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ログインしていつも通り畑のお世話をすませた後、案山子さんと一緒にメモのために色々試した。うん、結構わかったこともあったしきっちりメモっておく。
「さて、地図埋めに行くかー!」
「チズウメ……リリー、ドコイクノ?」
「あのね……まだこの街の地図が半分くらいしか埋まってないから、うろうろ歩き回ってそれを埋めにいこうかなーって」
「ソウナンダ、ボクモイクヨ!」
「案山子さん、一緒に来てくれるの?」
「うむ、行ってこい!ルミエルも案山子が街でどんな様子かも知りたいだろうからな(リリーの迷子も案山子がいればマシになるじゃろ)」
あ、それもメモするんですねー……うん、ルミエルさんにバレたときが面倒そうだからしっかり書きますよ。
「わかりました!じゃあ、案山子さん行こっか!」
「ウン!」
「いってきまーす」
「イッテキマース」
「うむ」
案山子さんと街を歩く。うん、案山子さんはぴょんぴょんしてるから歩いてると言うかは微妙だけどね……うろうろ。
まずは大通りから!細い道はなるべく避けて大通りで埋まるところまで頑張る。
若干、他の人の視線を感じる気もするけど、きっと街中を案山子さんがぴょんぴょん動き回ってるのが珍しいんだろうなー……うん、案山子さんはまったく気にしてないみたい。それならわたしも気にするまい!
ピコン!
〈スキル:地図がレベルアップしました〉
「やった!」
ふむふむ……地図スキルが上がったことにって地図上に地点登録ができるようになったらしい。
さっそく大通りにあった可愛い物が売っている雑貨屋さんや防具や武器を売っているお店など登録しておく……来るかはわからないけど。
「次は細い道を埋めなくちゃかー」
大通りだけでは地図がまだらにしか埋まらなかったので、やっぱり細い路地も入って行かなきゃダメみたい……迷わないよう慎重にしなくちゃなぁ。
「リリー、マヨッタラボクニツイテキテネ」
「う、うん。わかった」
その数分後には迷うのだけど、案山子さんの言葉通りに後をついて行くと、ものの数分で元の道に戻れたじゃないですかっ!
案山子さんは方向感覚があるらしく、次の路地は最初から案山子さんについて歩くと迷子にならず地図がしっかり埋まった!わーい、わーい!
これもルミエルさんに渡すメモにしっかり記載しておく。
いくつか路地を埋めた後、細い道を抜けると大通りに出た。あ、この道に出るんだ……てか、街広いなー。まだ、全部は埋まらないかー。だいぶ地図のまだらが少なくなり埋まってきたんだけどねー。これを数時間で走り回れる茉由ちゃんていったい……
「ん?」
あれ、もしかしてここ……冒険者ギルドってやつじゃないの?グランツさんにせっかく印をつけてもらって今度行こうと思っていたのにすっかり忘れていたやつである。
剣と盾の書かれた看板に他よりも大きな建物……さらには防具や武器を身につけた冒険者っぽい格好の人たちがたくさん出入りしているじゃないですか!地図を確認するとグランツさんがつけてくれた印の場所だ!間違いないぞ!わくわく……
「うーん、入るべきか入らないべきか……」
「……リリー、ドウシタノ?」
「ちょっと中を見てみたいけど、ギルドの登録料足りるのかなーって躊躇してるの」
「ソウナンダ」
もちろん手持ちはないからギルドで引き出すんだけど……登録してないギルドでも引き出せるのかな?
「あ、いざとなれば販売所の金庫から引き出せばいいのかー」
建物内に入ったら必ずギルドに登録しなければいけないと思い込んでいるリリーである。ちなみに必ず登録しなければいけないなんてことはない。あるとしたらそのギルドはかなり闇が深いといえるだろう……
ギルドに登録したらプレイヤーの人と知り合いになれるかもしれないもんなー!今まで会ったことないからなー……
ほら、向こうから歩いてきている集団にも白っぽいローブを身につけた赤い髪の女の子や青やピンクの髪をした子達がっ!わたしと同じくらいの歳かな?はじまりの街にいるならまだやり出したばかりかもっ。あ、でもみんな初期装備じゃなさそうだし、違うのかな?
「あっ!」
「ん?」
その中のひとりの子がこちらを見て驚いた様子……ん?ぴょんぴょん移動する案山子さんにびっくりしたのかな?うんうん、わかるよ!案山子さんって珍しいもんね。
赤い髪の女の子が周りにいた人たちに声をかけた後、ダークブラウンの髪をした男の人を連れてすごいスピードでこちらへ駆け寄ってくるではないですかぁー……な、なにごとっ!
ーー今日の案山子さんメモーー
・案山子さんは握るだけなら水の入ったジョウロくらいは楽勝で持て水やりもできる
・細かい作業は苦手で収穫は不得意(野菜を1つダメにして落ち込んでた。もちろんそれはわたしが美味しくいただいた!)
・案山子さんリクエスト→もう少し視界をよくして欲しいとのこと
・グランツさんが面白がって剣を持たせてみようとしたところ装備不可だとなった
・バーバラさんが包丁を持たせようとしても装備不可だった
・ただし、クワ、スコップ、鎌などの農具は装備可能らしい。今度プレゼントしよう!
・案山子さんは方向感感がある
・案山子さんはあまり人目が気にならないらしい
◆ ◆ ◆
名前:リリー
種族:人間
性別:女性
状態:正常
種族レベル:Lv2
HP:45/45(+5)
MP:45/45(+5)
STR:5(+2)
VIT:5(+5)
INT:5
AGI:5
DEX:80
LUC:777(固定)
ステータスポイント:20ポイント
職業:農家見習い Lv4
スキル:鑑定Lv2、裁縫Lv2、採取Lv2、栽培Lv2、投擲Lv3、毒耐性Lv4、麻痺耐性Lv4、気配察知Lv2、隠密Lv3、地図 Lv3→ Lv4、成長促進 Lv3、瞑想Lv2、水魔法Lv1
スキルポイント:28ポイント
取得可能スキル:挑発、武器回収、工作、観察力
称号:遅咲きのラッキースター、挑戦者、方向音痴、天籟の鐘を初めて鳴らした者
所持金:677G(預金:9900G)
装備:麦わら帽子、軍手、見習いのシャツ、見習いのズボン、見習いのブーツ、初心者用投擲ナイフ×3、どんぐりネックレス、花柄エプロン、エルダートレントの棍棒
持ち物:初級ハイポーション×5、初級マナポーション×5、初心者用裁縫セット、水袋、火打ち石、ギルドカード(E)、葉っぱ×6、小石×22、木ノ実×8、体力草×8、魔力草×12、メモ紙、ペン、きゅうり×3、ミニトマト×26、ハニービーの毒針×5、ハニービーの羽×40、はちみつ3瓶、ローヤルゼリー1瓶、軍手(予備)、収穫用ハサミ
販売所(0/10):(金庫:8100G)
◆ ◆ ◆
「さて、地図埋めに行くかー!」
「チズウメ……リリー、ドコイクノ?」
「あのね……まだこの街の地図が半分くらいしか埋まってないから、うろうろ歩き回ってそれを埋めにいこうかなーって」
「ソウナンダ、ボクモイクヨ!」
「案山子さん、一緒に来てくれるの?」
「うむ、行ってこい!ルミエルも案山子が街でどんな様子かも知りたいだろうからな(リリーの迷子も案山子がいればマシになるじゃろ)」
あ、それもメモするんですねー……うん、ルミエルさんにバレたときが面倒そうだからしっかり書きますよ。
「わかりました!じゃあ、案山子さん行こっか!」
「ウン!」
「いってきまーす」
「イッテキマース」
「うむ」
案山子さんと街を歩く。うん、案山子さんはぴょんぴょんしてるから歩いてると言うかは微妙だけどね……うろうろ。
まずは大通りから!細い道はなるべく避けて大通りで埋まるところまで頑張る。
若干、他の人の視線を感じる気もするけど、きっと街中を案山子さんがぴょんぴょん動き回ってるのが珍しいんだろうなー……うん、案山子さんはまったく気にしてないみたい。それならわたしも気にするまい!
ピコン!
〈スキル:地図がレベルアップしました〉
「やった!」
ふむふむ……地図スキルが上がったことにって地図上に地点登録ができるようになったらしい。
さっそく大通りにあった可愛い物が売っている雑貨屋さんや防具や武器を売っているお店など登録しておく……来るかはわからないけど。
「次は細い道を埋めなくちゃかー」
大通りだけでは地図がまだらにしか埋まらなかったので、やっぱり細い路地も入って行かなきゃダメみたい……迷わないよう慎重にしなくちゃなぁ。
「リリー、マヨッタラボクニツイテキテネ」
「う、うん。わかった」
その数分後には迷うのだけど、案山子さんの言葉通りに後をついて行くと、ものの数分で元の道に戻れたじゃないですかっ!
案山子さんは方向感覚があるらしく、次の路地は最初から案山子さんについて歩くと迷子にならず地図がしっかり埋まった!わーい、わーい!
これもルミエルさんに渡すメモにしっかり記載しておく。
いくつか路地を埋めた後、細い道を抜けると大通りに出た。あ、この道に出るんだ……てか、街広いなー。まだ、全部は埋まらないかー。だいぶ地図のまだらが少なくなり埋まってきたんだけどねー。これを数時間で走り回れる茉由ちゃんていったい……
「ん?」
あれ、もしかしてここ……冒険者ギルドってやつじゃないの?グランツさんにせっかく印をつけてもらって今度行こうと思っていたのにすっかり忘れていたやつである。
剣と盾の書かれた看板に他よりも大きな建物……さらには防具や武器を身につけた冒険者っぽい格好の人たちがたくさん出入りしているじゃないですか!地図を確認するとグランツさんがつけてくれた印の場所だ!間違いないぞ!わくわく……
「うーん、入るべきか入らないべきか……」
「……リリー、ドウシタノ?」
「ちょっと中を見てみたいけど、ギルドの登録料足りるのかなーって躊躇してるの」
「ソウナンダ」
もちろん手持ちはないからギルドで引き出すんだけど……登録してないギルドでも引き出せるのかな?
「あ、いざとなれば販売所の金庫から引き出せばいいのかー」
建物内に入ったら必ずギルドに登録しなければいけないと思い込んでいるリリーである。ちなみに必ず登録しなければいけないなんてことはない。あるとしたらそのギルドはかなり闇が深いといえるだろう……
ギルドに登録したらプレイヤーの人と知り合いになれるかもしれないもんなー!今まで会ったことないからなー……
ほら、向こうから歩いてきている集団にも白っぽいローブを身につけた赤い髪の女の子や青やピンクの髪をした子達がっ!わたしと同じくらいの歳かな?はじまりの街にいるならまだやり出したばかりかもっ。あ、でもみんな初期装備じゃなさそうだし、違うのかな?
「あっ!」
「ん?」
その中のひとりの子がこちらを見て驚いた様子……ん?ぴょんぴょん移動する案山子さんにびっくりしたのかな?うんうん、わかるよ!案山子さんって珍しいもんね。
赤い髪の女の子が周りにいた人たちに声をかけた後、ダークブラウンの髪をした男の人を連れてすごいスピードでこちらへ駆け寄ってくるではないですかぁー……な、なにごとっ!
ーー今日の案山子さんメモーー
・案山子さんは握るだけなら水の入ったジョウロくらいは楽勝で持て水やりもできる
・細かい作業は苦手で収穫は不得意(野菜を1つダメにして落ち込んでた。もちろんそれはわたしが美味しくいただいた!)
・案山子さんリクエスト→もう少し視界をよくして欲しいとのこと
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・ただし、クワ、スコップ、鎌などの農具は装備可能らしい。今度プレゼントしよう!
・案山子さんは方向感感がある
・案山子さんはあまり人目が気にならないらしい
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名前:リリー
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MP:45/45(+5)
STR:5(+2)
VIT:5(+5)
INT:5
AGI:5
DEX:80
LUC:777(固定)
ステータスポイント:20ポイント
職業:農家見習い Lv4
スキル:鑑定Lv2、裁縫Lv2、採取Lv2、栽培Lv2、投擲Lv3、毒耐性Lv4、麻痺耐性Lv4、気配察知Lv2、隠密Lv3、地図 Lv3→ Lv4、成長促進 Lv3、瞑想Lv2、水魔法Lv1
スキルポイント:28ポイント
取得可能スキル:挑発、武器回収、工作、観察力
称号:遅咲きのラッキースター、挑戦者、方向音痴、天籟の鐘を初めて鳴らした者
所持金:677G(預金:9900G)
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持ち物:初級ハイポーション×5、初級マナポーション×5、初心者用裁縫セット、水袋、火打ち石、ギルドカード(E)、葉っぱ×6、小石×22、木ノ実×8、体力草×8、魔力草×12、メモ紙、ペン、きゅうり×3、ミニトマト×26、ハニービーの毒針×5、ハニービーの羽×40、はちみつ3瓶、ローヤルゼリー1瓶、軍手(予備)、収穫用ハサミ
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