三度目の衝撃 ―元社畜が破天荒ギルドに転生した理由―

各章あらすじ（随時更新）

序章
　三河みかわ恵理めぐりは令和三年の日本でブラック企業に勤めていたが、過労から鉄道事故に遭遇し命を落としてしまう。しかし、謎の女神の力により彼女は異世界のとある木綿商人の息子に転生、念願の男性として美人の妻と結婚して子供も授かるが、徴兵された際に横暴な貴族将校の所為で命を落としてしまう。
　ところが女神の気まぐれで再び転生、異世界の豪農の娘となり幸せな結婚生活を送る事が叶った。だが、魔女の疑いを掛けられた挙句、家族の手で惨殺された。

第一章
　一度ならず二度までも異世界で死んだ恵理だったが、今度は魔獣により壊滅された村にいきなり転生する。再び男の体を得る事は出来たが、邪悪な女神はいきなり姿を消してしまい、この世界の記憶も恵まれた境遇も無く放逐されて途方に暮れる。
　しかし、幸運にも放浪するエルフと出会い『オルド』という名前を与えられ、異世界ライフを始める事に成功。だが、魔獣とエルフのファンタジー世界には夢が無く、化け物に襲われて助けられたのが吸血鬼というカオスを味わう事になった。

第二章
　オルドを助けたエルフのメテオーロは魔獣退治ギルドに属して働く事になるが、ギルドはあえなく壊滅。メテオーロはジーナと名乗る南の島生まれの女性と共に、ある貴族の後ろ盾を得て魔獣退治ギルドを結成する。
　オルドも成り行きで参加する事になり、ギルドは魔獣と野伏から荷物を守る仕事を得て大陸東部に向かう。其処でオルドを助けた吸血鬼の男は妙な人物と出会った。

第三章（予告）
　オルドを含む魔獣退治ギルド・アスピダは憲兵隊の配下として警備に参加するが、オークとの交戦がきっかけとなりクビになる。一行は一度カリキに戻るが、待っていたのは後援者が連れてきた新しいギルドメンバー候補。アスピダ一行は謎の人物と共に、訳の分からない仕事へと向かう事になる。

第四章（予定）
　ギルドの公認を剥奪されたアスピダ一行は、ある有力者の依頼でミハミズモス郊外の鐘楼へと向かう。新たなギルドメンバー候補二人を連れ、報酬無しの魔獣退治に向かう一行だが……。