俺はモブなので。

バニラアイス

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茂みの中で※

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「殿下!下ろしてっ....」

「.....分かった。」

俺が手足をバタバタさせると、第二皇子はピタリと止まり俺を下ろしてくれた。


「ここなら大丈夫だろう。」

「大丈夫って何が......ん゙!」

そして下ろしてすぐに、第二皇子は俺の唇にかぶりつくように口付けた。


「ん...ぁ....、ふ....んっ....」

角度を変えながら激しく口付ける第二皇子についていくのがやっとで、唇が離れた時には俺の息は走った後のように上がっていた。

「ひぁ...ぁ....ふぅ...ん....、はぁ...はぁ....、んっ....」

息を整えようとしてもまた唇を塞がれてしまい、次第に脳に酸素が行き届かなくなってくる。


「ん...クレノ....すごく可愛い.....」

第二皇子は俺の服の中に手を入れ、わざとらしく硬くなった下半身を押し付けてきた。

「あ....殿下っ....」

「......キスだけで終わらせようと思ったのだが、我慢できそうにないな。」

「へ....?」

そう言って第二皇子がしゃがみ、俺のズボンへと手を伸ばした時だった。

   
「クレノ様~!どちらにいらっしゃるのですか~!」

俺を探すメイドの声が聞こえた。

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