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四章 武魔闘技全国大会
13話 フクロウの癖に……
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試合のゴングと同時にグリムリーパーが地面へ姿を消した。
これは影移動という影の中限定で姿を隠し高速で移動することができる。入る時も出る時も影がなければならない。
まぁ解決方法は光を当てて影をなくすことだな。
そして、グリムリーパーが姿を消して直ぐにサラマンダーが首を刈り取られ死んでいた。
従魔は死んだとしても紋の中に戻せば生き返るようになっているので例え死んだとしても安心だ。まぁ主人が死んだら従魔は消滅するんだがな。
「は~い。まずは一匹~」
サラマンダーが砂国の奴の紋に戻り内田はそう言った。
「くっ……サラマンダー、ありがとう」
砂国の奴は左腕にある紋に右手を添えながらそう呟き退場して行った。もう人間性で違うな。
後でアイツとは友達になっておこうかな。いい奴そうだし。
グリムリーパーはサラマンダーを殺したあと空に飛んでいるフクロウのところに身体を浮かせ飛んでいきそのまま鎌で斬った。
「ニャーーー!」
「って、オイ!なんで猫の声なんだよ!」
そのフクロウはなんと猫の声を出しながら死んでいったのだ。なんで猫の声なんか出すんだよ……猫見たらこいつのこと思い出しそうでなんかやだな。
俺はそんなことを思いながら空にいるグリムリーパーを見据えた。
「は~い。二匹目~次はそこにいる竜だね。どうせデカイだけのワイバーンとかでしょ?そんなの雑魚雑魚話にならないって」
向かいではそう叫び勝利を確信したような声を上げる内田がいた。
『誰がワイバーンだと?…抜かせ!下等種族が!お主ら人間などゴブリン以下の存在なのだ!その身の程を弁えろ童が!』
「ラグナロク?一応俺も人間なんだが」
『すでに人の枠を超えておるのに人間と言い切るのは無理があると思うぞ。それに、お主のことは人間として見ておらぬ』
「…………普通の人間でありたい」
『生まれ変わって頑張ってみるのだな。』
「クソッ!」
「なにさっきからブツブツ言ってんのよ。どうせ雑魚同士でコミュニケーションでもとってるでしょうけど無駄無駄。あんたたちみたいなゴミクズじゃ私に敵わないのよ」
『……主君よ』
「……なんだ」
『……あの娘ごと消し飛ばしても良いだろうか?』
「この国ごと消し飛ばしてもいいぞ」
「もう!グズグズしてんじゃないわよ!どうせ弱者の悪あがきだからって1発受けてあげようかと待ってたのにその善意を無駄にするのね。もういいわ、やっちゃってグリムリーパー」
内田に指示されたグリムリーパーは影で姿を消した。
『主と妾との力量差も分からぬ弱者が。平伏せ!』
ラグナロクが背後の影から出現し攻撃をしようとしているグリムリーパーを上から尻尾で叩いた。
その衝撃で試合場にはヒビが入りグリムリーパーは動かなくなった。
「な、なんでグリムリーパーが倒れてんのよ!?グリムリーパーは全ての物理攻撃が効かないんでしょ!?」
『この童はやはりバカでありクズであり、どうしようもない愚か者だな』
「それは僕も同意だ」
内田は憤りながらグリムリーパーを回収して退場していった。
なぜ攻撃が当たったのかだがそれはラグナロクの体質のおかげだ。ラグナロクは常に体を魔力で覆っておりその体自体が魔法そのもののようになっているのだ。
『妾はお主のことを一人の男としてみとるからな』
俺は歓声を浴びながら試合場を後にして控え室に戻った。最後に何かラグナロクが言っていたがなんだったのだろう?まぁいいや。
そして、なぜ俺がすぐにアイツのところに行かないかと言うと時期にくるからだ。
『ガン、ガン、ガン、ガン』
デカイ足音を出しながらこちらに近づいてくる気配がある。
「やっぱりな」
その足音と気配は俺の扉の前に止まった。本来なら選手の居場所は知ることができないがどうせ帝国の兵に聞いたんだろう。
「『バァァァァン!』火矢!」
その足音と気配を放っている奴は派手にドアを開け開けると同時に俺に標準を合わせてファイヤーアローを放ってきた。どうせ復讐だとか思ってるんだろう。
「……くだらない」
俺はその魔法を空間魔法を使い別の場所に転移させた。場所はもちろん。
*
「うおぁ!?」
その声はある国のギルドのギルドマスター室で踏ん反り返っていた男のものだった
その者はいきなり目の前に出てきた魔方陣に驚き急いで下がるがすごいスピードで飛んだきた火矢に驚いていた。
「なんでこんなところにファイヤーアローが飛んでくんだよー!?」
その男は必死で流すが急だったこともあり一本だけ当たってしまった。
「なんでこんなところに……」
男は傷口にポーションをかけ少し考えたあと事の張本人をすぐに理解しその者と次会った時に殴ると心に誓ったのだった。
ーーーーーーーーー
作者より。
今日も更新してできたー。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします。
これは影移動という影の中限定で姿を隠し高速で移動することができる。入る時も出る時も影がなければならない。
まぁ解決方法は光を当てて影をなくすことだな。
そして、グリムリーパーが姿を消して直ぐにサラマンダーが首を刈り取られ死んでいた。
従魔は死んだとしても紋の中に戻せば生き返るようになっているので例え死んだとしても安心だ。まぁ主人が死んだら従魔は消滅するんだがな。
「は~い。まずは一匹~」
サラマンダーが砂国の奴の紋に戻り内田はそう言った。
「くっ……サラマンダー、ありがとう」
砂国の奴は左腕にある紋に右手を添えながらそう呟き退場して行った。もう人間性で違うな。
後でアイツとは友達になっておこうかな。いい奴そうだし。
グリムリーパーはサラマンダーを殺したあと空に飛んでいるフクロウのところに身体を浮かせ飛んでいきそのまま鎌で斬った。
「ニャーーー!」
「って、オイ!なんで猫の声なんだよ!」
そのフクロウはなんと猫の声を出しながら死んでいったのだ。なんで猫の声なんか出すんだよ……猫見たらこいつのこと思い出しそうでなんかやだな。
俺はそんなことを思いながら空にいるグリムリーパーを見据えた。
「は~い。二匹目~次はそこにいる竜だね。どうせデカイだけのワイバーンとかでしょ?そんなの雑魚雑魚話にならないって」
向かいではそう叫び勝利を確信したような声を上げる内田がいた。
『誰がワイバーンだと?…抜かせ!下等種族が!お主ら人間などゴブリン以下の存在なのだ!その身の程を弁えろ童が!』
「ラグナロク?一応俺も人間なんだが」
『すでに人の枠を超えておるのに人間と言い切るのは無理があると思うぞ。それに、お主のことは人間として見ておらぬ』
「…………普通の人間でありたい」
『生まれ変わって頑張ってみるのだな。』
「クソッ!」
「なにさっきからブツブツ言ってんのよ。どうせ雑魚同士でコミュニケーションでもとってるでしょうけど無駄無駄。あんたたちみたいなゴミクズじゃ私に敵わないのよ」
『……主君よ』
「……なんだ」
『……あの娘ごと消し飛ばしても良いだろうか?』
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内田に指示されたグリムリーパーは影で姿を消した。
『主と妾との力量差も分からぬ弱者が。平伏せ!』
ラグナロクが背後の影から出現し攻撃をしようとしているグリムリーパーを上から尻尾で叩いた。
その衝撃で試合場にはヒビが入りグリムリーパーは動かなくなった。
「な、なんでグリムリーパーが倒れてんのよ!?グリムリーパーは全ての物理攻撃が効かないんでしょ!?」
『この童はやはりバカでありクズであり、どうしようもない愚か者だな』
「それは僕も同意だ」
内田は憤りながらグリムリーパーを回収して退場していった。
なぜ攻撃が当たったのかだがそれはラグナロクの体質のおかげだ。ラグナロクは常に体を魔力で覆っておりその体自体が魔法そのもののようになっているのだ。
『妾はお主のことを一人の男としてみとるからな』
俺は歓声を浴びながら試合場を後にして控え室に戻った。最後に何かラグナロクが言っていたがなんだったのだろう?まぁいいや。
そして、なぜ俺がすぐにアイツのところに行かないかと言うと時期にくるからだ。
『ガン、ガン、ガン、ガン』
デカイ足音を出しながらこちらに近づいてくる気配がある。
「やっぱりな」
その足音と気配は俺の扉の前に止まった。本来なら選手の居場所は知ることができないがどうせ帝国の兵に聞いたんだろう。
「『バァァァァン!』火矢!」
その足音と気配を放っている奴は派手にドアを開け開けると同時に俺に標準を合わせてファイヤーアローを放ってきた。どうせ復讐だとか思ってるんだろう。
「……くだらない」
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*
「うおぁ!?」
その声はある国のギルドのギルドマスター室で踏ん反り返っていた男のものだった
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「なんでこんなところにファイヤーアローが飛んでくんだよー!?」
その男は必死で流すが急だったこともあり一本だけ当たってしまった。
「なんでこんなところに……」
男は傷口にポーションをかけ少し考えたあと事の張本人をすぐに理解しその者と次会った時に殴ると心に誓ったのだった。
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作者より。
今日も更新してできたー。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします。
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