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第一章 幼少期編
52.スキルレベル②
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風魔法2
風魔法の魔力消費を減らし効率よく行う
風魔法の効果を増大させる
理を理解することにより更に効果上昇
己の意志により光の権能内での効果を発動可能
効果は練度を高めることにより増大
「追加の記載は、効果を増大させる、か」
これ、レベルが上がった時に男爵たちは気が付かなかったのだろうか?
……もしかしたら、練度が低い時は然程威力は上がらないのかもしれない。
あとで母さんにでも聞いてみよう。
「母さんにでもガーディン準男爵だけスキルレベルが4か。凄いな……」
土魔法4
土魔法の魔力消費を減らし効率よく行う
土魔法の効果を増大させる
理を理解することにより更に効果上昇
己の意志により光の権能内での効果を発動可能
効果は練度を高めることにより増大
「あれ? レベル2と表示が変わらない……なんでだろう」
母さんの光魔法3を確認しても、表示されている内容は変わらなかった。
属性魔法スキルは、属性が違うだけで内容は一緒だ。
だから高レベルの属性魔法スキルなら、何か効果が増えていると思ったのだが……。
俺のステータスレベルが足らないのだろうか。それともただ単に効果が増えないだけか。
前者だとしたら、俺のステータスの熟練度を上げないとどんな効果があるのかは分からないか……。
他のスキルで効果が増えているのは……この二つか。
調理2
調理時食材の魔力を活性化させ一時的に鮮度を復元可能
魔力付与2
付与時間延長可能
これらが効果が増えている部分だ。
メイドのピアおばさんの調理スキルは、鮮度が復活する効果を得ているらしい。
別邸で使われている食材は基本的に新鮮な物が多いから、そこまで明らかな違いは出ていないのだろう。
ヒルデガンド王女の魔力付与に関しては、付与の時間が延びる様だ。
そう言えば最初は短時間だったが今では一時間ほどまで付与時間を延ばせていると言っていたな。
この効果の影響があったのかもしれない。
属性魔法スキルに関しては、一律『効果を増大させる』という文面が加わっていた。
やはり属性魔法のスキル持ちは、かなり優遇されていると思う。
一方フィリップ父さんの魔力消費軽減の効果は特に増えてはいなかった。
父さんのスキルは汎用性が高い分、効果が限局されているみたいだな。
他の暗殺術や暗視などに関しても、効果は変わらずだ。
身体強化魔法系のスキルは、効果は増えないのかもしれない。
◇◇◇◇
一通りスキルの変化を見終わった後、俺は皆を集めてスキルレベルが分かったことを伝えることにした。
皆話を聞いてかなり驚いていたが、しばらくして父さんが呆れたように呟く。
「スキルレベル、か……またとんでもない発見をしたもんだ」
「と言っても、この中で効果が増えたのは母さんとピアおばさんぐらいだけどね。母さんは何か気づいたこととかなかったの?」
俺の言葉に、指を顎に添えながら首を傾げる母さん。
「うーん……そう言われてみればそんな気もしなくはないけれど……でも、練習を重ねれば誰でも効果は上がるものだから、あまり気にしてなかったわ」
やっぱり、母さんは気づいていなかった様だ。
確かに熟練度を上げると誰でも威力や効果は上がる。
このスキルの効果は、それを更に伸ばしてくれるだけなのだろう。
伸び率もやっぱり徐々に上がっていくんだろうな。
「でもでも、これってスキルが有るのと無いのじゃ全然威力が変わってくるってことですよね? いいなー、属性魔法スキル。それに比べて私の暗視スキルは……」
そう言ってショボンと拗ねるミリーを、フォルコが優しくたしなめる。
「あまり卑下してはいけませんよ。確かに効果は増えませんでしたが、私たちのスキルも確かに効果が上がっていくことが分かったのですから」
「うぅ……。そう、ですよね。スキルを戴いているだけありがたいと思わないとですよね」
フォルコの言う通り、スキルが有るのと無いのでは、その分野では大きな差となっていくだろう。
最近の事で言えば、ソフィーネの魔力視で明らかにその違いが見て取れる。
経験値説が発見出来たのは、間違いなく彼女がスキルを持っていたおかげだろう。
「しかし、レベルを上げるのって大変なんですね。俺も頑張ってスキルを使ってるけど、まだレベル2……ソフィですら3なのに……」
ソフィーネよりもレベルが低かったことを知り、ジャックスが肩を落とす。
そんな彼に、ソフィーネが優しく声をかける。
「……レベル上げ、手伝ってあげようか?」
「……それ、俺に魔法の練習台になれって意味だろ?」
恨めしそうに睨むジャックスに、“うん”と笑顔を深めて頷くソフィーネ。
そんな彼女を見て疲れたようにため息をつき、“遠慮しとく”とこぼすジャックス。
「こらこらソフィ、あんまりイジメてやるなよ? ……それよりアル、契約魔法の熟練度の上げ方は分かったのか?」
「うーん、一応はね。とりあえず、契約書を生み出すだけじゃ熟練度は増えないみたい。実際に契約しないとだめみたいで、僕が直接契約を結ぶと熟練度も多くなるんだと思う」
現在俺が直接契約しているのが四十九名。
それからリドリアーヌお祖母様に渡した契約書が二百枚。
そして主従契約を結んでいるのがライム一匹だ。
今貯まっている熟練度が七百ちょっとで、先ほど皆が集まる前に一つ上がった。
おそらくお祖母様が契約を結んでくれたのだろう。
そう考えると、俺が直接契約すると一人につき熟練度は十くらい貯まるのではないだろうか。
そして主従契約をすると、百くらいか。
うん、これだと大体計算が合いそうだ。
お祖母様、もう百件以上も契約を結んだのか。ありがたい。
俺返事に、“ふむ……”と何か考えこむフィリップ父さん。
そしてしばらくしてから、何か納得したように頷き口を開いた。
「わかった。では誰か適当な相手と契約を結んで、アルの契約魔法のスキルレベルを上げるとしよう。それから、ライムの経験値集めと魔力集めもこれからは積極的に進めていくとしよう」
「え?まぁ大丈夫だけど……何か急ぐ理由でもあるの?」
どちらも必要なことなので大賛成だが、父さんの要求が少し性急な気もする。
「そうだな。実はアルが以前言っていた冒険者ギルド設立についてだが、ブリオン王国との調印が済み次第、代表者を集めて会議を開くことになった。一応それぞれには簡単に話を通してはいるが、ガリウスの件もあってか消極的な者も多い。だからそれまでに用意出来る武器は可能なだけ揃えておきたくてな」
……なるほど、もうそこまで話が進んでいたのか。
「そっか……うん、分かったよ。因みに、どんな人たちに声を掛けたの?」
「医薬ギルドのダヴィンロード男爵と軍団長のガーディン準男爵。それから商業ギルドのハンネル準男爵に工業ギルドのシーネル子爵。あと、傭兵ギルドの者にも少し伝手を使って内々に声を掛けておいた」
父さんが挙げた名に、皆が驚く。
「えっと……それってウィルバー伯爵以外の貴族全員に声を掛けたってこと?」
俺が戸惑いながら尋ねると、父さんは落ち着いた態度で頷く。
「そうだ。アルの話を聞いて、皆をこちらに引き込む良い機会だと判断した。この者たちの協力とアルの力があれば、組織としては十分機能すると算段も付いたからな。アルに言われていたあれも上手くいったようだし、後はアルとライムが更に力を付ければ、それだけ話が上手く進む可能性も高くなるだろう」
自信を持って答える父さんに、俺は少し狼狽えてしまう。
俺のスキル判別の儀式まで、あと一年半程残っている。
だから勝負をかけるにしても、もっと後の事だろうと思っていたのだ。
しかし父さんは、ここが勝負の仕掛け時だと判断したらしい。
俺の戸惑いに気付いたのだろう。父さんが苦笑しつつ口を開く。
「実は先日、ガリウスが手紙を寄こしてきてな。ここ最近、俺たちが妙な動きをしていることに感づいたのだろう。内容は大したことではなかったが……あれはおそらく牽制だ」
「……牽制?」
「そうだ。俺たちの動きはちゃんと把握している。余計な真似はするな、ってな。そうでなければあいつが俺に手紙なんて寄こすもんか」
そう言って、少し不満そうな顔をする父さん。
驚いた。ガリウスたちは、もう俺たちの動きを掴んでいるのか。
俺や父さんが出歩く時は出来るだけ目立たないように心掛けているし、父さんが誰かと会う時も、必ず契約書を用いて秘密は守らせているはずだ。
だからそうそうバレることは無いと思っていたのだが……。
「用心深いあいつのことだ。おそらく、偵察能力に長けた奴隷でも購入したんだろう。ビューノウ公爵領には、優秀な奴隷が揃っている様だからな」
父さんの言葉に、フォルコが険しい顔をする。
彼もかつては戦闘奴隷として売られていた身だ。
何か思う所があるのかもしれない。
「アルの契約書のおかげで、おそらく相手も核心には触れていないと思うが……どちらにせよ、ダラダラと時間をかけている余裕は無いだろう。少し駆け足になるが、皆も今まで以上に周りに注意して行動してくれ」
『はい』
父さんの真剣な言葉に、皆が頷く。
相手に俺たちの動きが気づかれつつある今、行動にはより一層の注意が必要だろう。
とは言え、俺がすべきことははっきりしている。
調印後の会議までに、少しでも多く力を付けられるよう頑張ろう。
風魔法の魔力消費を減らし効率よく行う
風魔法の効果を増大させる
理を理解することにより更に効果上昇
己の意志により光の権能内での効果を発動可能
効果は練度を高めることにより増大
「追加の記載は、効果を増大させる、か」
これ、レベルが上がった時に男爵たちは気が付かなかったのだろうか?
……もしかしたら、練度が低い時は然程威力は上がらないのかもしれない。
あとで母さんにでも聞いてみよう。
「母さんにでもガーディン準男爵だけスキルレベルが4か。凄いな……」
土魔法4
土魔法の魔力消費を減らし効率よく行う
土魔法の効果を増大させる
理を理解することにより更に効果上昇
己の意志により光の権能内での効果を発動可能
効果は練度を高めることにより増大
「あれ? レベル2と表示が変わらない……なんでだろう」
母さんの光魔法3を確認しても、表示されている内容は変わらなかった。
属性魔法スキルは、属性が違うだけで内容は一緒だ。
だから高レベルの属性魔法スキルなら、何か効果が増えていると思ったのだが……。
俺のステータスレベルが足らないのだろうか。それともただ単に効果が増えないだけか。
前者だとしたら、俺のステータスの熟練度を上げないとどんな効果があるのかは分からないか……。
他のスキルで効果が増えているのは……この二つか。
調理2
調理時食材の魔力を活性化させ一時的に鮮度を復元可能
魔力付与2
付与時間延長可能
これらが効果が増えている部分だ。
メイドのピアおばさんの調理スキルは、鮮度が復活する効果を得ているらしい。
別邸で使われている食材は基本的に新鮮な物が多いから、そこまで明らかな違いは出ていないのだろう。
ヒルデガンド王女の魔力付与に関しては、付与の時間が延びる様だ。
そう言えば最初は短時間だったが今では一時間ほどまで付与時間を延ばせていると言っていたな。
この効果の影響があったのかもしれない。
属性魔法スキルに関しては、一律『効果を増大させる』という文面が加わっていた。
やはり属性魔法のスキル持ちは、かなり優遇されていると思う。
一方フィリップ父さんの魔力消費軽減の効果は特に増えてはいなかった。
父さんのスキルは汎用性が高い分、効果が限局されているみたいだな。
他の暗殺術や暗視などに関しても、効果は変わらずだ。
身体強化魔法系のスキルは、効果は増えないのかもしれない。
◇◇◇◇
一通りスキルの変化を見終わった後、俺は皆を集めてスキルレベルが分かったことを伝えることにした。
皆話を聞いてかなり驚いていたが、しばらくして父さんが呆れたように呟く。
「スキルレベル、か……またとんでもない発見をしたもんだ」
「と言っても、この中で効果が増えたのは母さんとピアおばさんぐらいだけどね。母さんは何か気づいたこととかなかったの?」
俺の言葉に、指を顎に添えながら首を傾げる母さん。
「うーん……そう言われてみればそんな気もしなくはないけれど……でも、練習を重ねれば誰でも効果は上がるものだから、あまり気にしてなかったわ」
やっぱり、母さんは気づいていなかった様だ。
確かに熟練度を上げると誰でも威力や効果は上がる。
このスキルの効果は、それを更に伸ばしてくれるだけなのだろう。
伸び率もやっぱり徐々に上がっていくんだろうな。
「でもでも、これってスキルが有るのと無いのじゃ全然威力が変わってくるってことですよね? いいなー、属性魔法スキル。それに比べて私の暗視スキルは……」
そう言ってショボンと拗ねるミリーを、フォルコが優しくたしなめる。
「あまり卑下してはいけませんよ。確かに効果は増えませんでしたが、私たちのスキルも確かに効果が上がっていくことが分かったのですから」
「うぅ……。そう、ですよね。スキルを戴いているだけありがたいと思わないとですよね」
フォルコの言う通り、スキルが有るのと無いのでは、その分野では大きな差となっていくだろう。
最近の事で言えば、ソフィーネの魔力視で明らかにその違いが見て取れる。
経験値説が発見出来たのは、間違いなく彼女がスキルを持っていたおかげだろう。
「しかし、レベルを上げるのって大変なんですね。俺も頑張ってスキルを使ってるけど、まだレベル2……ソフィですら3なのに……」
ソフィーネよりもレベルが低かったことを知り、ジャックスが肩を落とす。
そんな彼に、ソフィーネが優しく声をかける。
「……レベル上げ、手伝ってあげようか?」
「……それ、俺に魔法の練習台になれって意味だろ?」
恨めしそうに睨むジャックスに、“うん”と笑顔を深めて頷くソフィーネ。
そんな彼女を見て疲れたようにため息をつき、“遠慮しとく”とこぼすジャックス。
「こらこらソフィ、あんまりイジメてやるなよ? ……それよりアル、契約魔法の熟練度の上げ方は分かったのか?」
「うーん、一応はね。とりあえず、契約書を生み出すだけじゃ熟練度は増えないみたい。実際に契約しないとだめみたいで、僕が直接契約を結ぶと熟練度も多くなるんだと思う」
現在俺が直接契約しているのが四十九名。
それからリドリアーヌお祖母様に渡した契約書が二百枚。
そして主従契約を結んでいるのがライム一匹だ。
今貯まっている熟練度が七百ちょっとで、先ほど皆が集まる前に一つ上がった。
おそらくお祖母様が契約を結んでくれたのだろう。
そう考えると、俺が直接契約すると一人につき熟練度は十くらい貯まるのではないだろうか。
そして主従契約をすると、百くらいか。
うん、これだと大体計算が合いそうだ。
お祖母様、もう百件以上も契約を結んだのか。ありがたい。
俺返事に、“ふむ……”と何か考えこむフィリップ父さん。
そしてしばらくしてから、何か納得したように頷き口を開いた。
「わかった。では誰か適当な相手と契約を結んで、アルの契約魔法のスキルレベルを上げるとしよう。それから、ライムの経験値集めと魔力集めもこれからは積極的に進めていくとしよう」
「え?まぁ大丈夫だけど……何か急ぐ理由でもあるの?」
どちらも必要なことなので大賛成だが、父さんの要求が少し性急な気もする。
「そうだな。実はアルが以前言っていた冒険者ギルド設立についてだが、ブリオン王国との調印が済み次第、代表者を集めて会議を開くことになった。一応それぞれには簡単に話を通してはいるが、ガリウスの件もあってか消極的な者も多い。だからそれまでに用意出来る武器は可能なだけ揃えておきたくてな」
……なるほど、もうそこまで話が進んでいたのか。
「そっか……うん、分かったよ。因みに、どんな人たちに声を掛けたの?」
「医薬ギルドのダヴィンロード男爵と軍団長のガーディン準男爵。それから商業ギルドのハンネル準男爵に工業ギルドのシーネル子爵。あと、傭兵ギルドの者にも少し伝手を使って内々に声を掛けておいた」
父さんが挙げた名に、皆が驚く。
「えっと……それってウィルバー伯爵以外の貴族全員に声を掛けたってこと?」
俺が戸惑いながら尋ねると、父さんは落ち着いた態度で頷く。
「そうだ。アルの話を聞いて、皆をこちらに引き込む良い機会だと判断した。この者たちの協力とアルの力があれば、組織としては十分機能すると算段も付いたからな。アルに言われていたあれも上手くいったようだし、後はアルとライムが更に力を付ければ、それだけ話が上手く進む可能性も高くなるだろう」
自信を持って答える父さんに、俺は少し狼狽えてしまう。
俺のスキル判別の儀式まで、あと一年半程残っている。
だから勝負をかけるにしても、もっと後の事だろうと思っていたのだ。
しかし父さんは、ここが勝負の仕掛け時だと判断したらしい。
俺の戸惑いに気付いたのだろう。父さんが苦笑しつつ口を開く。
「実は先日、ガリウスが手紙を寄こしてきてな。ここ最近、俺たちが妙な動きをしていることに感づいたのだろう。内容は大したことではなかったが……あれはおそらく牽制だ」
「……牽制?」
「そうだ。俺たちの動きはちゃんと把握している。余計な真似はするな、ってな。そうでなければあいつが俺に手紙なんて寄こすもんか」
そう言って、少し不満そうな顔をする父さん。
驚いた。ガリウスたちは、もう俺たちの動きを掴んでいるのか。
俺や父さんが出歩く時は出来るだけ目立たないように心掛けているし、父さんが誰かと会う時も、必ず契約書を用いて秘密は守らせているはずだ。
だからそうそうバレることは無いと思っていたのだが……。
「用心深いあいつのことだ。おそらく、偵察能力に長けた奴隷でも購入したんだろう。ビューノウ公爵領には、優秀な奴隷が揃っている様だからな」
父さんの言葉に、フォルコが険しい顔をする。
彼もかつては戦闘奴隷として売られていた身だ。
何か思う所があるのかもしれない。
「アルの契約書のおかげで、おそらく相手も核心には触れていないと思うが……どちらにせよ、ダラダラと時間をかけている余裕は無いだろう。少し駆け足になるが、皆も今まで以上に周りに注意して行動してくれ」
『はい』
父さんの真剣な言葉に、皆が頷く。
相手に俺たちの動きが気づかれつつある今、行動にはより一層の注意が必要だろう。
とは言え、俺がすべきことははっきりしている。
調印後の会議までに、少しでも多く力を付けられるよう頑張ろう。
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