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一章
プロローグ
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実はこの世界では、火葬の文化が根付いている。
普通、ヨーロッパ圏では土葬文化が主流の筈なのだが、この世界には闇魔法があるためか、はたまた別の理由があるのかは知らないが、遺体をそのまま埋めるのはご法度なのだ。
とはいえ、骨があればスケルトンは作れるし、あまり意味があるとは思えない対策なのだが。
土の魔法使いが掘った穴に収められる骨壺を見ながら、私はそんなことを考えていた。
穴はすぐに埋められ、骨壺は見えなくなる。
その上に墓石が乗ってしまえば、そこに誰が埋まっているかなんて誰にも分からないだろう。いや、墓石に名前は彫ってあるのだけれども。
私は、墓石に刻まれた名前をそっと撫でる。
『アウラ・ウィント、ここに眠る』
今日はアウラの葬儀だった。
真っ黒いドレスを翻し、私はまた別の墓地へと向かっていた。
両親や使用人たちには内緒だ。彼らも今はデリケートで、私から目を放そうとしないので中々大変なのだが、闇魔法で少し認識をずらせば誰も私のことなど気にならなくなってくれる。
微妙に罪悪感のようなものが刺激されなくもないが、許してほしい。
なに、大した距離でもない。すぐに戻る。
死者を平等と訴える教会の墓地とはいえど、流石に貴族と平民のものは別の場所にある。
特に平民は数が多いため、集団墓地が街の外れのあちこちに散らばっているのだ。
だから、彼らの墓がアウラの墓のすぐ近くの墓地にあったのは、私にとっては幸運だった。
クラウスに教えてもらった墓地にあったのは、大量の名前が刻まれた、大きな石碑。
平民たちは、一人一つの墓が作れるほど裕福ではない。
もちろん一族のものを作っている豪商などもいるが、基本的には一つの大きな石碑にまとめて刻まれることが多い。恐らくは、魔法で石を巨大化、増築させることができるためであろう。刻み込む限界も存在せず、半永久的に面積を増やし続けられる以上、わざわざ石を増やす必要もない。
刻まれた名前たちを指で辿り、最新と思われる場所まで辿り着いた。
『ギュンター』
『エル』
結局、本人たちからは聞かなかったから、合っているのかは分からない。
だが、クラウスが調べた名前とは一致している。
くすねてきた花を供え、祈る。手を合わせるのではなく、両手を組むのがこちらの作法だ。
仇は討った。
しかし、彼らがそれを喜ぶ人間なのか、それすらも私は知ることができなかった。
だから、報告だけに留めておこう。
「無事、家に帰れましたよ」
きっと、貴方たちがいなければ、あの結果にはならなかった。
「お陰で、助かりました」
目を瞑り、冥福を祈る。
「ありがとうございます」
この言葉が彼らに届くことはない。
死ぬというのは、そういうことだ。
重い。とても重い事象。
それでも、私は人を殺し続けるだろう。
「エイラ様、ご報告が」
「聞きましょう」
「件の少女を発見しました」
幸せになるために。
◆
例の事件は無事……とは口が裂けても言えそうにはないが、解決した。
結果的に私はアウラと気の良い夫婦を失ったものの、闇魔法を使えるようになり、使い勝手の良い部下を手に入れた。
婚約が破棄されるようなこともないようなので、実質的に失ったのはアウラだけ。そのアウラも家庭教師という目線で見るなら替えが利くから、どちらかと言えば得たものの方が多いだろう。
不快だから、あまりこういう考え方はしたくないが。
しかし、事件の影響は大きく、具体的には両親の過保護具合がランクアップした。
それはもう、家の中でも一人になることが許されないくらいだ。
用を足す時は流石に一人だが、寝るときは常にベッドを見られる位置に人がいる。
帰ってから一週間は殆どずっと抱き締めて放してくれなかったので、これでもかなりマシにはなったのだが、ちょっと……いやかなり疲れる。
ひょっとしたら、闇魔法で適当に認識を誤魔化せなければ病んでいたかもしれない。
もちろん、心配されて悪い気はしない。限度があるというだけで。
事件中の記憶は無いということになっているため、心の傷なんかはあまり心配されていないようだが、その分身体の介護が手厚すぎる。一応身体の傷も『隠して』おいたのだが。
ちら、と護衛を盗み見る。
あの日、馴染みの護衛たちは軒並み殉職してしまったので、今いるのは大抵見覚えのない顔だ。
そんなことは当たり前だが、どうにも違和感というか、警戒心が刺激される。
念のために洗脳しておくべきなのでは?
そんな思考が脳裏を過って仕方がない。
間違いなく、以前までなら同じことができても思わなかったことだ。
他にも殺人や残虐な行為に対する忌避感の希薄化など、これが闇魔法を使えるようになったことによる影響なのか、事件によるPTSD的なものなのかは分からないが、精神的な変化があったのは確からしい。
今は抑えられているが、その内何かの拍子でやってしまいそうで少し怖い。
まあ、とはいえ、変化したという自覚がある内は大丈夫だと思う。
自覚があるということは、以前の価値観でものを測れるということでもあるだろうから。
あと、考えるべきはあの声。
『精神汚染の既定上限超過を確認しました』
『王権資格、及び、特異魔力因子を確認しました』
『規格外魔法の使用を認可します』
だったか。
まるで、というかまさしく、ゲームのアナウンスのようだ。
精神汚染……自覚はないでもない。
というより、先ほど問題にした精神的な変化はこれのことな気がする。
王権資格とやらはさっぱり分からない。そんな用語はゲームでも出てこなかった筈だ。
あとは、特異魔力因子と規格外魔法。これらはおそらく、闇魔法を使うための黒い魔力と闇魔法そのもののことだろう。
言うまでもなく、ゲームでは出てこない用語だ。
実際、闇魔法は規格外魔法と呼ばれるに相応しい性能を誇っているし、間違ってはいないと思う。
声自体に聞き覚えはなく、私以外にも聞こえた様子はなかった。
この世界もステータスやレベルがあるようなゲーム的世界観ではない。
「うーん……」
分からん。
人に聞いてみたいが、今聞くと精神の病を疑われてとんでもない目に遭う気がする。
なんなら、もっと後に聞いても疲れているのかと思われそうだ。
こんなもの、傍から見たら幻聴以外には思えないだろう。
うめき声を挙げた私に、従者たちと護衛たちがそわそわし始めたことなので、この件は一旦考えるのを止めておこう。
考えたところで、誰も答え合わせなどできなかろうし。
さて、そろそろ本題に入ろう。
元々、私が何のために闇魔法を使えるようになったか、という話だ。
それはもちろん、自分が幸せになるため。つまりはゲーム本編におけるヒロインを暗殺するためである。
思っていた百倍は有能だったクラウスのお陰で、既に彼女の居場所は特定済みだ。
私が直接手を下しに行っても構わないが、わざわざリスクを冒す必要もあるまい。
というわけで、早速クラウスの金とコネを使って暗殺者に依頼してある。
現在は結果待ち。わくわくしながらクラウスからの連絡を待っているところだ。
いやはや、楽しみで仕方がないなあ!
急激に機嫌が上向き、鼻歌まで歌い始めた私の印象が従者や護衛たちの間でどうなっているのか、あまり考えたくはないが、まあ細かいことは良いだろう。些事である。
「お嬢様」
「何かしら?」
「殿下がお見舞いに伺いたいそうです」
連絡待ってる場合じゃない!!!
普通、ヨーロッパ圏では土葬文化が主流の筈なのだが、この世界には闇魔法があるためか、はたまた別の理由があるのかは知らないが、遺体をそのまま埋めるのはご法度なのだ。
とはいえ、骨があればスケルトンは作れるし、あまり意味があるとは思えない対策なのだが。
土の魔法使いが掘った穴に収められる骨壺を見ながら、私はそんなことを考えていた。
穴はすぐに埋められ、骨壺は見えなくなる。
その上に墓石が乗ってしまえば、そこに誰が埋まっているかなんて誰にも分からないだろう。いや、墓石に名前は彫ってあるのだけれども。
私は、墓石に刻まれた名前をそっと撫でる。
『アウラ・ウィント、ここに眠る』
今日はアウラの葬儀だった。
真っ黒いドレスを翻し、私はまた別の墓地へと向かっていた。
両親や使用人たちには内緒だ。彼らも今はデリケートで、私から目を放そうとしないので中々大変なのだが、闇魔法で少し認識をずらせば誰も私のことなど気にならなくなってくれる。
微妙に罪悪感のようなものが刺激されなくもないが、許してほしい。
なに、大した距離でもない。すぐに戻る。
死者を平等と訴える教会の墓地とはいえど、流石に貴族と平民のものは別の場所にある。
特に平民は数が多いため、集団墓地が街の外れのあちこちに散らばっているのだ。
だから、彼らの墓がアウラの墓のすぐ近くの墓地にあったのは、私にとっては幸運だった。
クラウスに教えてもらった墓地にあったのは、大量の名前が刻まれた、大きな石碑。
平民たちは、一人一つの墓が作れるほど裕福ではない。
もちろん一族のものを作っている豪商などもいるが、基本的には一つの大きな石碑にまとめて刻まれることが多い。恐らくは、魔法で石を巨大化、増築させることができるためであろう。刻み込む限界も存在せず、半永久的に面積を増やし続けられる以上、わざわざ石を増やす必要もない。
刻まれた名前たちを指で辿り、最新と思われる場所まで辿り着いた。
『ギュンター』
『エル』
結局、本人たちからは聞かなかったから、合っているのかは分からない。
だが、クラウスが調べた名前とは一致している。
くすねてきた花を供え、祈る。手を合わせるのではなく、両手を組むのがこちらの作法だ。
仇は討った。
しかし、彼らがそれを喜ぶ人間なのか、それすらも私は知ることができなかった。
だから、報告だけに留めておこう。
「無事、家に帰れましたよ」
きっと、貴方たちがいなければ、あの結果にはならなかった。
「お陰で、助かりました」
目を瞑り、冥福を祈る。
「ありがとうございます」
この言葉が彼らに届くことはない。
死ぬというのは、そういうことだ。
重い。とても重い事象。
それでも、私は人を殺し続けるだろう。
「エイラ様、ご報告が」
「聞きましょう」
「件の少女を発見しました」
幸せになるために。
◆
例の事件は無事……とは口が裂けても言えそうにはないが、解決した。
結果的に私はアウラと気の良い夫婦を失ったものの、闇魔法を使えるようになり、使い勝手の良い部下を手に入れた。
婚約が破棄されるようなこともないようなので、実質的に失ったのはアウラだけ。そのアウラも家庭教師という目線で見るなら替えが利くから、どちらかと言えば得たものの方が多いだろう。
不快だから、あまりこういう考え方はしたくないが。
しかし、事件の影響は大きく、具体的には両親の過保護具合がランクアップした。
それはもう、家の中でも一人になることが許されないくらいだ。
用を足す時は流石に一人だが、寝るときは常にベッドを見られる位置に人がいる。
帰ってから一週間は殆どずっと抱き締めて放してくれなかったので、これでもかなりマシにはなったのだが、ちょっと……いやかなり疲れる。
ひょっとしたら、闇魔法で適当に認識を誤魔化せなければ病んでいたかもしれない。
もちろん、心配されて悪い気はしない。限度があるというだけで。
事件中の記憶は無いということになっているため、心の傷なんかはあまり心配されていないようだが、その分身体の介護が手厚すぎる。一応身体の傷も『隠して』おいたのだが。
ちら、と護衛を盗み見る。
あの日、馴染みの護衛たちは軒並み殉職してしまったので、今いるのは大抵見覚えのない顔だ。
そんなことは当たり前だが、どうにも違和感というか、警戒心が刺激される。
念のために洗脳しておくべきなのでは?
そんな思考が脳裏を過って仕方がない。
間違いなく、以前までなら同じことができても思わなかったことだ。
他にも殺人や残虐な行為に対する忌避感の希薄化など、これが闇魔法を使えるようになったことによる影響なのか、事件によるPTSD的なものなのかは分からないが、精神的な変化があったのは確からしい。
今は抑えられているが、その内何かの拍子でやってしまいそうで少し怖い。
まあ、とはいえ、変化したという自覚がある内は大丈夫だと思う。
自覚があるということは、以前の価値観でものを測れるということでもあるだろうから。
あと、考えるべきはあの声。
『精神汚染の既定上限超過を確認しました』
『王権資格、及び、特異魔力因子を確認しました』
『規格外魔法の使用を認可します』
だったか。
まるで、というかまさしく、ゲームのアナウンスのようだ。
精神汚染……自覚はないでもない。
というより、先ほど問題にした精神的な変化はこれのことな気がする。
王権資格とやらはさっぱり分からない。そんな用語はゲームでも出てこなかった筈だ。
あとは、特異魔力因子と規格外魔法。これらはおそらく、闇魔法を使うための黒い魔力と闇魔法そのもののことだろう。
言うまでもなく、ゲームでは出てこない用語だ。
実際、闇魔法は規格外魔法と呼ばれるに相応しい性能を誇っているし、間違ってはいないと思う。
声自体に聞き覚えはなく、私以外にも聞こえた様子はなかった。
この世界もステータスやレベルがあるようなゲーム的世界観ではない。
「うーん……」
分からん。
人に聞いてみたいが、今聞くと精神の病を疑われてとんでもない目に遭う気がする。
なんなら、もっと後に聞いても疲れているのかと思われそうだ。
こんなもの、傍から見たら幻聴以外には思えないだろう。
うめき声を挙げた私に、従者たちと護衛たちがそわそわし始めたことなので、この件は一旦考えるのを止めておこう。
考えたところで、誰も答え合わせなどできなかろうし。
さて、そろそろ本題に入ろう。
元々、私が何のために闇魔法を使えるようになったか、という話だ。
それはもちろん、自分が幸せになるため。つまりはゲーム本編におけるヒロインを暗殺するためである。
思っていた百倍は有能だったクラウスのお陰で、既に彼女の居場所は特定済みだ。
私が直接手を下しに行っても構わないが、わざわざリスクを冒す必要もあるまい。
というわけで、早速クラウスの金とコネを使って暗殺者に依頼してある。
現在は結果待ち。わくわくしながらクラウスからの連絡を待っているところだ。
いやはや、楽しみで仕方がないなあ!
急激に機嫌が上向き、鼻歌まで歌い始めた私の印象が従者や護衛たちの間でどうなっているのか、あまり考えたくはないが、まあ細かいことは良いだろう。些事である。
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