112 / 179
西遷の章
イリヒコ四国へ旅立つ
しおりを挟む
イリヒコ達は数日の潜伏ののち、阿波から来た船を見つけ、それに乗って四国入りする事になった。
その船は元の天日矛の関係者で、天候さえ良ければ土佐まで行ってくれるらしい。
まさに捨てる神あれば拾う神があるとはこの事だ。
イリヒコは彼を見つけてきたドンガメに剣を与えた。もちろん、船乗り達にも持ち出した、宝の一部を渡し賃として渡した。
いよいよの旅立ちである。
アメノミハシラの発見、初代のヒルコが預けられた集落、ここでもいろんな情報も手に入れられた。
何よりもヒルコとのつながりである。
一方、タカヒコは河内から土佐にむけて討伐隊を送った。淡路や阿波では入れ違いになる可能性を考慮している。土佐の港で待ち構える作戦だ。
土佐でも兵士を集める。子飼いにあたる加茂の民を多く派遣することはできない。
しかし、イリヒコらを野放しにしておくわけにはいかない。
その頃、筑紫島ではヒルコが狗奴国の中枢に食い込んでいた。彼の動きがタカヒコとイリヒコの未来に大きく影響することは間違いがない。
果たして、ヒルコはどう動くのか?
イリヒコの手紙はヒルコにどう影響するのか?
倭国はまた新たな風雲に巻き込まれていく。出雲、大和、邪馬台国、狗奴国はどう動くのか?
タカヒコと出雲の関係は?
問題は山積みである。
その船は元の天日矛の関係者で、天候さえ良ければ土佐まで行ってくれるらしい。
まさに捨てる神あれば拾う神があるとはこの事だ。
イリヒコは彼を見つけてきたドンガメに剣を与えた。もちろん、船乗り達にも持ち出した、宝の一部を渡し賃として渡した。
いよいよの旅立ちである。
アメノミハシラの発見、初代のヒルコが預けられた集落、ここでもいろんな情報も手に入れられた。
何よりもヒルコとのつながりである。
一方、タカヒコは河内から土佐にむけて討伐隊を送った。淡路や阿波では入れ違いになる可能性を考慮している。土佐の港で待ち構える作戦だ。
土佐でも兵士を集める。子飼いにあたる加茂の民を多く派遣することはできない。
しかし、イリヒコらを野放しにしておくわけにはいかない。
その頃、筑紫島ではヒルコが狗奴国の中枢に食い込んでいた。彼の動きがタカヒコとイリヒコの未来に大きく影響することは間違いがない。
果たして、ヒルコはどう動くのか?
イリヒコの手紙はヒルコにどう影響するのか?
倭国はまた新たな風雲に巻き込まれていく。出雲、大和、邪馬台国、狗奴国はどう動くのか?
タカヒコと出雲の関係は?
問題は山積みである。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
43
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる