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一章 転移した先は
27話 変身
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「あるも何も、今度ミリーナが学校行くからアストも一緒に行ってもらう予定だぞ」
「………………はっ⁉︎」
俺は国王の言葉でしばし呆然とした。
「も、もう一度言ってくれるか」
「だからミリーナが学校に行くからアストにも一緒に行ってもらう。どうやってついて行くかは自由に決めていいぞ」
「いやいや、俺19だよ。今更学校って……いや、よく考えたらいけるわ」
「どうやるんだ?」
「方法は4つ。1つは、誰からも察知されずに影から見守ること。2つ目は、執事としてミリーナの側にずっといること。3つ目はおっちゃんからの推薦で俺が教師になること。そして最後に、俺の姿を偽装して学生としてミリーナと一緒にいるってことだ」
俺がそう言って案を出すと全員が驚いた顔をしていた。
「1つ目と2つ目はまだわかる。3つ目のは……まぁなんとかなるか。だが最後の姿を偽装とは一体なんなんだ?」
「簡単なことだ。今から見せるからみといてくれ」
俺はそう言って魔法創造であるスキルを作った。
「魔法創造発動・魔法名:変身・能力:姿を自由自在に変化させること・魔法作成」
俺がそう言うと頭に電子音のよう声が鳴り響いた。あ、この詠唱も神界で教えてもらったやつだ。今まで使う機会もなかったから使ってなかったけどな。
『魔法創造の使用を確認しました。魔法名:変身・能力:姿を自由自在に変化させる。この情報を元に魔法を作成します。…………作成成功。魔法名:変身を使えるようになりました』
電子音が鳴り響き終わると俺のステータスに『固有魔法・変身』が追加されていた。
「変身」
俺がそう言うと俺の体に黄緑色のエフェクトが出てきてそれが包むように俺を外から見えなくしエフェクトが消えるとそこには赤髪赤眼で身長は160ほどの14?5?歳の少年がいた。
「あ、あれ?なんか違う子がいるんだけど?アストさんは?」
「ミリーナ。僕がアストだよ」
「「「えーーーーーーーーーー」」」
ミリーナ、国王、セーバスさんがすごい驚いた顔でこっちを見てる。自分の一人称が俺から僕になったのも変身の能力でそう言ったことになってる。そういえばミリーナのこと言ってなかったな。ミリーナのステータスはこんなだ。
ーーーーーーーーーー
ミリーナ・サンデル・グラント
14歳 女
種族:人族
職業: 王女
天職:結界師
==========
LV:12
MP:800/800
STR:400
DEF:200
AGI:200
MGA:600
MGD:400
適応属性:水、風、結界
==========
スキル
剣術レベル2、護身術レベル2、礼儀作法レベル5、料理レベル2
水魔法レベル3、風魔法レベル6
特殊魔法
結界魔法レベル4
固有スキル
爆発眼、百連結界、結界内無敵
加護
中級神・風神、結界神の加護
==========
称号
結界師、隻眼の魔眼を有する者、恋する乙女、覇熾蘑 煌輝の婚約者、
ーーーーーーーーーー
と言った感じだ。今の俺と年の差が5歳もあるのに最初は驚いたな。
あとはミリーナの固有能力だな。それぞれの効果は……。
ーーーーーーーーーー
百連結界
一度の詠唱で結界を100枚まで出すことができる。
一枚につき100の魔力が消費され一枚破るのに中級魔法以上ではないと破れない。
結界を作る場所や大きさや形を明確にイメージするとその通りの結界になる。だがその場合はMGD に依存し初級魔法でも破られる時がある。
ーーーーーーーーーー
結界内無敵
結界の中で攻撃を受けても死なない。
結界内だけMP以外の全ステータスが10倍になる。
ーーーーーーーーーー
正直チートだわ。結界の中で爆発眼なんか使ったら殆どのやつは爆ぜるぞ。まぁミリーナは元のDEFが低いからなんとも言えないが。
百連結界なんかチートのチートだろ。魔力100消費しただけで中級の魔法を防げるんだぜ。それにそんな結界をドーム型にしたり背中につけたりなんかもできるって最強じゃね。
「あ、アストさんなんですか?」
「さっきそう言ったと思うけど。今はミリーナと同じ14歳に変身してて、これだったら一緒に学校行けるでしょ」
この体はどっちかって言うと明るいな感じだな。帰ったらほかにどんな感じができるか試してみよう。
「やったー。ねぇお父様、アストさんはこんなこともできるんだし一緒に学校行ってもいいよね」
「あ、ああ。じゃあアスト。学校の入学試験は一ヶ月後だ。それまでに勉強をしといてくれ」
「りょうーかい。じゃあ今度こそじゃあな。あと、あくまで俺は復讐が目的だ。ちゃんと自由を保証してくれよな」
「分かった。なんとかしてみよう」
俺は元の姿に戻りおっちゃんに一言言ったあとミリーナと一緒に王宮を後にした。
「………………はっ⁉︎」
俺は国王の言葉でしばし呆然とした。
「も、もう一度言ってくれるか」
「だからミリーナが学校に行くからアストにも一緒に行ってもらう。どうやってついて行くかは自由に決めていいぞ」
「いやいや、俺19だよ。今更学校って……いや、よく考えたらいけるわ」
「どうやるんだ?」
「方法は4つ。1つは、誰からも察知されずに影から見守ること。2つ目は、執事としてミリーナの側にずっといること。3つ目はおっちゃんからの推薦で俺が教師になること。そして最後に、俺の姿を偽装して学生としてミリーナと一緒にいるってことだ」
俺がそう言って案を出すと全員が驚いた顔をしていた。
「1つ目と2つ目はまだわかる。3つ目のは……まぁなんとかなるか。だが最後の姿を偽装とは一体なんなんだ?」
「簡単なことだ。今から見せるからみといてくれ」
俺はそう言って魔法創造であるスキルを作った。
「魔法創造発動・魔法名:変身・能力:姿を自由自在に変化させること・魔法作成」
俺がそう言うと頭に電子音のよう声が鳴り響いた。あ、この詠唱も神界で教えてもらったやつだ。今まで使う機会もなかったから使ってなかったけどな。
『魔法創造の使用を確認しました。魔法名:変身・能力:姿を自由自在に変化させる。この情報を元に魔法を作成します。…………作成成功。魔法名:変身を使えるようになりました』
電子音が鳴り響き終わると俺のステータスに『固有魔法・変身』が追加されていた。
「変身」
俺がそう言うと俺の体に黄緑色のエフェクトが出てきてそれが包むように俺を外から見えなくしエフェクトが消えるとそこには赤髪赤眼で身長は160ほどの14?5?歳の少年がいた。
「あ、あれ?なんか違う子がいるんだけど?アストさんは?」
「ミリーナ。僕がアストだよ」
「「「えーーーーーーーーーー」」」
ミリーナ、国王、セーバスさんがすごい驚いた顔でこっちを見てる。自分の一人称が俺から僕になったのも変身の能力でそう言ったことになってる。そういえばミリーナのこと言ってなかったな。ミリーナのステータスはこんなだ。
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ミリーナ・サンデル・グラント
14歳 女
種族:人族
職業: 王女
天職:結界師
==========
LV:12
MP:800/800
STR:400
DEF:200
AGI:200
MGA:600
MGD:400
適応属性:水、風、結界
==========
スキル
剣術レベル2、護身術レベル2、礼儀作法レベル5、料理レベル2
水魔法レベル3、風魔法レベル6
特殊魔法
結界魔法レベル4
固有スキル
爆発眼、百連結界、結界内無敵
加護
中級神・風神、結界神の加護
==========
称号
結界師、隻眼の魔眼を有する者、恋する乙女、覇熾蘑 煌輝の婚約者、
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と言った感じだ。今の俺と年の差が5歳もあるのに最初は驚いたな。
あとはミリーナの固有能力だな。それぞれの効果は……。
ーーーーーーーーーー
百連結界
一度の詠唱で結界を100枚まで出すことができる。
一枚につき100の魔力が消費され一枚破るのに中級魔法以上ではないと破れない。
結界を作る場所や大きさや形を明確にイメージするとその通りの結界になる。だがその場合はMGD に依存し初級魔法でも破られる時がある。
ーーーーーーーーーー
結界内無敵
結界の中で攻撃を受けても死なない。
結界内だけMP以外の全ステータスが10倍になる。
ーーーーーーーーーー
正直チートだわ。結界の中で爆発眼なんか使ったら殆どのやつは爆ぜるぞ。まぁミリーナは元のDEFが低いからなんとも言えないが。
百連結界なんかチートのチートだろ。魔力100消費しただけで中級の魔法を防げるんだぜ。それにそんな結界をドーム型にしたり背中につけたりなんかもできるって最強じゃね。
「あ、アストさんなんですか?」
「さっきそう言ったと思うけど。今はミリーナと同じ14歳に変身してて、これだったら一緒に学校行けるでしょ」
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「あ、ああ。じゃあアスト。学校の入学試験は一ヶ月後だ。それまでに勉強をしといてくれ」
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