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四章 武魔闘技全国大会

6話 準々決勝

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俺は控え室を後にして会場に向かった。
会場に着く前にどう戦うかをイメトレして扉に着く前に絞った俺は合図の後に扉を開け毎回のように試合前の挨拶をこなして構えた。
今回俺は、武器を構えていてその武器はデュランダルという大剣だ。大きさは簡単に説明したらエアコンが二つ繋がっている感じの大きさとおんなじぐらいだ。
本来なら重さは相当のはずだろうが所有者に登録されるとその辺の重さを感じなくなるらしい。都合いいけどめっちゃ便利だね!。

今回俺がデュランダルを用意した理由は、単純にこれで魔法を着るとしたらどれだけ魔力を持っていかれるかを検証するためだ。グラムには魔法を斬ることができる能力が上がりあるがこっちは全ての物質を斬ることができる絶斬って言ういうやつがあるからすこし試そうと思ったのだ。

試合のゴングがなりシャミュは高速で俺から距離を取り詠唱に取り掛かった。
俺は実験のため立って詠唱が終わるのを待った。

「来ないなら遠慮なく行くわよ!。石飛礫ロックバレット

彼女は短縮詠唱で土魔法のレベル3のロックバレットを使ってきた。
俺はそれらを迎え撃つ構えをとり、飛んできた6つの石飛礫を全て斬り砕いた。
消費した魔力は18っと、じゃあ1つあたり3ぐらいか、まぁぼちぼちってとこだな。斬ったのがこんぐらいの魔法じゃ比較しようにも難しい……。
その後も何度かレベル3の魔法を撃ってきたが全てを1つあたり魔力消費3で斬り砕いた。
多分だが魔力消費は魔法のレベルと関係してるんだろうか?。まだ確定というわけではないがそうだとしたら結構使えそうだな。レベル7とかの魔法でも魔力消費7でも切り砕けるからな。まぁ魔法相手だったらグランの方がいいかな。こいつは武器・・を壊すために使うか。

俺はそう決めた後まだ魔法を放っていたシャミュに向き合った。俺が考察している間もシャミュはお構いなく魔法を放っていたが俺は全てを斬っていた。これが戦闘サポートの効果である程度の攻撃なら身体が勝手に行動してくれるものだ。流石に銃弾とかはサポートしきれるかはわからないがこういう相手と戦闘するときは楽だな。

俺は一気にシャミュとの間を詰めてシャミュの首筋にデュランダルを添えた。

「⁉︎……はぁ~強いわね貴方」
「ありがとう。なるべく女の子は傷つけたくないからね。降参してくれると助かるよ」
「そう。この世界は広いわね。私より強い同年代が沢山ある。それだけでも学べただけで十分だわ。ありがとう」

彼女はそう言って武器を地面に落として手を上に挙げた。これが降参の合図で僕の勝ちが決まった。

その後の試合も全て終わり、準決勝に進出したのは
俺、ミリーナ、タケチ、リニとなった。

そして対戦カードが組まれ、俺VSリニ、ミリーナVSタケチとなった。
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