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三章 復讐の始まり

9話 ギルマスの拷問

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俺はそう言ってスキルを発動させる。

支配領域ヘルシャフトゾーン展開。平伏せ」

俺がそう言うとギルマスは一瞬で平伏せた。

「な、なんだ⁉︎」
支配領域ヘルシャフトゾーン展開。スキル、魔法の使用を禁止する」
「何をした!。く、クソ!。魔法も使えない」
「さて、なぜ俺を取り込みたいのか聞こうじゃないか」
「……あんたを取り込めば深層の魔物の素材を取れると思ったんだよ」
「本当にそれだけか」
「…………」
支配領域ヘルシャフトゾーン展開。正直に話さなければ死なない程度の電流を流す」
「⁉︎…分かった!。分かったから、お願いだからやめて」
「なら正直に言え」
「……あんたを利用して、さっきのカプセルの完成形を作ろうとしたのよ」
「なぜ俺が必要だったんだ」
「その完成形には膨大な魔力を持つ生きた人間が必要だったの。だからあなたを奴隷化して深層の魔物の素材を回収させた後生贄にしようとしたの!」
「そうか。それに関わっている人物を全員言え」
「お、お願いだから仲間には手を出さないで」
「何を言っている。最初に手を出してきたのはそっちだ。俺はそれを真正面から受けてたってやってるんだよ」
「これは私の独断でやったことなの!。みんなは関係ないの!」
「関係ないわけがないだろう。お前と言う存在がなければそいつらは平和に生きれたのかもしれないのにな」
「や、やめて」
支配領域ヘルシャフトゾーン展開。俺の質問に5秒以内で答えなければ俺が合図をするまで死なない呪いをかけ強い痛みを与える」
「お願いだから……やめてください」

ギルマスが泣き始めたが俺に慈悲などはない。

「質問だ。お前の他に仲間はどこにいる」
「うぅー、グスン……」
「あと2、1……」
「がぁぁぁぁぁ、あぁぁあぁぐあぁぁ!」
「停止」
「はぁはぁはぁ」
「言う気になったか?」
「仲間、には、はぁはぁ、絶対に、はぁはぁ、手を、出させない」
「そうか。開始」
「がぁぁぁあ、あぁぁぁ!」

それをギルマスが言うまで永遠にかと思うぐらいに拷問を行った。

失禁し鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら未だに口を割らない。
その根性、いやお人好し加減には賞賛を送ろう。

「もういい。直接見る」

俺はそうだけ言ってギルマスの記憶を除いた。
メンバーはアリスを含めた全員で12人。そのほとんどがSランク以上の実力の持ち主で中にはSSSのやつまでいた。

「コーバク、アステリア、ヨルナ、マスル、ヒュークル、アズネ、ゴーザン、ウリュー、チルタ、カーダヤ、レロム」
「……⁉︎」

俺がそいつらの名前を言うとアリスは驚嘆の声をあげ俺を見上げた。
所胃、ウルウル上目遣いにはなっているが今のギルマスがやっても何もときめかない。

「お前たちは俺の邪魔をするんだ。それ相応の償いは受けてもらうぞ」
「ま、待って……」

俺はギルマスを気絶させ勇者を拷問した時とおんなじ空間に放り込んだ。
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