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四章 武魔闘技全国大会
19話 死の狂想曲 6
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俺が使ったのは幻惑魔法というもので相手に幻を見せる魔法だ。
これを使って冴島の視覚を幻惑でミリーナを暁音と思い込むようになっているのだ。もちろん幻惑なので周りからはただの可愛くて綺麗でナイスバディな女の子にしか見えないだろうが冴島から見れば自分の最も大切な人に見えてるんだろうな。
まぁ俺からはミリーナにしか見えないから別に良いんだが。
「ミリーナ、また……しないか?」
「またって……ここで?」
俺はミリーナ(冴島にとっては暁音)の耳元でそう呟くように聞いた。
ミリーナは恥じらいながらも少し逡巡してから軽く頷いた。
そこからは冴島の目の前でイチャイチャしまくった。
冴島から見れば敵である俺が暁音を犯しているように見えるのだろう。だがそれでいい。そうでなくては意味がない。
冴島はただただ何かが起こることもなく静かにその光景を見ていた。だが心の中では俺が憎くて憎くて仕方ないのか目だけは死んでおらず俺を殺すかのような鋭い眼をしていた。
俺はある程度ミリーナが満足してくれてから離れて冴島にかけていた幻惑を解いた。
すると、冴島は目の前の暁音がいなくなり違う女がいることな動揺し首をキョロキョロしていたがそんな冴島の耳元に近づいて俺は呟くように言った。
「誰がお前の女とやるかよ。それにお前の女はもういないんだよ」
俺がそう言うと冴島は眼を見開き歯ぎしりをたてながら泣いて俺に噛み付こうとしてきた。だが、俺はとっさに避けて冴島の頬におもいっきし左フックをお見舞いしてやった。
軽く脳震盪を起こしたみたいだがすぐに落ち着いてまた泣きながら歯ぎしりをたてて俺を殺すような眼をしてきた。
「そろそろお前と遊ぶのもつまらなくなってきた」
俺はそう言って冴島の顔に近づいた。
「呪術発動」
俺が使ったのは魔術の中では最も強力で最も惨忍で、もっとも苦しむ魔術だ。
この呪いは憎悪を吸収すればするほど質も能力も高いものに仕上がり呪いの範囲の指定もない。
今回は俺が持っている冴島へと今までに死んで言ったやつの憎悪を使いこの呪術を行使した。
憎悪が結構溜まっていたみたいで能力が強力なものになった。
ーーーーーーーーー
不死の呪い
・寿命以外で死ねなくなる
・1時間ごとに死ぬほどの痛みを味わう
・生きているうちに幸運なことには決してならない
・死ねば地獄のような苦しみを丸一日味わいながら蘇生する
・蘇生されてすぐには動けない
ーーーーーーーーー
と言った能力だ。今はただの邪魔でしかないので取ることにした。だが何もしないで取ることはしない。
「魔法創造発動・魔法名:祝福・能力:相手に自分のステータスや状態異常などを譲渡する」
俺は自分の能力を相手に渡せる能力を作った。もう何をするかわかっただろうか。
「強奪。譲渡発動・対象 藍沢 響紀・能力 不死の呪い」
俺は冴島から不死の呪いを奪いすぐに藍沢に渡した。
あ、因みに今ここにいる奴らのステータスは全部回収しているからスキルなんかは一切使えないようになっている。
「さぁて、今までの分も含めて覚悟しろよ」
俺はそのあとただ殴った。停止を要求されたが無慈悲に殴った。顔が変形しようが殴った。
しばらく殴っていると藍沢が苦しみ始めた。
「もうそんな時間か、じゃあな冴島」
「…………」
すでに受け答えもできないようになっていた冴島の髪を掴み今も猛々しく燃える炎の中に放り込んだ。
次も……その次も……そのまた次も……ただ俺の心が晴れるまで殴る蹴るをして遊び疲れたあとは蹂躙されている帝国にコイツらを転移させて思う存分性行為をさせたり殺しあいをさせたりした。
そこを軽くのぞいて見ると男女ともに這いつくばりながら人間の血肉を貪っていて既に人間とはかけ離れた存在になっていた。そのあともう一度こちらに戻し、魔法や拷問器具も使ったりもしながら徹底的に痛めつけて殺し、残ったのは1人となった。
ーーーーーーーーー
作者より。
今日も更新するぜ!。
お気に入り数が2700超えました~。みんなありがとう!
これからも頑張るから応援よろしくお願いします。
これを使って冴島の視覚を幻惑でミリーナを暁音と思い込むようになっているのだ。もちろん幻惑なので周りからはただの可愛くて綺麗でナイスバディな女の子にしか見えないだろうが冴島から見れば自分の最も大切な人に見えてるんだろうな。
まぁ俺からはミリーナにしか見えないから別に良いんだが。
「ミリーナ、また……しないか?」
「またって……ここで?」
俺はミリーナ(冴島にとっては暁音)の耳元でそう呟くように聞いた。
ミリーナは恥じらいながらも少し逡巡してから軽く頷いた。
そこからは冴島の目の前でイチャイチャしまくった。
冴島から見れば敵である俺が暁音を犯しているように見えるのだろう。だがそれでいい。そうでなくては意味がない。
冴島はただただ何かが起こることもなく静かにその光景を見ていた。だが心の中では俺が憎くて憎くて仕方ないのか目だけは死んでおらず俺を殺すかのような鋭い眼をしていた。
俺はある程度ミリーナが満足してくれてから離れて冴島にかけていた幻惑を解いた。
すると、冴島は目の前の暁音がいなくなり違う女がいることな動揺し首をキョロキョロしていたがそんな冴島の耳元に近づいて俺は呟くように言った。
「誰がお前の女とやるかよ。それにお前の女はもういないんだよ」
俺がそう言うと冴島は眼を見開き歯ぎしりをたてながら泣いて俺に噛み付こうとしてきた。だが、俺はとっさに避けて冴島の頬におもいっきし左フックをお見舞いしてやった。
軽く脳震盪を起こしたみたいだがすぐに落ち着いてまた泣きながら歯ぎしりをたてて俺を殺すような眼をしてきた。
「そろそろお前と遊ぶのもつまらなくなってきた」
俺はそう言って冴島の顔に近づいた。
「呪術発動」
俺が使ったのは魔術の中では最も強力で最も惨忍で、もっとも苦しむ魔術だ。
この呪いは憎悪を吸収すればするほど質も能力も高いものに仕上がり呪いの範囲の指定もない。
今回は俺が持っている冴島へと今までに死んで言ったやつの憎悪を使いこの呪術を行使した。
憎悪が結構溜まっていたみたいで能力が強力なものになった。
ーーーーーーーーー
不死の呪い
・寿命以外で死ねなくなる
・1時間ごとに死ぬほどの痛みを味わう
・生きているうちに幸運なことには決してならない
・死ねば地獄のような苦しみを丸一日味わいながら蘇生する
・蘇生されてすぐには動けない
ーーーーーーーーー
と言った能力だ。今はただの邪魔でしかないので取ることにした。だが何もしないで取ることはしない。
「魔法創造発動・魔法名:祝福・能力:相手に自分のステータスや状態異常などを譲渡する」
俺は自分の能力を相手に渡せる能力を作った。もう何をするかわかっただろうか。
「強奪。譲渡発動・対象 藍沢 響紀・能力 不死の呪い」
俺は冴島から不死の呪いを奪いすぐに藍沢に渡した。
あ、因みに今ここにいる奴らのステータスは全部回収しているからスキルなんかは一切使えないようになっている。
「さぁて、今までの分も含めて覚悟しろよ」
俺はそのあとただ殴った。停止を要求されたが無慈悲に殴った。顔が変形しようが殴った。
しばらく殴っていると藍沢が苦しみ始めた。
「もうそんな時間か、じゃあな冴島」
「…………」
すでに受け答えもできないようになっていた冴島の髪を掴み今も猛々しく燃える炎の中に放り込んだ。
次も……その次も……そのまた次も……ただ俺の心が晴れるまで殴る蹴るをして遊び疲れたあとは蹂躙されている帝国にコイツらを転移させて思う存分性行為をさせたり殺しあいをさせたりした。
そこを軽くのぞいて見ると男女ともに這いつくばりながら人間の血肉を貪っていて既に人間とはかけ離れた存在になっていた。そのあともう一度こちらに戻し、魔法や拷問器具も使ったりもしながら徹底的に痛めつけて殺し、残ったのは1人となった。
ーーーーーーーーー
作者より。
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