メロディーが聞こえない

メロディーはどこにある？

二曲目

胸の中に散らばったこの感情を

全部紡いで君に伝えることは

きっと世界中に散らばった７つの玉を

全部集めることよりも難しいから

僕はただ君のそばにいたい

僕なら一途に君だけを見ていける自信があるのに

君は彼氏のいるあいつのことがまだ好きなの？

僕がどれだけ想っても君には手が届かないなら

せめて踏ん切りをつける勇気とチャンスだけが欲しい

でもそれってちょっとわがままなのかな

なんて考えながら隣で寝ている

君にふれてみた

あいつの心の中にある君の気持ちを

少しでも僕の方に向けさせることは

どっかの三世の泥棒を捕まえるよりも難しいけど

僕はそれでも君を見ていたい

あんなに綺麗な夜空を一緒に見ていたのに

それを綺麗だと想ったのは僕だけだったの？

どれだけ考えても答えは出そうにないから

せめて踏ん切りをつける勇気とチャンスだけが欲しい

でもそれってちょっとわがままなのかな

なんて考えながら隣で寝ている

君にキスをした

どんだけ想ったて

どんだけ好きだって

どんだけ恋したって

どんだけ愛したって

だめなのはもう結構前からわかっていたけど

それでもいいよ

それでもいいの

それでもいいから

僕の言葉を聞いてください

もしも僕が君の王子様で

眠りに落ちてしまったお姫様を

この好きで起こすことができるなら

って言い訳をしつつもう一度君の唇を奪った

寂しい僕にはこんな寂しい夜と想いがぴったりだ

これは僕の中では特殊な恋愛をした時のことだ。

何で特殊な恋愛から話すのか？

そもそも特殊ってなに？

そんなことは気にしないでほしい。

いずれそれは話すことになるから。