俺はモブなので。

バニラアイス

文字の大きさ
上 下
93 / 259

気持ちい※

しおりを挟む


「んっ....ふっ.....んぁっ......」

優しいキスの後、俺の口の中に第二皇子の舌がまた入り込んでくる。

苦しくてどうにか逃げようと押しても、腰と頭を抑えられて動く事ができない。


「ふぁ....ん゙んっ......、あぅっ!!」

第二皇子のキスに集中していると突然、胸に刺激が走った。


「で、殿下っ....!!そこ、摘まないでっ.....!!」

「痛いか?なら....」


第二皇子は俺の胸の先端を摘むのを止めて、今度は......

「ひゃうっ!!」

胸を優しく舐め始めた。


「あっ、ん...まっ.....て........」

「気持ち良いか?」

「ふぅ....わ....かんな......」

「気持ち良さそうだな。」

「あぅっ....!?やめっ....吸わな....いでっ....!!」

「無理。」

「やぁ....あ゙....っ........あぁ!!」

胸をいじられ続けられた俺は、それだけでついにイッてしまった。


「はぁ....はぁ......」

「胸をいじられてイクなんて、クレノは敏感だな。」

意地悪そうに顔をニヤつかせた第二皇子は、慣れた手つきで俺のズボンと下着を脱がす。


「.....グチョグチョだな。」

そう言って俺のソレを掴み、上下しだした。


「あっ....!」

その刺激に身体が仰け反る。


「ん...あ゙っ...ふぅ...ん゙....」

「.......知っているか?クレノ。」

「....?な....に......?」


「男同士は、ここを使うんだ。」

第二皇子はそのしなやかで長い指で、俺の蕾をなぞるように撫でた。


「ひゃっ!!?」

驚いた俺の身体はビクリと跳ね、第二皇子にしがみつく。

そして....


「......!!やっ....!」

ゆっくりと第二皇子の指が一本、俺の中へと埋め込まれていく。


「や....だぁっ....!!っ....だめ...、んっ!!」

「力を抜け。ほら、私の指をもう全部飲み込んでしまったぞ?」

「はぅっ....」

痛みも圧迫感も一切なく、すんなりと俺の中に入ってしまった第二皇子の指を、自然と締めつけてしまう。

そんな俺の様子を確認した第二皇子は、大丈夫だと思ったのか指を動かし始めた。


「狭いな。」

「あっ!!ん....っ....う、動かさない....でぇ!....あぅっ!!」

第二皇子の動かした指が俺のいい所に触れ、一層刺激が増す。

 「っ...も...う....、イッちゃ....!!」

 「イけ。可愛い姿を私に見せて。」

「ひゃっ....あ....!!あぁ!!!」

俺は第二皇子のその言葉に心臓がドキリと弾み、我慢できずに精を出した。


「はっ....はぁ....ぅ.....」

「クレノ....可愛い.....今日はここまでにしてやろう。

だがこれからもっと慣らしていって、本番で私のがすんなり入るようにしような。」


そう言って唇にキスを落とす第二皇子に、俺の身体がぶるりと震えたのだった。

    
しおりを挟む
感想 186

あなたにおすすめの小説

悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!

梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!? 【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】 ▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。 ▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。 ▼毎日18時投稿予定

【完結】別れ……ますよね?

325号室の住人
BL
☆全3話、完結済 僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。 ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

R指定はないけれど、なんでかゲームの攻略対象者になってしまったのだが(しかもBL)

黒崎由希
BL
   目覚めたら、姉にゴリ推しされたBLゲームの世界に転生してた。  しかも人気キャラの王子様って…どういうことっ? ✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻  …ええっと…  もう、アレです。 タイトル通りの内容ですので、ぬるっとご覧いただけましたら幸いです。m(_ _)m .

俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き

toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった! ※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。 pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました! https://www.pixiv.net/artworks/100148872

氷の華を溶かしたら

こむぎダック
BL
ラリス王国。 男女問わず、子供を産む事ができる世界。 前世の記憶を残したまま、転生を繰り返して来たキャニス。何度生まれ変わっても、誰からも愛されず、裏切られることに疲れ切ってしまったキャニスは、今世では、誰も愛さず何も期待しないと心に決め、笑わない氷華の貴公子と言われる様になった。 ラリス王国の第一王子ナリウスの婚約者として、王子妃教育を受けて居たが、手癖の悪い第一王子から、冷たい態度を取られ続け、とうとう婚約破棄に。 そして、密かにキャニスに、想いを寄せて居た第二王子カリストが、キャニスへの贖罪と初恋を実らせる為に奔走し始める。 その頃、母国の騒ぎから逃れ、隣国に滞在していたキャニスは、隣国の王子シェルビーからの熱烈な求愛を受けることに。 初恋を拗らせたカリストとシェルビー。 キャニスの氷った心を溶かす事ができるのは、どちらか?

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。

小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。 そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。 先輩×後輩 攻略キャラ×当て馬キャラ 総受けではありません。 嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。 ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。 だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。 え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。 でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!! ……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。 本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。 こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話

深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?

処理中です...