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出雲国譲りの基礎知識(おまけ)
登場人物その他 1
しおりを挟む@ツヌガアラシト(天之日矛)
魏の帯方郡設置に伴い、半島から駆逐された新羅系の渡来人。天之日矛と呼び名される武装集団の長。半島に残った一族と連携し倭国の日本海側を何度も襲うが、タケミナカタにより討伐され、出雲>但馬>播磨と転戦して播磨合戦で破れる。但馬出石のタジマモリと婚姻を結びその勢力を使い出雲に対するゲリラ戦を続けている。タケミナカタが出雲に引き上げてからは、吉備の山中に隠れ力を蓄える。伊予の大山祇の死により分裂していた瀬戸内の海人を味方に引きこみ一気に吉備児島の王となるが、それでは飽き足らず打倒出雲に執念を燃やす。出雲包囲作戦を企て筑紫の邪馬台国や大和のイワレヒコ一族とも連携して打倒出雲と倭国統一を目指している。アラシトの率いる天之日矛は半島産の最新武装をしており同人数での白兵戦、騎馬戦では無敵である。
@シイネツヒコ(シオツチノカミ武内宿禰)
瀬戸内・四国を支配下においた伊予の海人王・大山祇の末息子で後継ぎ。ニニギやイワレヒコとは従兄弟にあたる一方、出雲の大国主を倭国の盟主として崇めている。タカヒコとは幼年期に出雲で過ごしたことのある幼馴染。
瀬戸内・四国の殆どの海人族と縁を結んでいる彼の影響力は絶大で海人族で彼に逆らうものは殆どいない。筑紫島、出雲、大和という3大勢力の狭間にいる彼を味方につけることが瀬戸内の制海権を得ることに繋がり、ひいては倭国統一の鍵となる。
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