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第21話:天才高校生は少女の正体を知るようです
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しばらくケンタと謎の少女で歩いているとアリスに教えてもらった宿についた。看板を見ると宿の名前が書いてあった。
宿の名前は『VIP様方の楽園』
それを見てこの世界のネーミングセンスのなさを感じてしまうケンタであった。
外から見る限り3階建てでこの世界では高い方である。
「帽子は深く被っておけよ。」
「あ、分かりました。」
そうして言われるがまま、少女は帽子を深く被った。
よし、これで不審者感が増した。この宿でおさらばだ。
謎の少女を連れて宿に入るとそこは前世の高級ホテルのロビーを彷彿とさせるスペースの広さと高級さだった。
宿の名前にVIPをつけるだけはある。
そのロビーにいたホテルスタッフのような人がケンタに声をかけた。
「本日はお越しいただきありがとうございます。受付はあちらになりますのでついてきて下さい。」
「ああ、分かった。」
「後ろの方はお連れ様ですか?」
「ああ、そうだな…。」
さっきから少女が喋らないと思い振り向いてみると、キョロキョロと周りを見ていた。
「これが宿というものなのですね、初めて見ました。」
と呟きながら。
「おい、早く行くぞ」
「あっ、すみません。どれもこれも初めての体験なのですこし興奮しているのです。」
そんな会話をしているとホテルスタッフに案内された受付についた。
「お客様、こちらでございます。」
「ありがとう」
ケンタはそういうとホテルスタッフは去っていった。
受付に着くと女性のスタッフが声をかけてきた。
「本日はお越し頂きありがとうございます。ご予約はされておりますか?」
「鳳凰騎士団長アリス・フォン・アルテミスの紹介できた、ケンタだ。」
「少々お待ちください。確認して参ります。」
そうして数十秒後、先程の女性が戻ってきて口を開く。
「確認が取れました。Aランク冒険者のケンタ様ですね。身分を証明できるものはありますか?」
「ああ、ギルドカードならあるが、これでいいか?」
そうしてケンタはギルドカードを受付の人に見せる。
「構いません。すこしお預かりしてもよろしいでしょうか?」
ケンタは頷いてギルドカードを受付の人に渡した。
「そちらの後ろの方はお連れ様でしょうか?」
「ああ、そうなんだ。何か身分を証明できるものってあるか?」
ケンタはそう言って少女に話を振った。
「はい、身分を証明できるものならありますよ?」
そうして受付の人にネックレスを見せた。
ケンタはネックレスが身分の証明になるのか、と新たな知識を得た。
しかし少女がネックレスを見せた後受付の人の顔が真っ青になった。
ケンタはすこし心配になって声をかけようとすると、受付の人が口を開く。
「大変ご無礼を致しましたっ!!お許しください!!」
少女が落ち着いた表情で言った。
「構いません。私もお忍びなので気にしなくて構いませんよ。」
「はいっ!ありがとうございますっ!」
そうして受付の人は泣いていた。
一体何者なんだと思い誰にもバレないように『隠蔽魔法』を使った後、『鑑定』を使うと少女の情報が虚空に浮かんだ。
名前 ティア・フォン・ローベルク
年齢 15
種族 人間族
LV 1
職業 なし
称号 ローベルク王国第2王女
筋力 30
魔力 248
知力 582
敏捷 96
運 482
基礎スキル 火魔法・中
水魔法・中
土魔法・小
風魔法・大
治癒魔法・中
応用スキル 魔力変換効率・大
「…………………。」
声が出なかった。
え?ローベルク王国王女?この子王女様だったのかよ。
それなのに俺はこんな無礼を働いていたのか?
今までやったことを思い返してみる。
・早歩きで逃げようとした
・帽子を被れと王女に指示した
・早く来いと命令した
このままでは来年の春からの花の学園生活という夢が潰れてしまう可能性大。
そんな事を考えているとティアが顔を覗き込んできた。
「どうされました?顔色が優れないようですが…。」
口調を改める事を決意したケンタは口を開いた。
「いえ、なんでもありませんよ。さ、部屋へ案内してもらいましょう。」
自分でも気持ち悪いくらいの態度の変わりようだがこればかりは仕方ない。
「あの、本当に大丈夫なのですか…。」
「大丈夫です。あのー、部屋へ案内していただけませんか?」
こっちがなんか不審者みたいだ。
それを聞いたホテルスタッフが部屋へお連れしますと告げ、案内してもらった。
「こちらでございます、お客様。」
そうして開かれた扉の先にはまさしくVIPにふさわしい内装だった。壁は白一色。置物や絵が飾られておりどれも一目見ただけで高級品とわかる。
「ええ、ありがとうございます。」
「それではごゆっくり。」
そうして部屋に2人きりになった。
まずい、ティアが1時間だけ隠れさせてくれとは言ったものの、それまで何をすればいいんだ?
そんな事を考えているとティアが口を開いた。
「ご迷惑をお掛けしました。1時間だけ隠れさせていただきます。ここなら護衛も追って来ないでしょうし。よろしければお名前を聞かせていただけませんか?」
「ケンタです。」
「ケンタさんですか。私の名前はティアです。ティアとお呼びください。」
「はい分かりました。ティア様」
「敬語はダメです」
「分かり…分かった。ティア」
どうやら俺には王女だとバレたくないらしい。護衛とか言ってる時点でバレてるも同然だが…。
これから1時間、何をすればいいんだ?
「せっかく出会ったのですから、何かしませんか?」
まさか、ティアの方から言ってくれるとはありがたい。
「そうだな、あやとりなんてどうだ?」
「あやとり?なんですかそれは。」
「一本の紐を工夫していろんな形にする遊びだ。まあ、見ててくれ。あ、紐どこにあるかな?」
「よろしければ私の髪紐をお使いになられますか?」
「なら、使わせてもらおう。」
そうして髪紐をあやとりの紐に見立ててお手本を見せてみた。
簡単なもので、箒、蝶々、流れ星、はしご、などいろんなものを見せていった。
髪紐を返して教えてみた。
ティアは興味津々で教えがいがあった。
そんなふうに楽しい時間を過ごしているとすぐ1時間何たった。
「そろそろ、お別れですね」
「約束だからな」
「ええ、それでは。楽しい時間でした。ありがとうございました。」
そうしてティアは部屋を出ていった。
宿の名前は『VIP様方の楽園』
それを見てこの世界のネーミングセンスのなさを感じてしまうケンタであった。
外から見る限り3階建てでこの世界では高い方である。
「帽子は深く被っておけよ。」
「あ、分かりました。」
そうして言われるがまま、少女は帽子を深く被った。
よし、これで不審者感が増した。この宿でおさらばだ。
謎の少女を連れて宿に入るとそこは前世の高級ホテルのロビーを彷彿とさせるスペースの広さと高級さだった。
宿の名前にVIPをつけるだけはある。
そのロビーにいたホテルスタッフのような人がケンタに声をかけた。
「本日はお越しいただきありがとうございます。受付はあちらになりますのでついてきて下さい。」
「ああ、分かった。」
「後ろの方はお連れ様ですか?」
「ああ、そうだな…。」
さっきから少女が喋らないと思い振り向いてみると、キョロキョロと周りを見ていた。
「これが宿というものなのですね、初めて見ました。」
と呟きながら。
「おい、早く行くぞ」
「あっ、すみません。どれもこれも初めての体験なのですこし興奮しているのです。」
そんな会話をしているとホテルスタッフに案内された受付についた。
「お客様、こちらでございます。」
「ありがとう」
ケンタはそういうとホテルスタッフは去っていった。
受付に着くと女性のスタッフが声をかけてきた。
「本日はお越し頂きありがとうございます。ご予約はされておりますか?」
「鳳凰騎士団長アリス・フォン・アルテミスの紹介できた、ケンタだ。」
「少々お待ちください。確認して参ります。」
そうして数十秒後、先程の女性が戻ってきて口を開く。
「確認が取れました。Aランク冒険者のケンタ様ですね。身分を証明できるものはありますか?」
「ああ、ギルドカードならあるが、これでいいか?」
そうしてケンタはギルドカードを受付の人に見せる。
「構いません。すこしお預かりしてもよろしいでしょうか?」
ケンタは頷いてギルドカードを受付の人に渡した。
「そちらの後ろの方はお連れ様でしょうか?」
「ああ、そうなんだ。何か身分を証明できるものってあるか?」
ケンタはそう言って少女に話を振った。
「はい、身分を証明できるものならありますよ?」
そうして受付の人にネックレスを見せた。
ケンタはネックレスが身分の証明になるのか、と新たな知識を得た。
しかし少女がネックレスを見せた後受付の人の顔が真っ青になった。
ケンタはすこし心配になって声をかけようとすると、受付の人が口を開く。
「大変ご無礼を致しましたっ!!お許しください!!」
少女が落ち着いた表情で言った。
「構いません。私もお忍びなので気にしなくて構いませんよ。」
「はいっ!ありがとうございますっ!」
そうして受付の人は泣いていた。
一体何者なんだと思い誰にもバレないように『隠蔽魔法』を使った後、『鑑定』を使うと少女の情報が虚空に浮かんだ。
名前 ティア・フォン・ローベルク
年齢 15
種族 人間族
LV 1
職業 なし
称号 ローベルク王国第2王女
筋力 30
魔力 248
知力 582
敏捷 96
運 482
基礎スキル 火魔法・中
水魔法・中
土魔法・小
風魔法・大
治癒魔法・中
応用スキル 魔力変換効率・大
「…………………。」
声が出なかった。
え?ローベルク王国王女?この子王女様だったのかよ。
それなのに俺はこんな無礼を働いていたのか?
今までやったことを思い返してみる。
・早歩きで逃げようとした
・帽子を被れと王女に指示した
・早く来いと命令した
このままでは来年の春からの花の学園生活という夢が潰れてしまう可能性大。
そんな事を考えているとティアが顔を覗き込んできた。
「どうされました?顔色が優れないようですが…。」
口調を改める事を決意したケンタは口を開いた。
「いえ、なんでもありませんよ。さ、部屋へ案内してもらいましょう。」
自分でも気持ち悪いくらいの態度の変わりようだがこればかりは仕方ない。
「あの、本当に大丈夫なのですか…。」
「大丈夫です。あのー、部屋へ案内していただけませんか?」
こっちがなんか不審者みたいだ。
それを聞いたホテルスタッフが部屋へお連れしますと告げ、案内してもらった。
「こちらでございます、お客様。」
そうして開かれた扉の先にはまさしくVIPにふさわしい内装だった。壁は白一色。置物や絵が飾られておりどれも一目見ただけで高級品とわかる。
「ええ、ありがとうございます。」
「それではごゆっくり。」
そうして部屋に2人きりになった。
まずい、ティアが1時間だけ隠れさせてくれとは言ったものの、それまで何をすればいいんだ?
そんな事を考えているとティアが口を開いた。
「ご迷惑をお掛けしました。1時間だけ隠れさせていただきます。ここなら護衛も追って来ないでしょうし。よろしければお名前を聞かせていただけませんか?」
「ケンタです。」
「ケンタさんですか。私の名前はティアです。ティアとお呼びください。」
「はい分かりました。ティア様」
「敬語はダメです」
「分かり…分かった。ティア」
どうやら俺には王女だとバレたくないらしい。護衛とか言ってる時点でバレてるも同然だが…。
これから1時間、何をすればいいんだ?
「せっかく出会ったのですから、何かしませんか?」
まさか、ティアの方から言ってくれるとはありがたい。
「そうだな、あやとりなんてどうだ?」
「あやとり?なんですかそれは。」
「一本の紐を工夫していろんな形にする遊びだ。まあ、見ててくれ。あ、紐どこにあるかな?」
「よろしければ私の髪紐をお使いになられますか?」
「なら、使わせてもらおう。」
そうして髪紐をあやとりの紐に見立ててお手本を見せてみた。
簡単なもので、箒、蝶々、流れ星、はしご、などいろんなものを見せていった。
髪紐を返して教えてみた。
ティアは興味津々で教えがいがあった。
そんなふうに楽しい時間を過ごしているとすぐ1時間何たった。
「そろそろ、お別れですね」
「約束だからな」
「ええ、それでは。楽しい時間でした。ありがとうございました。」
そうしてティアは部屋を出ていった。
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