クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath

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一章 転移した先は

26話 眼の能力

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しばらく待っているとセーバスさんとミリーナがやってきた。団長は兵士に連れて行かれて兵士も何処かへ散っていきここには俺しかいない。

「アストさん!」
「ミリーナ。久しぶりだな」
「はい!。それで……どうなったんですか?」
「ああ、もう安心しろ。全部終わらせてきた」

俺はそう言ってピッグ侯爵がサインした書状をミリーナとセーバスさんに見せた。

「う、嘘……」
「さすがアラストール様です」

ミリーナは目に涙を浮かべて喜びセーバスさんは俺に畏敬の眼差しを向けている。

「直ぐに国王様との謁見を開きます。付いてきてください」
「分かった」

そうして今は国王の前にいる。

「アスト。今回は本当にありがとう。何か報酬を出してやりたいんだが何かあるか?」
「いいや、俺はミリーナがいれば何もいらない。あと、ミリーナの魔眼について言っておきたいことがある」
「なんだ?」
「ミリーナの魔眼についてみんなはどこまで理解してるんだ?」
「ただ眼が紅くあることしか……」
「儂もだ」
「私もです」

ミリーナ、国王、セーバスさんの順番でそう言って来た。何も分かってねぇのかよ。

「ミリーナの魔眼について今から説明するからちゃんと聞いとけよ」
「「「分かった(わかりました)」」」

そして俺はミリーナの魔眼の能力を喋る。

「ミリーナの魔眼は爆裂眼。見る範囲にある特定のものを爆発させることができる能力だ」
「「「………………えっ⁉︎」」」
「だが、ミリーナの場合は片目だけで能力もだいぶ落ちてる。それでも、見る範囲にある特定のものが自分のDEFより低いものなら爆発できるものだ」
「「「………………」」」

俺がそう説明すると何も言えなくなってしまっていた。

「…………そんなヤバイものだったんだな」
「…………わたしにはそんな力が…」
「本当に恐ろしい力ですな魔眼は」
「魔眼を持ってるのはミリーナだけじゃないぞ。俺も持ってるからな」
「「「……………………はっ⁉︎」」」

俺がそういうとすごい溜めたあとみんな眼を見開いていた。

「もうめんどくさいから俺のステータス見せるわ」

俺はそう言って国王たちに俺のステータスを見せた。最近またレベル上がったからまた化け物になってた。
ーーーーーーーーーー
コウキ・ハシマ
19歳           男
種族:人族?
職業: SSランク冒険者
天職:万能神
==========
LV:487
MP:3,571,821,000,000/
         3,571,821,000,000
STR:3,149,305,000,000
DEF:3,220,191,000,000
AGI:3,014,792,000,000
MGA:3,319,706,000,000
MGD:3,284,551,000,000
適応属性:全
==========
総合スキル
武術レベル10、日常レベル10、魔法レベル10、魔術レベル10、特殊魔法レベル10、特殊魔術レベル10、耐性レベル10、

固有能力
完璧記憶、武芸百般、魔芸百般、全集魔眼、概念操作、真実化、無限成長、復讐、強奪Ⅳ、魔法創造、魂斬、影縫、影操作、影転移

魔物スキル
突進、天歩、影歩、筋肉増加、穴堀、溶解、吸収、適応、鷹の目、硬化、超硬化、部分強化、部分超硬化、咆哮、息吹、肥大化、竜の目、竜魔法、飛翔、

加護
全神の加護
==========
称号
異世界人、歴代転移者最強、勇者、万能者、復讐を誓う者、人の枠に囚われない者、人外を進みし者、神を超えた者、加護マスター、最高神、武神、死神、覇神、魔神、精霊神、龍神の弟子、強奪者、斬殺者、探索者、救命者、ペテン師、嘘つきマスター、竜殺し、拷問人、
ーーーーーーーーーー

「「「……………………」」」

本日二度目の沈黙の時間。てかペテン師とか嘘つきマスターは余計だ。俺がいつそんなことをした。あ、いろいろ嘘ついてたな。主に闇魔法で。

「アスト……お前は人間だよな」
「当たり前だろ……いや、?があるから正直分からん」
「強い……としか言いようがありませんね」
「強すぎて恐ろしい程ですね」
「恐ろしいって……俺は別に何にもしないぞ」
「そうですよ。アストさんは心優しい人なんですから」
「すいませんミリーナ様、アラストール様。前言撤回いたします」

セーバスさんはそう言って頭を下げて来た。

「いいよセーバスさん。それよりおっちゃん。ミリーナの件、認めてくれるか?」
「うむ。勿論だ。それではアストを公爵まで爵位を上げミリーナとの結婚を認める」
「お父様、ありがとうございます。アストさん、これから末永くよろしくお願いします」
「ああ、よろしく。家はこの間もらった家でいいよな」
「ああ、これが鍵と地図だ」

俺は国王からもらった地図と鍵をもらってミリーナと一緒に向かうために踵を返した。

「じゃあな国王。またなんかあったら呼んでくれ」
「あるも何も、今度ミリーナが学校行くからアストも一緒に行ってもらう予定だぞ」
「………………はっ⁉︎」

俺は国王の言葉爆弾でしばし呆然とした。
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