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しあわせねこのカタチ。
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「我慢、しなくたっていいのに」
あたし、ちょっとそう拗ねてみた。
「それとも、もう恋人か奥さん、できちゃった?」
もうあれから十年だ。きっといろいろかわっちゃったかもだし。
「いえ、僕は……。ずっと貴女だけを愛してますよ」
そんな甘い台詞を耳許で囁く彼。
もう。ほんとにいい男になっちゃったなぁ。
お布団の中で、裸の胸を彼に押し当てる。
なんだかあそこがずくんと疼いて。
あう。あたし、もしかして。
発情期、きちゃった?
もう、我慢ができないよ。
最初にあの子に会ったのは。
あの子が十歳あたしが十四歳。
まだすごくあどけなくて。かわいくて。
あたしはその子、彼に、ひと目で恋に落ちたけど。
でも、そんな事、誰にも言えなかった。
あたしは彼の先生だったから、素直に慕ってくれる彼にそんなことを言うのは卑怯な気もして。
年上の引目もあって。
彼があたしのことを好きだといってくれた時も、茶化してごまかした。
「あたしのことは姉さんって思ってくれていいのよ」って。そう。
でも。
今、こうして再開できて。
もう彼は二十四歳になるのかな?
りっぱな大人で。
もう、すっかりイケメンになった。
あたし好みの声で囁くその優しい台詞に、あたしは……。
「ごめん。あたし。
あたしの方がガマンできないよノワ」
「ああ。ハルカ姉さん……。
ほんとにいいの?」
そう、囁くように呟く彼。
あたしは答える代わりに唇で彼の口を塞いで。
抱きついた。
お布団の中で。
優しくあたしを撫で回してくれる大きな手。
肌が敏感になってる。
なんだかすごく気持ちが良くて。
身体中が火照って、疼いて。
もうどうしようもなくなった。
「お願い……」
彼の力強い腕に抱かれ、あたしは……。
あったかいな。
ゆっくりと。
彼があたしのなかに来てくれた。
彼と一つになった時は、ほんとしあわせで。
あたしは、至福に満たされたのだった。
あたし、ちょっとそう拗ねてみた。
「それとも、もう恋人か奥さん、できちゃった?」
もうあれから十年だ。きっといろいろかわっちゃったかもだし。
「いえ、僕は……。ずっと貴女だけを愛してますよ」
そんな甘い台詞を耳許で囁く彼。
もう。ほんとにいい男になっちゃったなぁ。
お布団の中で、裸の胸を彼に押し当てる。
なんだかあそこがずくんと疼いて。
あう。あたし、もしかして。
発情期、きちゃった?
もう、我慢ができないよ。
最初にあの子に会ったのは。
あの子が十歳あたしが十四歳。
まだすごくあどけなくて。かわいくて。
あたしはその子、彼に、ひと目で恋に落ちたけど。
でも、そんな事、誰にも言えなかった。
あたしは彼の先生だったから、素直に慕ってくれる彼にそんなことを言うのは卑怯な気もして。
年上の引目もあって。
彼があたしのことを好きだといってくれた時も、茶化してごまかした。
「あたしのことは姉さんって思ってくれていいのよ」って。そう。
でも。
今、こうして再開できて。
もう彼は二十四歳になるのかな?
りっぱな大人で。
もう、すっかりイケメンになった。
あたし好みの声で囁くその優しい台詞に、あたしは……。
「ごめん。あたし。
あたしの方がガマンできないよノワ」
「ああ。ハルカ姉さん……。
ほんとにいいの?」
そう、囁くように呟く彼。
あたしは答える代わりに唇で彼の口を塞いで。
抱きついた。
お布団の中で。
優しくあたしを撫で回してくれる大きな手。
肌が敏感になってる。
なんだかすごく気持ちが良くて。
身体中が火照って、疼いて。
もうどうしようもなくなった。
「お願い……」
彼の力強い腕に抱かれ、あたしは……。
あったかいな。
ゆっくりと。
彼があたしのなかに来てくれた。
彼と一つになった時は、ほんとしあわせで。
あたしは、至福に満たされたのだった。
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