魔法がすべての世界で俺だけロボットで無双する異世界ライフ

歩く屍

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6.首席代表挨拶

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僕は今日、全クラスの前で、首席代表挨拶をしないといけなかった。

学校につき、教室にいく。

すると、僕の教室のみんなから、

「首席代表挨拶やるんだって?、
頑張れ！」

「初日の登校は、散々な思いをしたかもですが、頑張って」

男子、女子から、声援が送られる

いい首席代表挨拶ができるよう、励ましてくれているのだ。

「ありがとう！。挨拶がんばるよ」

そう言って、数時間がたち、ついに、朝礼が、始まる。

「ええと、続いて、首席代表挨拶。
ソリットさん前へ」

あっという間に、自分の番が回ってくる。
　
僕は、人の文字を書いてから飲み込む。

そして僕は、壇上に上がった。

「皆さん初めまして、
ソリットといいます。

この学び舎で、どのクラスとも分け隔てなく、みんなと一緒に学んでいきたいと、僕は、思っています。

僕は、入学時襲われ、怪我をしました。人には、魔法でもわからない心が存在します。

それは時には、白、時には黒く染まるような不安定なものです。

ですが、それを受け入れ、前に進むことが、魔法や人間性の成長につながると信じています。

以上」

挨拶が終わると、歓声がすごかったが、それより、緊張で倒れそうになっていたことが、とても心配だった。

あの演説により、皆心を打たれ、その後、女子からは、遠目から話しかけるタイミングを、はかっていたり、男子からは、友達になってくれと殺到した。

翌日、いつものように学校へと向かう。

すると、

「こちら、魔法研究会のものです。
新しい魔法に興味がある人、ぜひ入部お願いします」

「俺たちは、攻撃魔法特訓部です。攻撃魔法を鍛え、ダンジョンに行ける程の実力をつけてみませんか?。入部待ってまーす」

このように、部の勧誘が多い。

「僕も、目立っちゃったし、勧誘に巻き込まれなければいいけど」

心配が多くなるところで、

顔の暗い女子に、小さい声で勧誘を受ける。

「予知魔法部です。お兄さん、来てみませんか？」

そう、自信のない、無理した声で言うで、

「無理しないほうがいいよ、可愛い顔と声が台無しだ。あと、ごめんね、また今度、見学させてもらうよ。今度見に行くから、名前教えて」

そう言って、名前を教えてもらう。

「レイナです」

無理せず、小さな声で言う。

ちょっと、声の調子が悪そうだな。

そう、顔と声の具合で判断する。

「もしかして、声悪いの?」

そう聞くと、

「はい、顔は元々暗いのですが、
声は調子が悪いの、です」

と、僕の心を読まれたのはおいといて、声はどうにかしてあげたいな。

「魔法で直せないの?」

そう聞くと、

「えっと、回復魔法使えま、せん。お家貧乏で、通っていられる、のは、バイトやってるから、です。なので、病院、も、いけま、せん」

と、小さな声で、言った。

「うーん?」

と、悩んでいると、授業の時間が近づいていた。

「ごめん、時間がないから、また、ここであえる?。えっと、レイナちゃん」

また、会えるか聞くと、

「はい。学校の放課後でしたら。」

と、小さな声で言う。

「分かった、その時でいいから」

なんとかしてあげたいという気持ちは、いけない気持ちじゃないはずだ。

そう僕は、改めて考えたのだった。

「あの、女、よくも私のソリット様を!、あんなに、楽しそうにおしゃべりして!、絶対許さないんだから!」

ソリットの知らない間に、また新たな問題が迫りくる。

　

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