インフラ企業勤めが異世界転生したら移動手段が馬車で驚愕した件〜前世の記憶を探ってみれば、文明開化の音がする!〜

「もうすぐ、ボーナス時期だったのに、こんなところでくだばるとは・・・」

交通系、建築系、エネルギー系、生活系とインフラ整備を網羅する大手企業に勤めている俺。
出先で重機の下敷きになり、呆気なく没することになりました。


そんな異世界の夢をよく見ていた少年時代。
中央魔法学園中等部に上がる年、親にスマホのプレゼントをねだりました。

「『スマホ』とは何かな?」

この世はスマートフォンが無い!!!

スマホってそもそもなんだっけ!?!



そうだ!!思い出した!!

12歳、レジナルド少年。前世の記憶が蘇り、異世界転生者であることが判明!!

スマホはおろかネット環境が無い!新幹線も飛行機も無ければ、蒸気機関車ですら無い!

みんな、魔法に頼りすぎじゃない?

不便極まりない世界を文明化してみせる!
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