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第4章
第43話 母上たちが部屋から出ていった後(1)
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母上たちが部屋を出ていってから数十分くらい経った。
その間ずっとアテナやクーストーディアそれからポリーティカー殿は誰か話を始めてくれないかな?みたいな空気を出していた。
僕から話を振ってみようかとも思ったが話を振るのが面倒くさかったし、何より話を振ろうにもどう話始めたらいいのかいいのかわからなかったからこの空気をどうにかしようにもなにもできないでいた。
「あの……アレス君?もしかしたらさっきのザジヴレーニイからの質問で質問されるのが面倒くさくなったかも知れないけどよければ僕からもいくつか君に聞きたいことがあるけどいいかな?」
さっきからずっとこの重苦しい空気をどうにかしたいと思っていたからこのポリーティカー殿の質問はすごく助かる……。
誰もが第一声に悩んでいたからこその、この空気だったと思うからポリーティカー殿の多少拙いこの質問もまぁ仕方がないだろうと思える。
「質問とはなんですか?ポリーティカー殿?先ほどザジヴレーニイ殿に言ったように話せない内容があることを忘れないでくださいよ?まぁ僕の仲間になってくれるというのなら話は別ですけどね?とはいえ仲間に対しても話せないことはありますけどね……」
僕はポリーティカー殿の言葉に対してそう答えた。
「申し訳ありませんがアレス君のことをあまり知らないので仲間になるとは断言はできません……」
ポリーティカー殿は僕の言葉に対してそう答えた。
「ま…でしょうね……(苦笑)、了解した……僕に答えられる質問であれば答えるよ」
僕はポリーティカー殿の言葉に対してそう答えた。
まぁポリーティカー殿のこの反応は当たり前の反応だし、仮にポリーティカー殿が今、僕の仲間になると言ったところで僕はその言葉をあまり信用しなかっただろうしね……。
「これはずっとアレス君に聞きたいと思ってたんですがアレス君はなぜアテナを従者にしようと思ったんですか?それといつからアテナを従者にしようと考えていたんですか?」
そうポリーティカー殿が僕に聞いてきた。
その切り口からアテナ関連の質問をされたのは僕の記憶にある限り初めてだよ……いや?これ関連の質問自体フェイト殿やお祖父様あと母上からそして上記の人らとは別の切り口からではあるがクーストーディアも質問されたことがあるか?まぁ少なくともアテナをいつから従者にしようと思っていたかとか、なぜアテナを従者にしようと思ったのかとかを一個人の質問としてされたのは記憶にある限り初めてだ……。
「ポリーティカー殿はもちろんアテナやクーストーディアにもこの話を話す前にお願いしたいんだが、できればここで僕が話した話は、もしもここでの話を話さなければ君たちや君たちの周りの人間に危害や面倒事が降りかかる可能性が出ない限り話さないでほしいんだ……いいかな?」
僕はポリーティカー殿の質問に答える前に、そうポリーティカー殿やアテナそしてクーストーディアにおねがいした。
「あ…あぁそれぐらいのおねがいだったらいいよ?アレス君」
まずポリーティカー殿がそう言って僕のおねがいを了承してくれた。
「えぇ、わかったわ、アレス君」
次にアテナがそう言って僕のおねがいを了承してくれた。
「………はい……わかりました…アレス様」
最後に熟考した上でそう言ってクーストーディアが僕のおねがいを了承してくれた。
「まず……そうだねアテナを初めて従者にしょうと考えたのは反乱が起きたにアテナと少し話したんだけどその時に初めてアテナを従者にするという選択を選択肢の中に入れたかな?まぁアテナを従者にすると選択した主な理由は事情聴取時に母上がアテナに対して見せた態度だけどね……それまではアテナを死刑にしてもうように嘆願する選択肢もあったから……だから……僕がアテナを従者にしようと決めた理由は母上かな?母上を見てアテナを救うためなら汚名でもなんでも引っ被る覚悟をしたからね……今回、平民の反乱加担者に関する件で僕が処刑の現場責任者なり責任者になる選択を取ったのもアテナを救ったことにより教会や王国政府そしてゲオールギアー家に仕える一部の人間それから一部の貴族からの敵意にも似た不審感を少しでも和らげるためだし……まぁその結果別の層から一定数のヘイトを買ったが恩の仇で返す恩知らずという印象か恩を返すために頑張ったようだが元は配下だった人間を恩返しの道具にした不埒者か……どっちの評価の方がマシかと考えた結果、恩を返すために頑張ったようだが元は配下だった人間を恩返しの道具にした不埒者という印象を持たれて一部の層からヘイトを買ったほうがマシだと結論づけた前者を選んだ場合教会や王国政府それからゲオールギアー家に仕える一部の人間や一部の貴族はもちろん後者の人間の一部からも村八分じみた扱いを受けるだろうからね……そういう理由で今回の件に関してはアテナを救うと決めた時点で僕には選択権はあっても選択肢は無いからね……だいぶ話がそれてしまったから話を戻すね?なぜアテナを従者にしようかと思ったかは恩返しと僕のしたいことにアテナであれば協力してくれると思ったからだよ……僕がいつからアテナを従者にしようと考えたかというと最初にアテナを従者にすることを選択肢に入れたのは反乱時に直接話したときでアテナを従者にしようと決めたのは事情聴取時の母上のアテナ対する態度を見たときだよ……」
もしかしたらポリーティカー殿の質問に対するちゃんとした答えになっていないが僕に話せる限りの話をした。
「そう……ですか……まぁたしかにこの話は姉上にはできませんね……」
僕の話に対してそうポリーティカー殿は感想を言った。
その間ずっとアテナやクーストーディアそれからポリーティカー殿は誰か話を始めてくれないかな?みたいな空気を出していた。
僕から話を振ってみようかとも思ったが話を振るのが面倒くさかったし、何より話を振ろうにもどう話始めたらいいのかいいのかわからなかったからこの空気をどうにかしようにもなにもできないでいた。
「あの……アレス君?もしかしたらさっきのザジヴレーニイからの質問で質問されるのが面倒くさくなったかも知れないけどよければ僕からもいくつか君に聞きたいことがあるけどいいかな?」
さっきからずっとこの重苦しい空気をどうにかしたいと思っていたからこのポリーティカー殿の質問はすごく助かる……。
誰もが第一声に悩んでいたからこその、この空気だったと思うからポリーティカー殿の多少拙いこの質問もまぁ仕方がないだろうと思える。
「質問とはなんですか?ポリーティカー殿?先ほどザジヴレーニイ殿に言ったように話せない内容があることを忘れないでくださいよ?まぁ僕の仲間になってくれるというのなら話は別ですけどね?とはいえ仲間に対しても話せないことはありますけどね……」
僕はポリーティカー殿の言葉に対してそう答えた。
「申し訳ありませんがアレス君のことをあまり知らないので仲間になるとは断言はできません……」
ポリーティカー殿は僕の言葉に対してそう答えた。
「ま…でしょうね……(苦笑)、了解した……僕に答えられる質問であれば答えるよ」
僕はポリーティカー殿の言葉に対してそう答えた。
まぁポリーティカー殿のこの反応は当たり前の反応だし、仮にポリーティカー殿が今、僕の仲間になると言ったところで僕はその言葉をあまり信用しなかっただろうしね……。
「これはずっとアレス君に聞きたいと思ってたんですがアレス君はなぜアテナを従者にしようと思ったんですか?それといつからアテナを従者にしようと考えていたんですか?」
そうポリーティカー殿が僕に聞いてきた。
その切り口からアテナ関連の質問をされたのは僕の記憶にある限り初めてだよ……いや?これ関連の質問自体フェイト殿やお祖父様あと母上からそして上記の人らとは別の切り口からではあるがクーストーディアも質問されたことがあるか?まぁ少なくともアテナをいつから従者にしようと思っていたかとか、なぜアテナを従者にしようと思ったのかとかを一個人の質問としてされたのは記憶にある限り初めてだ……。
「ポリーティカー殿はもちろんアテナやクーストーディアにもこの話を話す前にお願いしたいんだが、できればここで僕が話した話は、もしもここでの話を話さなければ君たちや君たちの周りの人間に危害や面倒事が降りかかる可能性が出ない限り話さないでほしいんだ……いいかな?」
僕はポリーティカー殿の質問に答える前に、そうポリーティカー殿やアテナそしてクーストーディアにおねがいした。
「あ…あぁそれぐらいのおねがいだったらいいよ?アレス君」
まずポリーティカー殿がそう言って僕のおねがいを了承してくれた。
「えぇ、わかったわ、アレス君」
次にアテナがそう言って僕のおねがいを了承してくれた。
「………はい……わかりました…アレス様」
最後に熟考した上でそう言ってクーストーディアが僕のおねがいを了承してくれた。
「まず……そうだねアテナを初めて従者にしょうと考えたのは反乱が起きたにアテナと少し話したんだけどその時に初めてアテナを従者にするという選択を選択肢の中に入れたかな?まぁアテナを従者にすると選択した主な理由は事情聴取時に母上がアテナに対して見せた態度だけどね……それまではアテナを死刑にしてもうように嘆願する選択肢もあったから……だから……僕がアテナを従者にしようと決めた理由は母上かな?母上を見てアテナを救うためなら汚名でもなんでも引っ被る覚悟をしたからね……今回、平民の反乱加担者に関する件で僕が処刑の現場責任者なり責任者になる選択を取ったのもアテナを救ったことにより教会や王国政府そしてゲオールギアー家に仕える一部の人間それから一部の貴族からの敵意にも似た不審感を少しでも和らげるためだし……まぁその結果別の層から一定数のヘイトを買ったが恩の仇で返す恩知らずという印象か恩を返すために頑張ったようだが元は配下だった人間を恩返しの道具にした不埒者か……どっちの評価の方がマシかと考えた結果、恩を返すために頑張ったようだが元は配下だった人間を恩返しの道具にした不埒者という印象を持たれて一部の層からヘイトを買ったほうがマシだと結論づけた前者を選んだ場合教会や王国政府それからゲオールギアー家に仕える一部の人間や一部の貴族はもちろん後者の人間の一部からも村八分じみた扱いを受けるだろうからね……そういう理由で今回の件に関してはアテナを救うと決めた時点で僕には選択権はあっても選択肢は無いからね……だいぶ話がそれてしまったから話を戻すね?なぜアテナを従者にしようかと思ったかは恩返しと僕のしたいことにアテナであれば協力してくれると思ったからだよ……僕がいつからアテナを従者にしようと考えたかというと最初にアテナを従者にすることを選択肢に入れたのは反乱時に直接話したときでアテナを従者にしようと決めたのは事情聴取時の母上のアテナ対する態度を見たときだよ……」
もしかしたらポリーティカー殿の質問に対するちゃんとした答えになっていないが僕に話せる限りの話をした。
「そう……ですか……まぁたしかにこの話は姉上にはできませんね……」
僕の話に対してそうポリーティカー殿は感想を言った。
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