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まるでイタズラをする子供のように※
しおりを挟む「クレノ様~!!」
声の大きさ的に、結構近くにメイドは来ているようだった。
だが....
「で、殿下!?」
第二皇子の手は止まる事なく、俺のズボンと下着を脱がした。
「ちょ....やめてください!」
「しー、あまり大きな声を出すとバレるぞ?」
「だ、だって「クレノ様!こちらにいらしたんですね!」
「ひ....」
先ほど俺がつい大きな声を出してしまっせいで、メイドに居場所がバレてしまった。
「お一人ですか?」
胸くらいまである草や木のおかげで、メイドからはしゃがんでいる第二皇子と俺の何も履いていない下半身は見えていないようだ。
「う、うん。一人だよ....!」
「そうですか....第二皇子殿下も一緒なのかと思っていたのですが....第二皇子殿下がどちらにいらっしゃるかご存知ですか?」
「え、えっと、殿下はまだ庭を散策してるか、部屋に戻ったと思うよ!」
バレたら大変な事になると思い、咄嗟に嘘をついてしまった。
そんな焦った俺が不意に第二皇子の方へ視線を向けると、第二皇子は俺の顔を見てニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
そして....
ペロ______....
「ひゃ....!」
俺のモノを舐め始めた。
「?クレノ様?どうか致しましたか?」
「い、いや、なんでもないよ!!」
できるだけ平然を装ってメイドに笑顔で答える。
「で、でで、殿下っ!何してっ....」
メイドには聞こえないよう小さな声で、俺は第二皇子に言った。
「ん?可愛いクレノのこれを舐めている。」
「そうじゃなくて!バレちゃうからやめてください!!」
「クレノが反応しなければ大丈夫だろう。あのメイドにバレないように頑張ってくれ。」
そう言った第二皇子の顔はまるで、イタズラをする子供のようだった。
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