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第7章 Memory~二人の記憶~
10 進む道
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「お父様っ、どうして彼を……」
連れて来られた人物の姿に私は動揺してしまう。
「侵入者を捕らえるのは当然だろう」
お父様は顔色を一切変えず、さも当然だと言い張る。その様子に怖気づいてしまいそうになるが、それを気持ちで奮い立たせ勇気を振り絞って言葉を紡いだ。
「……ですが、彼は私の友人、なのです」
「だからなんだ。招いてもいないと言うのに我が城に勝手に入り込んで来たのはこの男だ」
その言葉に緊張が走り抜けた。
やっぱり気づかれていたんだわ。でもいつから……?もしかして初めて会った時からお父様にはばれていたの……?
誰にも気づかれないようにと考えて夜にしか会わないようにしていたと言うのに……。それがよりにもよってお父様に知られてしまうなんて……。
「この男とお前がどういう関係かなど知らないが、お前は私の娘でありこの国の王女なのだ。この城に侵入しただけでなく、お前にも近づき、たぶらかそうとしていたのかもしれない。これは許されない罪だ」
……っ!
まずいわ。お父様は本気。このままでは彼が……。
お父様の鋭い瞳が私と彼を交互に捉える。射抜かれそうな程の眼光。それに竦みそうになるも必死に足に力を入れて耐える。
「お父様、彼をどうするつもりですか……?」
正直言って答えは分かっていたけれどそう聞かずにはいられなかった。
「勿論死をもって償ってもらう」
……っ!!
「そんなっ!」
「何を驚いている。これは当然の事だろう?我が王城に、強いては我が国に害なすものには死を。それが絶対なのだ」
強く言い放つお父様に私は何も言い返せない。
確かにお父様の言う事は筋は通っているのかもしれない。城に侵入した者は処罰される決まり。
何かと王家の一族は恨みを持たれやすい。その人物がどうであれ、王家と言うだけで恵まれていると思われ標的にされる。
王家は国の頂点に立ち民を守り導く者。けれどその対価と言っては重い程に、命を狙われいつ襲われてもおかしくない。
そんな理由もあって城には招待された者か、許可証を持っている者しか入る事は許されない。
それ以外の理由で足を踏み入れようものなら即、侵入者とみなされ捕らえられ罰を受ける。
その罰とは主に処刑だ。
この世界は王家の存在が絶対。その王族に近づいただけでも処罰を受ける事になる。
つまりは民に王家の力を見せつけ、戒めのように見せてはいるが、本当ところは下の人間を見下してただいい気になっているだけ。
王家は民を守るのが義務だけど、それを支えてくれているのはいつだってその民達だ。
どの国も今はその事を忘れてしまっている。
今まさに勃発しているこの戦争も、どこもかしこもそんな考えだから始まってしまったんだ。
自分の欲のために他人の物を奪い合う。自分の欲しか考えていない、それが戦争。
誰もが傷つき何も良い事はなく、例えいつか終わっても、この戦争が終結して残るのは焼け爛れた土地、崩れた建物の数々、そして希望などなくあるのはただ絶望だけ。
そんな世界を私は変えたい。その思いは昔からあったけれど、成長するにつれて私では無理なんだと世界に思い知らされた。
城からも抜け出す事の出来ない私。実の父にすら怖くて何も言えない。
父の考えは間違っているのに反論の言葉を口に出来ない。
父が戦争にあやかり他国の領地を侵略しようとしている事には気づいてはいるけれど、それを私は止める事が出来ない。止める手段がない。
昔とは違う父。変わってしまった父には私の声は届かない。
そんな思いから私は一人檻の中に閉じこもり、そうして周りから自分を守って来た。
けれどその檻を彼は、アレスはいとも簡単に壊して私を連れ出してくれたんだ。
例えそれが束の間でも、アレスにとって偶然の事であったとしても、私にとっては忘れる事のない出来事なんだ。
それだけで十分。彼が何者でも構わない。あの日私に言ってくれた言葉は私を再び奮い立たせてくれた。
他の誰が何と言おうとアレスは私にとってとても大切な人、そして私に道を示してくれる光なんだ。
私は彼をなくしたくない。これから先もずっと一緒にいたい。
こんな私を必要としてくれた唯一の人だから。
「お父様、彼を開放して下さい」
「何?」
何だか気持ちが吹っ切れた気がする。震える事もなく真っ直ぐにお父様を見て宣言出来るのだから。
私の言った事に何を言っているんだ、と言うように睨みつけてくるお父様にももう私は動じない。
「聞こえませんでしたか?彼を開放して下さいと言ったのです」
「お前、私にそのような態度をして許されると思っているのか?」
今の今まで反抗期など見せてこなかった私が急に反抗的な態度をとったため、お父様は目を見開いたけれどそれは一瞬の内に消え、誰が見ても分かる程に怒りの籠った瞳で私を睨んできた。
正直怖い、けれどもう負けない。今度こそお父様にだって反抗して見せるわ。
「いいえ、ですがもう私は逃げません。彼を処罰すると言うのなら私も罰を受けます。また会おうと、そう約束したのは私なのですから」
そう言った私はお父様から未だ自由を奪われたままのアレスへと視線を向けた。
静かに成り行きを見守り、始めは困ったように笑っていた彼も、今の私の言葉で焦りと驚愕の表情を浮かべた。
「やめろっ、リリーシェ」
「貴様、姫様に向かってその口は何だ」
「無礼極まりない」
必死な様子で真っ直ぐに捉えている金の瞳には私以外映っていないようで、衛兵二人から何を言われても気にした様子を見せない。
彼がそうでも私はそう穏やかではいられないけれど。
「やめなさいっ!私の友人にその態度は許さないわ。どちらが無礼なのか今一度考えてからものを言いなさい」
衛兵二人に反論を言わせぬ勢いでそう言うと二人は青褪めその口を閉じた。
その様子にほっとしたのも束の間、唐突に笑い声が響く。
……あんなにも表情を変えなかったお父様が驚く程笑っている。
普段から笑みの絶えない人物なら微笑ましいのだろうけれど、あの人が笑うなんて正直不気味だわ……。
何を考えているのか分からない。
「面白い。お前にそこまで言わせるとは、中々見所のある男だ」
「……お父様?」
訝し気に私が呼びかけるとお父様はアレスの方を見て衛兵二人に命令する。
「拘束を解け」
「し、しかしっ」
「聞こえなかったのか?この私にもう一度言わせる気か」
「も、申し訳ありませんっ……」
圧倒的な威圧。私の比ではないそれを受けてはもう反論の言葉も出てこないのだろう。
二人は焦ったように、そして先程よりも更に顔を青くして命令通りアレスの拘束を解いた。
「お前達はもう下がれ」
「「はいっ」」
自由になったアレスを見てお父様は衛兵を邪魔だと言うかのように下がらせる。
そしてこの場にはお父様、そして私とアレスの三人だけになった。
連れて来られた人物の姿に私は動揺してしまう。
「侵入者を捕らえるのは当然だろう」
お父様は顔色を一切変えず、さも当然だと言い張る。その様子に怖気づいてしまいそうになるが、それを気持ちで奮い立たせ勇気を振り絞って言葉を紡いだ。
「……ですが、彼は私の友人、なのです」
「だからなんだ。招いてもいないと言うのに我が城に勝手に入り込んで来たのはこの男だ」
その言葉に緊張が走り抜けた。
やっぱり気づかれていたんだわ。でもいつから……?もしかして初めて会った時からお父様にはばれていたの……?
誰にも気づかれないようにと考えて夜にしか会わないようにしていたと言うのに……。それがよりにもよってお父様に知られてしまうなんて……。
「この男とお前がどういう関係かなど知らないが、お前は私の娘でありこの国の王女なのだ。この城に侵入しただけでなく、お前にも近づき、たぶらかそうとしていたのかもしれない。これは許されない罪だ」
……っ!
まずいわ。お父様は本気。このままでは彼が……。
お父様の鋭い瞳が私と彼を交互に捉える。射抜かれそうな程の眼光。それに竦みそうになるも必死に足に力を入れて耐える。
「お父様、彼をどうするつもりですか……?」
正直言って答えは分かっていたけれどそう聞かずにはいられなかった。
「勿論死をもって償ってもらう」
……っ!!
「そんなっ!」
「何を驚いている。これは当然の事だろう?我が王城に、強いては我が国に害なすものには死を。それが絶対なのだ」
強く言い放つお父様に私は何も言い返せない。
確かにお父様の言う事は筋は通っているのかもしれない。城に侵入した者は処罰される決まり。
何かと王家の一族は恨みを持たれやすい。その人物がどうであれ、王家と言うだけで恵まれていると思われ標的にされる。
王家は国の頂点に立ち民を守り導く者。けれどその対価と言っては重い程に、命を狙われいつ襲われてもおかしくない。
そんな理由もあって城には招待された者か、許可証を持っている者しか入る事は許されない。
それ以外の理由で足を踏み入れようものなら即、侵入者とみなされ捕らえられ罰を受ける。
その罰とは主に処刑だ。
この世界は王家の存在が絶対。その王族に近づいただけでも処罰を受ける事になる。
つまりは民に王家の力を見せつけ、戒めのように見せてはいるが、本当ところは下の人間を見下してただいい気になっているだけ。
王家は民を守るのが義務だけど、それを支えてくれているのはいつだってその民達だ。
どの国も今はその事を忘れてしまっている。
今まさに勃発しているこの戦争も、どこもかしこもそんな考えだから始まってしまったんだ。
自分の欲のために他人の物を奪い合う。自分の欲しか考えていない、それが戦争。
誰もが傷つき何も良い事はなく、例えいつか終わっても、この戦争が終結して残るのは焼け爛れた土地、崩れた建物の数々、そして希望などなくあるのはただ絶望だけ。
そんな世界を私は変えたい。その思いは昔からあったけれど、成長するにつれて私では無理なんだと世界に思い知らされた。
城からも抜け出す事の出来ない私。実の父にすら怖くて何も言えない。
父の考えは間違っているのに反論の言葉を口に出来ない。
父が戦争にあやかり他国の領地を侵略しようとしている事には気づいてはいるけれど、それを私は止める事が出来ない。止める手段がない。
昔とは違う父。変わってしまった父には私の声は届かない。
そんな思いから私は一人檻の中に閉じこもり、そうして周りから自分を守って来た。
けれどその檻を彼は、アレスはいとも簡単に壊して私を連れ出してくれたんだ。
例えそれが束の間でも、アレスにとって偶然の事であったとしても、私にとっては忘れる事のない出来事なんだ。
それだけで十分。彼が何者でも構わない。あの日私に言ってくれた言葉は私を再び奮い立たせてくれた。
他の誰が何と言おうとアレスは私にとってとても大切な人、そして私に道を示してくれる光なんだ。
私は彼をなくしたくない。これから先もずっと一緒にいたい。
こんな私を必要としてくれた唯一の人だから。
「お父様、彼を開放して下さい」
「何?」
何だか気持ちが吹っ切れた気がする。震える事もなく真っ直ぐにお父様を見て宣言出来るのだから。
私の言った事に何を言っているんだ、と言うように睨みつけてくるお父様にももう私は動じない。
「聞こえませんでしたか?彼を開放して下さいと言ったのです」
「お前、私にそのような態度をして許されると思っているのか?」
今の今まで反抗期など見せてこなかった私が急に反抗的な態度をとったため、お父様は目を見開いたけれどそれは一瞬の内に消え、誰が見ても分かる程に怒りの籠った瞳で私を睨んできた。
正直怖い、けれどもう負けない。今度こそお父様にだって反抗して見せるわ。
「いいえ、ですがもう私は逃げません。彼を処罰すると言うのなら私も罰を受けます。また会おうと、そう約束したのは私なのですから」
そう言った私はお父様から未だ自由を奪われたままのアレスへと視線を向けた。
静かに成り行きを見守り、始めは困ったように笑っていた彼も、今の私の言葉で焦りと驚愕の表情を浮かべた。
「やめろっ、リリーシェ」
「貴様、姫様に向かってその口は何だ」
「無礼極まりない」
必死な様子で真っ直ぐに捉えている金の瞳には私以外映っていないようで、衛兵二人から何を言われても気にした様子を見せない。
彼がそうでも私はそう穏やかではいられないけれど。
「やめなさいっ!私の友人にその態度は許さないわ。どちらが無礼なのか今一度考えてからものを言いなさい」
衛兵二人に反論を言わせぬ勢いでそう言うと二人は青褪めその口を閉じた。
その様子にほっとしたのも束の間、唐突に笑い声が響く。
……あんなにも表情を変えなかったお父様が驚く程笑っている。
普段から笑みの絶えない人物なら微笑ましいのだろうけれど、あの人が笑うなんて正直不気味だわ……。
何を考えているのか分からない。
「面白い。お前にそこまで言わせるとは、中々見所のある男だ」
「……お父様?」
訝し気に私が呼びかけるとお父様はアレスの方を見て衛兵二人に命令する。
「拘束を解け」
「し、しかしっ」
「聞こえなかったのか?この私にもう一度言わせる気か」
「も、申し訳ありませんっ……」
圧倒的な威圧。私の比ではないそれを受けてはもう反論の言葉も出てこないのだろう。
二人は焦ったように、そして先程よりも更に顔を青くして命令通りアレスの拘束を解いた。
「お前達はもう下がれ」
「「はいっ」」
自由になったアレスを見てお父様は衛兵を邪魔だと言うかのように下がらせる。
そしてこの場にはお父様、そして私とアレスの三人だけになった。
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