幸せな人生を目指して

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第3章 魔法の世界

19 メイドデビュー?

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「アリンちゃん、こっちへ来てくださいっ!」

「……?」

父様の部屋を出るなり、戸惑いの表情を見せるアリンちゃんを引きずるようにして私はある場所へと向かう。

ルカは父様に話があると残らされているため今は一緒にはいないけど。

「着いてからのお楽しみです」

そうは言ったものの、向かっている場所はさして特別な部屋と言う訳ではなく……。

「ここです」

目的の場所に着き私は扉を開いて中へと促すと、辺りをきょろきょろと見ながら遠慮がちに部屋の中へと入ってくる。

「ここは私のお部屋です」

「凄いっ……、それにとても広い」

「そうでしょう」

そう。アリンちゃんに来てもらいたかったのは私のお部屋。まだお部屋がないアリンちゃんには暫くの間この部屋で一緒に過ごしてもらおうと思ったから。

さっき父様にもちゃんとその事は報告済み。難しい顔を父様はしていたから、それに対抗すべく一番効果がある上目遣いの視線をお見舞いしてあげました。結果は見えていたけどやはりこの技効果抜群でしたよ。頬が緩んでいたもの。少し可愛かったな父様。

「今日からこの部屋で一緒に過ごせるなんて楽しみですね。友達とかを自室へ招いた事ってないので、何だかお泊り会のようでワクワクします」

「でも、本当に良いの……?」

「大丈夫です。父様からも承諾は得ましたから」

心配そうにそう言うアリンちゃんに私は胸を張って思い切りドヤ顔をしてみた。

「エルシアお嬢様っ!」

するとそこへ新たな声の主が走り寄ってくる。裾を持ちあげながら慌ただしい様子で近づいてきた。

「リリスさん」

その方は私や姉様の身の回りのお手伝いなどをしてくれているメイドのリリスさんで、実はさっき父様の部屋からここへ来る途中ですれ違ったのだけど私がそのままアリンちゃんを連れて走り去ってしまって、その後を急いで追ってきたみたいで凄く息が上がっていた。

「アリンちゃん。こちらはメイドのリリスさんです。とても優秀な方なのですよ」

「そんな事ないですよ」

何か言いたいようだったリリスさんだけどそれより先に私が褒めると、それに照れて顔を赤くしていた。

「初めまして、リリスと申します。エルシアお嬢様とお姉様のアメリアお嬢様のメイドをさせていただいています。貴方は確かアリンさんでしたか」

「初めまして、アリン……です」

敬語を使い慣れていないのか少し片言のような言葉でアリンちゃんも自己紹介をする。

「あら可愛らしいですね。アリンさんはこれからエルシアお嬢様のメイドになるとお聞きしましたが……」

「はい。メイドさんと並びに私の護衛役として傍に居てもらうことになったんです」

そうなんですよ。アリンちゃんを家に置くにあたって、流石にただでは置けないと言われてしまい、ならばと試しにメイドさんはどうかと提案するとそれは良いアイディアだ、と父様に言われ、アリンちゃんも特に嫌な顔はしていなかったのでそう言う事に決まったと言う事です。

それから護衛役と言うのはアリンちゃん自らの提案で、恐らくルリ様に言われたことを守っての事だと思うけど、それも許可が出たからアリンちゃんはこれからメイド兼護衛役として私の傍に居ることになったのだった。

「護衛役……、と言う事は学院の方へも」

「はい。今父様が編入の手続きをしてくれているところです」

「そうですか。それは良かったです。ルカさんを学院にと言う訳にもいかないですからね。学院にいる間お嬢様の事が心配で仕方ない様子でしたし、私達使用人も心配していますからね」

「そんなに私って心配されているんですか……」

そんなに私って一人にしておくと危なっかしいのかな……。少し悲しくなってきたな……。

「そ、それより、アリンちゃんの着替えですよ。早くメイド服に着替えましょう」

私は話題を変えるようにそう言って二人を先を促すように視線を向けた。

「そうですね。早速着替えてみましょう」

そう言って準備万端にリリスさんは持ってきていたサイズの合ったメイド服をアリンちゃんに手渡すと着付けのために部屋の奥へと入って行き、私は二人が出て来るまで待機。


今までマントを羽織っていて見えなかったけど、布だけををつなぎ合わせのみと言うような服を着ていて、それを目のあたりにしてから私は気になって仕方がなかった。

今回はメイド服だけど、本当は沢山いろいろなものを着せてあげたいと思うし、アリンちゃんは可愛いから何でも合うんだろうなとも思っていたり。

「お嬢様、着替え終わりましたよ」

考えていたら奥からリリスさんの呼ぶ声が聞こえてきて見に行ってみると……

「わぁっ!可愛いです!良く似合っていますよ」

「……////」

か、可愛い!!

リリスさんが着ている眺めのスカートではなく、アリンちゃんの見た目的に短い方が良いのではという話になり、実際に短めのスカートにしてもらったけど、凄く似合っている!

首元には赤いリボンで華やかに、スカートの部分にはフリルの沢山ついた可愛らしいデザイン、そして何といってへ来てくださいっ!」

「……?」

父様の部屋を出るなり、戸惑いの表情を見せるアリンちゃんを引きずるようにして私はある場所へと向かう。

ルカは父様に話があると残らされているため今は一緒にはいないけど。

「着いてからのお楽しみです」

そうは言ったものの、向かっている場所はさして特別な部屋と言う訳ではなく……。

「ここです」

目的の場所に着き私は扉を開いて中へと促すと、辺りをきょろきょろと見ながら遠慮がちに部屋の中へと入ってくる。

「ここは私のお部屋です」

「凄いっ……、それにとても広い」

「そうでしょう」

そう。アリンちゃんに来てもらいたかったのは私のお部屋。まだお部屋がないアリンちゃんには暫くの間この部屋で一緒に過ごしてもらおうと思ったから。

さっき父様にもちゃんとその事は報告済み。難しい顔を父様はしていたから、それに対抗すべく一番効果がある上目遣いの視線をお見舞いしてあげました。結果は見えていたけどやはりこの技効果抜群でしたよ。頬が緩んでいたもの。少し可愛かったな父様。

「今日からこの部屋で一緒に過ごせるなんて楽しみですね。友達とかを自室へ招いた事ってないので、何だかお泊り会のようでワクワクします」

「でも、本当に良いの……?」

「大丈夫です。父様からも承諾は得ましたから」

心配そうにそう言うアリンちゃんに私は胸を張って思い切りドヤ顔をしてみた。

「エルシアお嬢様っ!」

するとそこへ新たな声の主が走り寄ってくる。裾を持ちあげながら慌ただしい様子で近づいてきた。

「リリスさん」

その方は私や姉様の身の回りのお手伝いなどをしてくれているメイドのリリスさんで、実はさっき父様の部屋からここへ来る途中ですれ違ったのだけど私がそのままアリンちゃんを連れて走り去ってしまって、その後を急いで追ってきたみたいで凄く息が上がっていた。

「アリンちゃん。こちらはメイドのリリスさんです。とても優秀な方なのですよ」

「そんな事ないですよ」

何か言いたいようだったリリスさんだけどそれより先に私が褒めると、それに照れて顔を赤くしていた。

「初めまして、リリスと申します。エルシアお嬢様とお姉様のアメリアお嬢様のメイドをさせていただいています。貴方は確かアリンさんでしたか」

「初めまして、アリン……です」

敬語を使い慣れていないのか少し片言のような言葉でアリンちゃんも自己紹介をしていた。

「あら可愛らしいですね。アリンさんはこれからエルシアお嬢様のメイドになるとお聞きしましたが……」

「はい。メイドさんと並びに私の護衛役として傍に居てもらうことになったんです」

そうなんですよ。アリンちゃんを家に置くにあたって、流石にただでは置けないと言われてしまい、ならばと試しにメイドさんはどうかと提案するとそれは良いアイディアだ、と父様に言われ、アリンちゃんも特に嫌な顔はしていなかったのでそう言う事に決まったと言う事です。

それから護衛役と言うのはアリンちゃん自らの提案で、恐らくルリ様に言われたことを守っての事だと思うけど、それも許可が出たからアリンちゃんはこれからメイド兼護衛役として私の傍に居ることになったのだった。

「護衛役……、と言う事は学院の方へも」

「はい。今父様が編入の手続きをしてくれているところです」

「そうですか。それは良かったです。ルカさんを学院にと言う訳にもいかないですからね。学院にいる間お嬢様の事が心配で仕方ない様子でしたし、私達使用人も心配していますからね」

「そんなに私って心配されているんですか……」

そんなに私って一人にしておくと危なっかしいのかな……。少し悲しくなってきたな……。

「そ、それより、アリンちゃんの着替えですよ。早くメイド服に着替えましょう」

私は話題を変えるようにそう言って二人を先を促すように視線を向けた。

「そうですね。早速着替えてみましょう」

そう言って準備万端にリリスさんは持ってきていたサイズの合ったメイド服をアリンちゃんに手渡すと着付けのために部屋の奥へと入って行き、私は二人が出て来るまで待機。


今までマントを羽織っていて見えなかったけど、布だけををつなぎ合わせのみと言うような服を着ていて、それを目のあたりにしてから私は気になって仕方がなかった。

今回はメイド服だけど、本当は沢山いろいろなものを着せてあげたいと思うし、アリンちゃんは可愛いから何でも合うんだろうなとも思っていたり。

「お嬢様、着替え終わりましたよ」

考えていたら奥からリリスさんの呼ぶ声が聞こえてきて見に行ってみると……

「わぁっ!可愛いです!良く似合っていますよ」

「……////」

か、可愛い!!

リリスさんが着ている眺めのスカートではなく、アリンちゃんの見た目的に短い方が良いのではという話になり、実際に短めのスカートにしてもらったけど、凄く似合っている!

首元には赤いリボンで華やかに、スカートの部分にはフリルの沢山ついた可愛らしいデザイン、そして何といっても膝上まである黒の靴下、所謂ニーハイソックス!
元々容姿も端麗なアリンちゃんにはそれはそれはもうお似合いで、私もつい見惚れてしまうレベル。

「服のセンスが良いですね。流石はリリスさんです」

「うふふ。お褒めに預かり光栄ですわ」

流石はベテランのメイド、リリスさん。分かっていますね。
リリスさんってしっかり者だけどたまにお茶目なところもあったりと可愛い人で、リリスさんが笑うと私もつられて笑ってしまう。
メイドとしての仕事はリリスさんが教えてくれるみたいだから、アリンちゃんもリリスさんに習って沢山の事を学んでほしいなって思っている。

それにこれからは私達と同じ学院にも来てくれるから一緒に魔法の勉強が出来るし凄く楽しみ!

「さて、本日はこの辺でお二人ともお疲れでしょうからそろそろお休みください」

その声で私は我に返る。

「そうですね。私は平気ですけどアリンちゃんは慣れていない場所で長時間も大変でしたでしょうし」

「ごめん……、なさい……」

小さく呟かれた言葉。使い慣れていない敬語を頑張って使おうとしているのが分かる。

「アリンちゃん、言葉は今まで通りで良いんですよ?私はいつも通りのアリンちゃんが好きですから」

「……分かった、エルシア」

そう言ったアリンちゃんは少し肩から力が抜けたみたいだった。それにしても今アリンちゃん私の名前初めて呼んでくれたんじゃ。それも敬称なしで。

私は話し方なんて人それぞれだから気にしないし、寧ろそうしてくれた方が嬉しいくらい。

何だけどそう思っているのは私だけのようで、納得のいっていない人がここに一人……

「アリンさん」

「……?」

「お嬢様は敬称がない方が良いと普段からもおっしゃっていますが、メイドとしてここにいる以上、お嬢様の事をお呼びになるときはしっかりと敬称をつけてください」

「敬称なんて気にしないのに……」

「お嬢様もそれではいけません。アリンさんも良いですか。お呼びするときはお嬢様、或いはエルシア様と言う風に言うのですよ」

「……わかった」

凄い勢いでそう語るリリスさんに私とアリンちゃんまでもが圧倒されて、言葉に詰まる。若いのにベテランなリリスさん。メイドとしての義務と誇りを一番に持っている方だからそう言うところは熱くなってしまうのも分からなくもないけど……、一旦落ち着いて……。

そう思っている事を知らないリリスさんはその後も為になる?お話を暫く続け、私達は唯々黙ってその話を聞事しかできなかったのです……。
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