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飲み込んだ※
しおりを挟む「はぁ....はぁっ......」
(イッちゃった....)
「で、殿下....」
第二皇子は口を抑え、下を向いたまま動かない。
「俺、殿下の口の中にっ....、早く吐き出し「ゴクン.....」......え?」
(今、ゴクン....て、え?....)
顔を上げた第二皇子は、口の中に何かを入れている様子がない。
まさか....
「の、の.....のん....の....の...んだ....?」
「あぁ。」
「あぁ。じゃないですよ!!今すぐ吐いてください!!!」
「無茶を言うな。もう腹の中だ。」
「~~~~~!!!」
まさか俺が出したものを飲むなんて....!
「飲んだって美味しいものじゃないです!」
「甘くて美味しかったが?」
「そんな訳ないでしょう!」
第二皇子の口を無理矢理こじ開け中を確認したが、本当に俺の精を飲み込んだようで、中には何も入っていない。
「ご馳走様。」
「っ....バカっ......」
「皇子である私に向かってバカと言えるのは、クレノくらいだ。」
そう言って俺の頬にキスをする第二皇子の顔は、どこか俺をからかうようだった。
「本当に美味しかった。クレノの味がし「もうやめてください!!」
(こっちは恥ずかしくて死にそうだっていうのに、完全に俺の反応を見て面白がってる!
そっちがその気なら、俺だって....!!)
俺はからかい続ける第二皇子に仕返ししてやろうと、今度は俺が第二皇子のズボンに手をかけた。
「クレノ?!」
「次は、俺の番です。」
第二皇子が驚いている間に、ゆっくりと第二皇子のチャックを下ろす。
「俺にもさせて。」
そして俺は、第二皇子の前でしゃがんだ。
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