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第1章 新しい世界
10 お祭り…(7歳)
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暖かな日差しが窓から差し込み、小鳥のさえずりまで聞こえてくる穏やかな日々。そんな平和な日常を送っていた私こと、エルシア・シェフィールドは先日七歳の誕生日を迎え、また一歩魔法学院入学への道が近づいた嬉しさを噛み締めていた。
何だかんだ日々を楽しく過ごしている――と言いたいところだが……実はそうでもなく…。
あの誘拐事件以降、元々過保護体質だった父様や姉様の私に対する過保護に更に拍車がかかり、只今外出を暫く禁止とされ、どうしても外出をする場合は誰かと必ず一緒に行動し、父様への報告も忘れずに行うという面倒くさい状況となっていた。
それもこれも誘拐されたのは私なので、自業自得と言えばそうかもしれないけれど……それにしたって心配しすぎではないか?
逆に心配になってしまう。
と、先日特に過保護気質な父様と姉様にやんわりと言うと、
「私が過保護になるのは家族だけだから大丈夫だよ」
「私がこんなに心配するのはエルだけだから大丈夫よ!」
と、何が大丈夫か分からないけれど二人にはそう力説され、そして離れた場所からその様子を見ていたらしい母様には、何故か微笑ましそうな顔をされたのだった。
一仕事終えた後のような疲れがどっと押し寄せてきたが、厄介な事にこれで終わりではなかった。
そう、友人であるアルフレッド殿下が訪ねて来たのだ。
どこから聞きつけて来たのか、殿下は侯爵邸へ態々足を運び、来たと思いきや私の姿を見つけるなり抱き着いて来て――。
抱き着かれた時は流石に肝が冷えた。その時一緒にいたルカと、殿下の護衛の方皆して目が点状態になっていたし。
一派間違えれば大変な誤解を生んでいただろうし……。
心配させてしまったのは申し訳ないし、態々屋敷に来てまで様子を見に来てくれたのは素直に嬉しく思うよ私も。
でも一国の王子である自覚は持ってほしいな、とまるで姉のような気持ちで思う。
と言う風にルカに話したら、
「それはエル様もですよ」
って笑顔で言われて怖かったです。
――話は戻って現在。
私はまた書斎と自室を行き来するだけの引きこもり生活に戻っていた。ただ前と違う事があって、それは守護精霊としてウルが私の傍に居てくれる事。
彼女がいてくれるだけで退屈しないし、魔法書を読んでいて分からないところは教えてもらったりもした。
それをささやかな幸せだなって感じる事も増えて、結構充実した毎日を過ごせているのだった。
そんなある日の事。
私は一人屋敷の長い廊下を歩いていた。その理由は父様からの呼び出しがあった為だ。
急ぎの用事とは聞いていないけれど、普段忙しくしているしなと思い、私は二階の一番奥にある父様の執務室へと急いで向かったのだった。
「父様。エルです」
「どうぞ」
返事を待ってから扉を開け、私は中へ入った。
父様の執務室に足を踏み入れて一番に目に留まるのは、四方を囲んで置かれている本棚と、そこに隙間なく入れられている沢山の本達。
書斎程ではないがそれでもこの部屋の本の多さには驚く。執務室に来るのも今日が初めて、と言う訳でもないのに未だに慣れない。
ここにある本は父様が仕事で使っているもののようで、一冊一冊が凄い分厚くて重い本ばかりだった。
そう言うと本しかない部屋のようだが、そんな事はない。
部屋に入って本棚の更に奥には太陽に光がさんさんと降り注ぐ大きな窓があり、外の景色も最高なのだ。
父様もこの窓から外を眺めるのが楽しみの一つだと言っていたし。仕事で疲れている時などに緑を見るといくらか心が癒されるのだそう。
それから部屋の中央には四角い机と一人用の椅子が四つ置かれている。その内の一つに父様が座っており、他の椅子にもう一人座っている人物がいた。
「あれ、姉様?姉様も呼ばれていたんですか?」
「あら、エル来たのね。そうよ。ほら貴方もここに座って」
私に気が付いたその人物――姉様が顔を上げる。
どうやら父様に呼ばれていたらしい姉様は、私に早くこっちにいらっしゃいと手招きする。
『一体何の話なのかしらね』
姉様に促されるまま椅子に腰かけると、耳元でウルの声が聞こえる。姿は見えないけれど、声から興味津々でワクワクしてますっていう気持ちが伝わってきて、それに思わず私は失笑してしまった。
「さて、それじゃあ二人共揃った事だし、話を始めようか」
そう口火を切る父様。その陽気な話しぶりに私は些か怪しく思う。
執務室に呼ばれるくらいだから、何か深刻な話でもあるのかと思っていたのだが、父様の様子からしてその当ては外れたという事だろうか?
私が首を傾げる中、父様が話を続ける。
「実は今日急に決まった話なんだが…、アメリア、エル、お前達二人には近々王都で行われる祝祭に舞姫として参加してもらいたいんだ」
「祝祭って毎年開催されているあのお祭りですか?」
「そうだ。年に一度の大きな行事だ」
祝祭とは、日々の労働とその成果を階級や年連関係なく、皆で労いお祝いするという、一年に一度開催される王都のお祭りの事。
お祭りとはいえ神聖な儀式でもあり、その中に神様に感謝を込めて舞を踊る、というものがある。感謝を込めた舞を神様に贈るともいうが、その人達の事を舞姫と呼び、国王陛下直々に舞姫となる者を指名するのだとか。
毎年選ばれるのは成人していない少女らしいが、毎年一人だけと決まっていたはず。
その舞姫に私達が選ばれた…?
「待って父様。舞姫に選ばれるのって一人じゃなかったかしら?」
姉様も私と同じ事を考えていたみたいだ。しかし姉様の疑問に対して父様は、何故か悪い顔をして自慢するように言った。
「実は今年の祝祭を行うにあたって、国王からある提案があったんだ。今年は祝祭の舞姫を二人にしてはどうかってね。本来はありえない事だけど、国王自らの意見に私達は何も言えないしね。特に反対意見もなくて、結局そういう事で話は纏まったのだけど、今度はその舞姫を一体誰にお願いするか、という話になったんだよ」
「それはまた…話が大きくなりましたね……」
「そうだね。だけど今度はここでアルフレッド殿下からある名案があったんだ」
おや?そこで殿下の名前が出てくるとは少し予想外。同時に嫌な予感もするけれど、気のせいかな?
「殿下はエルの事を大層気に入っているようで、国王に良く話しているらしいんだよ。それで殿下がエルを舞姫に進言して下さって、アメリアは国王が自ら指名したんだ。国王はアメリアがまだ幼い頃から可愛がっていたからね」
それに関しては私は不本意だけどね。娘を変な目で見るのは止めてもらいたいものだ。と小さい声で父様が付け加える。
そっか。父様と国王陛下はご友人という間柄なんだっけ。
でも今のをもしも誰かに聞かれていたら大変な事だよ。不敬ととられても仕方ないですよ父様……。
「人間の考えたお祭りって中々に面白そうなのね!」
私が半ば呆れて乾いた笑みを零したその時、場の空気を壊すようかのように元気な声が聞こえてくる。そして次の瞬間、その声の主――ウルティナがその姿を現した。
「あら、いたのね。ウルティナ」
「勿論。最初からずっといたわよ。ミアちゃん」
ウルの唐突な登場にもかかわらず、姉様は笑みを浮かべて彼女を迎え入れる。父様も微笑ましそうに二人を見つめていた。
ウルが侯爵邸に来てまだそんなに経っていないというのに、彼女はもう皆と仲良くなっていた。
特に姉様とは相性が良いらしく、姉様の事を愛称で呼ぶくらいには仲が深まっているみたい。
「それじゃあ二人には舞姫をお願いしても良いかな?」
楽しんでいるところ悪いね。と先に断りを入れて、それから父様は私と姉様に改めて問いかける。
「国王の指名というのもあるけれど、それを抜きにしても娘達の晴れ舞台だ。私も是非見たいんだよ」
「勿論、その話お受けするわ。父様」
「私もです!最高の舞をお見せしますよ!父様」
父様に問われるまでもなく、私と姉様の答えは既に決まっていた。
私達が勢い込んでそう応えると、大層嬉しそうに父様は笑ったのだった。
何だかんだ日々を楽しく過ごしている――と言いたいところだが……実はそうでもなく…。
あの誘拐事件以降、元々過保護体質だった父様や姉様の私に対する過保護に更に拍車がかかり、只今外出を暫く禁止とされ、どうしても外出をする場合は誰かと必ず一緒に行動し、父様への報告も忘れずに行うという面倒くさい状況となっていた。
それもこれも誘拐されたのは私なので、自業自得と言えばそうかもしれないけれど……それにしたって心配しすぎではないか?
逆に心配になってしまう。
と、先日特に過保護気質な父様と姉様にやんわりと言うと、
「私が過保護になるのは家族だけだから大丈夫だよ」
「私がこんなに心配するのはエルだけだから大丈夫よ!」
と、何が大丈夫か分からないけれど二人にはそう力説され、そして離れた場所からその様子を見ていたらしい母様には、何故か微笑ましそうな顔をされたのだった。
一仕事終えた後のような疲れがどっと押し寄せてきたが、厄介な事にこれで終わりではなかった。
そう、友人であるアルフレッド殿下が訪ねて来たのだ。
どこから聞きつけて来たのか、殿下は侯爵邸へ態々足を運び、来たと思いきや私の姿を見つけるなり抱き着いて来て――。
抱き着かれた時は流石に肝が冷えた。その時一緒にいたルカと、殿下の護衛の方皆して目が点状態になっていたし。
一派間違えれば大変な誤解を生んでいただろうし……。
心配させてしまったのは申し訳ないし、態々屋敷に来てまで様子を見に来てくれたのは素直に嬉しく思うよ私も。
でも一国の王子である自覚は持ってほしいな、とまるで姉のような気持ちで思う。
と言う風にルカに話したら、
「それはエル様もですよ」
って笑顔で言われて怖かったです。
――話は戻って現在。
私はまた書斎と自室を行き来するだけの引きこもり生活に戻っていた。ただ前と違う事があって、それは守護精霊としてウルが私の傍に居てくれる事。
彼女がいてくれるだけで退屈しないし、魔法書を読んでいて分からないところは教えてもらったりもした。
それをささやかな幸せだなって感じる事も増えて、結構充実した毎日を過ごせているのだった。
そんなある日の事。
私は一人屋敷の長い廊下を歩いていた。その理由は父様からの呼び出しがあった為だ。
急ぎの用事とは聞いていないけれど、普段忙しくしているしなと思い、私は二階の一番奥にある父様の執務室へと急いで向かったのだった。
「父様。エルです」
「どうぞ」
返事を待ってから扉を開け、私は中へ入った。
父様の執務室に足を踏み入れて一番に目に留まるのは、四方を囲んで置かれている本棚と、そこに隙間なく入れられている沢山の本達。
書斎程ではないがそれでもこの部屋の本の多さには驚く。執務室に来るのも今日が初めて、と言う訳でもないのに未だに慣れない。
ここにある本は父様が仕事で使っているもののようで、一冊一冊が凄い分厚くて重い本ばかりだった。
そう言うと本しかない部屋のようだが、そんな事はない。
部屋に入って本棚の更に奥には太陽に光がさんさんと降り注ぐ大きな窓があり、外の景色も最高なのだ。
父様もこの窓から外を眺めるのが楽しみの一つだと言っていたし。仕事で疲れている時などに緑を見るといくらか心が癒されるのだそう。
それから部屋の中央には四角い机と一人用の椅子が四つ置かれている。その内の一つに父様が座っており、他の椅子にもう一人座っている人物がいた。
「あれ、姉様?姉様も呼ばれていたんですか?」
「あら、エル来たのね。そうよ。ほら貴方もここに座って」
私に気が付いたその人物――姉様が顔を上げる。
どうやら父様に呼ばれていたらしい姉様は、私に早くこっちにいらっしゃいと手招きする。
『一体何の話なのかしらね』
姉様に促されるまま椅子に腰かけると、耳元でウルの声が聞こえる。姿は見えないけれど、声から興味津々でワクワクしてますっていう気持ちが伝わってきて、それに思わず私は失笑してしまった。
「さて、それじゃあ二人共揃った事だし、話を始めようか」
そう口火を切る父様。その陽気な話しぶりに私は些か怪しく思う。
執務室に呼ばれるくらいだから、何か深刻な話でもあるのかと思っていたのだが、父様の様子からしてその当ては外れたという事だろうか?
私が首を傾げる中、父様が話を続ける。
「実は今日急に決まった話なんだが…、アメリア、エル、お前達二人には近々王都で行われる祝祭に舞姫として参加してもらいたいんだ」
「祝祭って毎年開催されているあのお祭りですか?」
「そうだ。年に一度の大きな行事だ」
祝祭とは、日々の労働とその成果を階級や年連関係なく、皆で労いお祝いするという、一年に一度開催される王都のお祭りの事。
お祭りとはいえ神聖な儀式でもあり、その中に神様に感謝を込めて舞を踊る、というものがある。感謝を込めた舞を神様に贈るともいうが、その人達の事を舞姫と呼び、国王陛下直々に舞姫となる者を指名するのだとか。
毎年選ばれるのは成人していない少女らしいが、毎年一人だけと決まっていたはず。
その舞姫に私達が選ばれた…?
「待って父様。舞姫に選ばれるのって一人じゃなかったかしら?」
姉様も私と同じ事を考えていたみたいだ。しかし姉様の疑問に対して父様は、何故か悪い顔をして自慢するように言った。
「実は今年の祝祭を行うにあたって、国王からある提案があったんだ。今年は祝祭の舞姫を二人にしてはどうかってね。本来はありえない事だけど、国王自らの意見に私達は何も言えないしね。特に反対意見もなくて、結局そういう事で話は纏まったのだけど、今度はその舞姫を一体誰にお願いするか、という話になったんだよ」
「それはまた…話が大きくなりましたね……」
「そうだね。だけど今度はここでアルフレッド殿下からある名案があったんだ」
おや?そこで殿下の名前が出てくるとは少し予想外。同時に嫌な予感もするけれど、気のせいかな?
「殿下はエルの事を大層気に入っているようで、国王に良く話しているらしいんだよ。それで殿下がエルを舞姫に進言して下さって、アメリアは国王が自ら指名したんだ。国王はアメリアがまだ幼い頃から可愛がっていたからね」
それに関しては私は不本意だけどね。娘を変な目で見るのは止めてもらいたいものだ。と小さい声で父様が付け加える。
そっか。父様と国王陛下はご友人という間柄なんだっけ。
でも今のをもしも誰かに聞かれていたら大変な事だよ。不敬ととられても仕方ないですよ父様……。
「人間の考えたお祭りって中々に面白そうなのね!」
私が半ば呆れて乾いた笑みを零したその時、場の空気を壊すようかのように元気な声が聞こえてくる。そして次の瞬間、その声の主――ウルティナがその姿を現した。
「あら、いたのね。ウルティナ」
「勿論。最初からずっといたわよ。ミアちゃん」
ウルの唐突な登場にもかかわらず、姉様は笑みを浮かべて彼女を迎え入れる。父様も微笑ましそうに二人を見つめていた。
ウルが侯爵邸に来てまだそんなに経っていないというのに、彼女はもう皆と仲良くなっていた。
特に姉様とは相性が良いらしく、姉様の事を愛称で呼ぶくらいには仲が深まっているみたい。
「それじゃあ二人には舞姫をお願いしても良いかな?」
楽しんでいるところ悪いね。と先に断りを入れて、それから父様は私と姉様に改めて問いかける。
「国王の指名というのもあるけれど、それを抜きにしても娘達の晴れ舞台だ。私も是非見たいんだよ」
「勿論、その話お受けするわ。父様」
「私もです!最高の舞をお見せしますよ!父様」
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