37 / 46
第4章
第36話 平穏な日常
しおりを挟む
反乱が終わってから約五ヶ月……その反乱の後処理であるアテナの処遇、それからその他の反乱加担者の処遇……そしてできれば僕がその他の反乱加担者で処刑する人がいる場合僕がその処刑の名目上の現場責任者になりたいとフェルテ殿を通じて王国政府と、あとは現ゲオールギアー家の当主であるお祖父様にも僕を反乱加担者、死刑時の名目上の責任者にしてほしいとおねがいした。
僕を反乱加担者の処刑の名目上の責任者にしてほしいと王国政府やお祖父様におねがいしてから約四ヶ月……待てど暮せど王国政府からもお祖父様からも僕を反乱加担者の処刑の名目上の責任者にしてほしいというおねがいに対する可否の連絡はなかった……。
あっ!あと半年ぐらい前に話した母上と父上の間に新しい子供が出来たって話だけど一週間くらい前に妹が生まれたんだよ!めでたいね!洗脳じみた手段でゲオールギアー家に引き取られた半ば加害者側である僕にはあまりこの件を喜ぶ資格はないと思うけどそれでも嬉しいものは嬉しいものだね!
あっ!あと兄上は今年から王都にある学校に行くみた!だから兄上は今、王都にいる……たしかに兄上の成長は嬉しいけど同時に王都にいて会えない現状はとても寂しい……とはいえ感情的には兄上の成長をとても嬉しく思う今日このごろ……。
話がだいぶ変わるがここ半年くらいとても暇だ……二歳になったあたりで反乱の話を聞いて約一年以上の時間をかけてもしも反乱が起きたら反乱に対応できるように努力していたからあの時は忙しすぎて早く反乱に関する問題を解決して休みたいと思っていたけど実際に反乱が解決してしまうとなんというか……暇だね……いや?この言動はどうかとも思ったけど本当に暇なんだよ!なにもすることがないって一種の拷問だよね!?たしかに僕の立ち位置上僕が忙しくしている状況は不味いけどさ……だってそうだろう?腐っても伯爵家の子息でなんなら今は神の加護持ちっていう肩書もある……そんな人間が忙しく動き回る状況なんて一定以上の規模の戦争かこれまた一定以上の規模の内乱が起こっているか起きそうな予兆があるか……いや?……まぁ現状でもそこそこ大規模な内乱が起きる可能性はあるけど……そもそもよくよく考えてみれば僕の今の年齢は四歳だからね?こんな年齢の子供に頼らないと国がどうにかなるのならとっくの昔にそんな国潰れてるわ……とはいえ暇だ……本当に暇だ……僕が忙しくしている状況は国や我が領の一大事だからそんな状況は起きないに越したことはないけど……そうだったとしてもどうしようもないくらいに暇だ……。
「アレス君?ハルモニアちゃんの部屋に行ってあげないの?」
アテナがそう僕に聞いてきた。
ハルモニアってのはさっき話したこの間生まれた妹の名前だよ?
兄上や姉上もそうだが妹を見て思ったことは、いや~やっぱり赤ちゃんとか子供ってかわいいよね~ってことだろうか?
あっ!今はお前も子供だろってツッコミはなしでね?この場合の子供に僕はカウントしてないから!とはいえ客観的に僕を見た場合僕もまだまだ子供に分類されるのかな?嫌だね~ちっと寒気がした……。
「ちょろっと見るだけならまだしもさすがに生まれたばかりの赤ちゃんの部屋に入り浸るのはやめておくよ。赤ちゃんってケガしやすいからね……ある程度ハルモニアが大きくなるまでは週に一回くらいのペースでハルモニアの部屋に行くつもり……」
僕はアテナの言葉に対してそう答えた。
「そうなのね……それでハルモニアちゃんがある程度大きくなったらどの程度の頻度でハルモニアちゃんの部屋に行くの?あっ!あとある程度大きくなったらってハルモニアちゃんが何歳くらいになったらのことを言っているの?」
僕にアテナがそう聞いてきた。
何歳ぐらいになったらある程度大きくなったと思うか……か…一、二歳くらいかな?感覚的に……?
まぁ遊びに行く頻度は二日に一回くらいかな?
「うーん……だいたい一歳から二歳ぐらいかな?ある程度大きくなったらってのは?とはいえ個人的にはそれくらいの歳でもまだまだ赤ちゃんって呼ばれるくらいの年齢かな?とは思うけど……あぁ!次の質問もあったか……次の質問は…まぁ……ハルモニアの部屋に遊びに行くのは二日に一回くらいのペースかな?それくらいがちょうど周りの大人にもハルモニア自身にも迷惑にならないちょうどいい頻度 かな……と…思うし……まぁ……僕個人としては毎日ハルモニアの部屋に遊びに行きたいんだけどね………」
僕はアテナの質問に対してそう答えた。
「ある程度大きくってのが一歳から二歳になってからか……これは……妥当な答えなのかな?まぁいいか……次に二日に一回ハルモニアの部屋に遊びに行くつもりなのか……アレス君はまだまだ子供だしそこまで周りに気を使わず毎日遊びに行きたいのなら行けばいいだろうに……それくらいなら誰も迷惑とは思わないだろうから………あぁ!そう言えば来年」
コン コン コン コン
「入っていいですよ」
アテナは自分が話している途中にノックがされて少し不機嫌そうな表情になっていたが僕はそれを気にせずノックした相手に部屋に入ってくるように言った。
「失礼します」
そう言って部屋に入ってきたのは母上ではなく初めて見る人だった。これまでノックして入ってくる人は兄上や姉上、父上か母上あとはお祖父様くらいだったが……あぁお祖母様はこれまで一度も僕の部屋に来たことが無いから部屋にノックして入ってくる人間のカウントに入れてない……まぁとにかくノックして部屋に入ってくるの人間といえば母上だと思っていたからこういうパターンは初めてだったしビックリした。
とはいえしっかり対応しないと駄目だししっかり対応しよう。
「えーと……君の名前はなにかな?」
発言してから気付いた動揺しすぎて少し変な発言をしてしまった。
「えっ?始めまして僕の名前はポリーティカー・ファン・ピスティスです。僕のことはポリーティカーとでも呼んでください」
僕を反乱加担者の処刑の名目上の責任者にしてほしいと王国政府やお祖父様におねがいしてから約四ヶ月……待てど暮せど王国政府からもお祖父様からも僕を反乱加担者の処刑の名目上の責任者にしてほしいというおねがいに対する可否の連絡はなかった……。
あっ!あと半年ぐらい前に話した母上と父上の間に新しい子供が出来たって話だけど一週間くらい前に妹が生まれたんだよ!めでたいね!洗脳じみた手段でゲオールギアー家に引き取られた半ば加害者側である僕にはあまりこの件を喜ぶ資格はないと思うけどそれでも嬉しいものは嬉しいものだね!
あっ!あと兄上は今年から王都にある学校に行くみた!だから兄上は今、王都にいる……たしかに兄上の成長は嬉しいけど同時に王都にいて会えない現状はとても寂しい……とはいえ感情的には兄上の成長をとても嬉しく思う今日このごろ……。
話がだいぶ変わるがここ半年くらいとても暇だ……二歳になったあたりで反乱の話を聞いて約一年以上の時間をかけてもしも反乱が起きたら反乱に対応できるように努力していたからあの時は忙しすぎて早く反乱に関する問題を解決して休みたいと思っていたけど実際に反乱が解決してしまうとなんというか……暇だね……いや?この言動はどうかとも思ったけど本当に暇なんだよ!なにもすることがないって一種の拷問だよね!?たしかに僕の立ち位置上僕が忙しくしている状況は不味いけどさ……だってそうだろう?腐っても伯爵家の子息でなんなら今は神の加護持ちっていう肩書もある……そんな人間が忙しく動き回る状況なんて一定以上の規模の戦争かこれまた一定以上の規模の内乱が起こっているか起きそうな予兆があるか……いや?……まぁ現状でもそこそこ大規模な内乱が起きる可能性はあるけど……そもそもよくよく考えてみれば僕の今の年齢は四歳だからね?こんな年齢の子供に頼らないと国がどうにかなるのならとっくの昔にそんな国潰れてるわ……とはいえ暇だ……本当に暇だ……僕が忙しくしている状況は国や我が領の一大事だからそんな状況は起きないに越したことはないけど……そうだったとしてもどうしようもないくらいに暇だ……。
「アレス君?ハルモニアちゃんの部屋に行ってあげないの?」
アテナがそう僕に聞いてきた。
ハルモニアってのはさっき話したこの間生まれた妹の名前だよ?
兄上や姉上もそうだが妹を見て思ったことは、いや~やっぱり赤ちゃんとか子供ってかわいいよね~ってことだろうか?
あっ!今はお前も子供だろってツッコミはなしでね?この場合の子供に僕はカウントしてないから!とはいえ客観的に僕を見た場合僕もまだまだ子供に分類されるのかな?嫌だね~ちっと寒気がした……。
「ちょろっと見るだけならまだしもさすがに生まれたばかりの赤ちゃんの部屋に入り浸るのはやめておくよ。赤ちゃんってケガしやすいからね……ある程度ハルモニアが大きくなるまでは週に一回くらいのペースでハルモニアの部屋に行くつもり……」
僕はアテナの言葉に対してそう答えた。
「そうなのね……それでハルモニアちゃんがある程度大きくなったらどの程度の頻度でハルモニアちゃんの部屋に行くの?あっ!あとある程度大きくなったらってハルモニアちゃんが何歳くらいになったらのことを言っているの?」
僕にアテナがそう聞いてきた。
何歳ぐらいになったらある程度大きくなったと思うか……か…一、二歳くらいかな?感覚的に……?
まぁ遊びに行く頻度は二日に一回くらいかな?
「うーん……だいたい一歳から二歳ぐらいかな?ある程度大きくなったらってのは?とはいえ個人的にはそれくらいの歳でもまだまだ赤ちゃんって呼ばれるくらいの年齢かな?とは思うけど……あぁ!次の質問もあったか……次の質問は…まぁ……ハルモニアの部屋に遊びに行くのは二日に一回くらいのペースかな?それくらいがちょうど周りの大人にもハルモニア自身にも迷惑にならないちょうどいい頻度 かな……と…思うし……まぁ……僕個人としては毎日ハルモニアの部屋に遊びに行きたいんだけどね………」
僕はアテナの質問に対してそう答えた。
「ある程度大きくってのが一歳から二歳になってからか……これは……妥当な答えなのかな?まぁいいか……次に二日に一回ハルモニアの部屋に遊びに行くつもりなのか……アレス君はまだまだ子供だしそこまで周りに気を使わず毎日遊びに行きたいのなら行けばいいだろうに……それくらいなら誰も迷惑とは思わないだろうから………あぁ!そう言えば来年」
コン コン コン コン
「入っていいですよ」
アテナは自分が話している途中にノックがされて少し不機嫌そうな表情になっていたが僕はそれを気にせずノックした相手に部屋に入ってくるように言った。
「失礼します」
そう言って部屋に入ってきたのは母上ではなく初めて見る人だった。これまでノックして入ってくる人は兄上や姉上、父上か母上あとはお祖父様くらいだったが……あぁお祖母様はこれまで一度も僕の部屋に来たことが無いから部屋にノックして入ってくる人間のカウントに入れてない……まぁとにかくノックして部屋に入ってくるの人間といえば母上だと思っていたからこういうパターンは初めてだったしビックリした。
とはいえしっかり対応しないと駄目だししっかり対応しよう。
「えーと……君の名前はなにかな?」
発言してから気付いた動揺しすぎて少し変な発言をしてしまった。
「えっ?始めまして僕の名前はポリーティカー・ファン・ピスティスです。僕のことはポリーティカーとでも呼んでください」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる