった。
俺はそれら全てを回収して席を立った奴らの席も確認したところ写真が3つとCDが1つとテープが1つ回収できた。
そのあと徹底的に持ち物を調べた結果。
過去に女子生徒の体と引き換えにテストの答案用紙を渡していたり女子の秘密を握り脅して性行為をしているものまであった。

「これだけ証拠が揃えばいいかな」

俺はそれらを持ち主ごとに分け家族がいるものには家に直接送り、家族がいないものには脅しをかけようと決意した。

ーーーーーーーーー
作者より。
今日はめっちゃ少ないですが許してください!今日もテストで明日もテストなんで勉強しないとやばいんです!なので明日はもう少し長く書きますからどうか許してください!
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
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