俺はモブなので。

バニラアイス

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幸せな誕生日※

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「ん...、ふぁ....」

舌を絡められ、吸われ、口内を激しく犯される。

「はっ...ん゙んっ....」

熱い口付けを交わしながら抱き抱えられてそのままベットに降ろされ、服を脱がされていく。

「綺麗だ。」

手つきがいやらしくて、気持ちよくてつい動かされる度に反応してしまう。


「ここも...ここも...」

「あ...」

両胸の突起に口付けられ、身体が大きく跳ね上がる。

「わっ...!」

突然、第二皇子に下半身を持ち上げられ...


「ここも、綺麗だ。」

「ひゃ!?」

蕾の中に、第二皇子の舌が侵入してきた。

「だ、ダメ!止まっ...」

頭を押して止めようとするが、快楽で力が出ない。

「やぁっ...!もっ...い...」

中で動く激しい舌に耐えきれず、俺は精を吐き出してしまった。

「....」

第二皇子の顔に。


「っ!す、すみません!」

完全にやらかした。

俺は急いで第二皇子の顔についた自分の精を手で拭うが、拭っている俺の手を第二皇子が止めた。

「大丈夫だ。」

「でも...んっ....」

第二皇子は気にしていない様子で顔を拭い、俺に口付けながら自分の服を脱ぐ。

「んむ...、はぅ...」

深く、深く口付けられ、心が満たされていく。

「愛してる。」

「あ゙っ!?」

第二皇子が自分のモノを俺のモノに擦り付けるように動き出した。

「愛してる。」

「あ...ひぅ...ゔっ...」

愛の言葉を何度も囁かれながら腰の動きを激しくされ、高揚感でなぜか自然と涙が溢れてくる。

「レイっ!お、俺も、愛し...てるっ!」

「っ...クレノ!」

激しくて気持ちよくて、すべてが愛おしい大切な人。


「好きっ!レイ、大好き...!」

「私も好きだ...愛してるっ!」

「あぁっ!」

「っ...」

互いに達し、脱力感が身体を襲う。


「はぁ...はぁ...、ふぁ..んっ...」

「ん...」

そして暗い空が明るくなるまで、俺達は互いの心を確かめるように愛し合った。

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