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3日目/岡崎優輝※※〇精と過去※※
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病室の扉をノックする音
あぁ 彼が迎えに来たのだ。
「失礼しま~す」と扉は開いた。
今日の彼は薄いピンクのリボンで、髪を纏めてナース服は昨日と同じスカートタイプだ。
昨日見たからか、それほど衝撃はなかった。
冷静に俺は
「おはようございます 今日はお願いします」
すると武雄さんは、部屋の違和感を感じたのかエアコンのリモコンを手に取り確認していた。そして部屋の匂いを嗅ぎ始めた。
俺を見てからにやりと笑い
「ん~若いわね~着替え準備しないとね」
ば ばれてる……俺は焦りながら
「い いや そのですね」
「いいの いいの 気にしないで、でも気を付けてね。 私だから大丈夫だけど、女性は匂いに敏感だから襲われるわよ。」
た 武雄さん あんたなんていい人だったんだ。
外見で判断した俺を殴ってやりたい。
「すいません ありがとうございます 久しぶりになってしまって」
「若いから仕方ないわよ、朝のアレはね。 私も若い頃あったけど、襲われない為に隠蔽工作してみたりしたけど、無理だったわ。 お風呂に入らないかぎり匂いとれないから」
最初は男性看護夫って何?って思ったが ここまで心強いとは
でも 今何て?無理だったわ?襲われたんかい?
俺は 怖る怖る
「お 襲われたんですか?」
武雄さんは哀しいそうに
「そうね あの時の姉は怖かったわ」
うわ~姉からかよ
「私は怖くて逃げまくったわ。その音を聞いた母がね、部屋に来たんだけど母まで襲って来てね。」
は 母までも……
「まぁ 未遂で終わったし、私も悪かっからね~」
ね~ってトラウマ程の事を明るい口調で言われても……
「じゃ~ 着替え取りに行ってくるわね。私が病室を出たら鍵ちゃんと掛けてね」
「鍵?」
「ん?優輝ちゃん 貴方かなり危機感無いわね 本当に大丈夫?」
「え?いや 大丈夫です」
「そう?私から見れば生れたての赤ん坊なみに危機感なさそうなんだけど……」
男ってだけでどんだけ危険なの?この世界
武雄さんは、俺を不思議そうに見てから病室を出ていった。
俺は言われた通りに、鍵を掛けた。
先程までの隠蔽工作で疲れたのと、武雄さんの対応力のお蔭で肩の力が抜けて外を見ながらぼんやりしていた。
すると扉をノックする音がした。武雄さんが帰ってきたのかな?
「担当医の鈴鳴だが……おっ!強烈だな ここまで匂うはは…………状況はわかった。検査の開始時間は遅くしておくからゆっくり準備してきてくれ。武ちゃんはいるのか?」
はぁ?廊下でも匂うだと?状況がわかった?
俺は慌てて
「た 武雄さんはいません 着替えを取りに」
「わかった 多分売店に行ったんだと思う。しばらく病室で待っていてくれ!」
すると、突然扉を開けようとする音が
俺はビクッ とした。
かなり激しく開けようとしている。
廊下から
「婦長!だめだ やめろ 離れるんだ!クッ 何て力だ!離れるんだ!……だめだ 私一人では無理だ…………緊急、マスクと鼻栓をして606号室に!婦長を取り押さえてくれ。あと排卵日が近い者はだめだ!わかったか?」
廊下では、婦長が暴れてるらしい。無線か何かで応援を呼んでるみたいだが……何て恐ろしいんだ、この世界
これで俺が⚪精したのが、看護婦達全員にばれたのはいうまでもなかった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、俺は病室を出なかった。いや 出れなかった。
その日の検査は明日に延期になりました。
あぁ 彼が迎えに来たのだ。
「失礼しま~す」と扉は開いた。
今日の彼は薄いピンクのリボンで、髪を纏めてナース服は昨日と同じスカートタイプだ。
昨日見たからか、それほど衝撃はなかった。
冷静に俺は
「おはようございます 今日はお願いします」
すると武雄さんは、部屋の違和感を感じたのかエアコンのリモコンを手に取り確認していた。そして部屋の匂いを嗅ぎ始めた。
俺を見てからにやりと笑い
「ん~若いわね~着替え準備しないとね」
ば ばれてる……俺は焦りながら
「い いや そのですね」
「いいの いいの 気にしないで、でも気を付けてね。 私だから大丈夫だけど、女性は匂いに敏感だから襲われるわよ。」
た 武雄さん あんたなんていい人だったんだ。
外見で判断した俺を殴ってやりたい。
「すいません ありがとうございます 久しぶりになってしまって」
「若いから仕方ないわよ、朝のアレはね。 私も若い頃あったけど、襲われない為に隠蔽工作してみたりしたけど、無理だったわ。 お風呂に入らないかぎり匂いとれないから」
最初は男性看護夫って何?って思ったが ここまで心強いとは
でも 今何て?無理だったわ?襲われたんかい?
俺は 怖る怖る
「お 襲われたんですか?」
武雄さんは哀しいそうに
「そうね あの時の姉は怖かったわ」
うわ~姉からかよ
「私は怖くて逃げまくったわ。その音を聞いた母がね、部屋に来たんだけど母まで襲って来てね。」
は 母までも……
「まぁ 未遂で終わったし、私も悪かっからね~」
ね~ってトラウマ程の事を明るい口調で言われても……
「じゃ~ 着替え取りに行ってくるわね。私が病室を出たら鍵ちゃんと掛けてね」
「鍵?」
「ん?優輝ちゃん 貴方かなり危機感無いわね 本当に大丈夫?」
「え?いや 大丈夫です」
「そう?私から見れば生れたての赤ん坊なみに危機感なさそうなんだけど……」
男ってだけでどんだけ危険なの?この世界
武雄さんは、俺を不思議そうに見てから病室を出ていった。
俺は言われた通りに、鍵を掛けた。
先程までの隠蔽工作で疲れたのと、武雄さんの対応力のお蔭で肩の力が抜けて外を見ながらぼんやりしていた。
すると扉をノックする音がした。武雄さんが帰ってきたのかな?
「担当医の鈴鳴だが……おっ!強烈だな ここまで匂うはは…………状況はわかった。検査の開始時間は遅くしておくからゆっくり準備してきてくれ。武ちゃんはいるのか?」
はぁ?廊下でも匂うだと?状況がわかった?
俺は慌てて
「た 武雄さんはいません 着替えを取りに」
「わかった 多分売店に行ったんだと思う。しばらく病室で待っていてくれ!」
すると、突然扉を開けようとする音が
俺はビクッ とした。
かなり激しく開けようとしている。
廊下から
「婦長!だめだ やめろ 離れるんだ!クッ 何て力だ!離れるんだ!……だめだ 私一人では無理だ…………緊急、マスクと鼻栓をして606号室に!婦長を取り押さえてくれ。あと排卵日が近い者はだめだ!わかったか?」
廊下では、婦長が暴れてるらしい。無線か何かで応援を呼んでるみたいだが……何て恐ろしいんだ、この世界
これで俺が⚪精したのが、看護婦達全員にばれたのはいうまでもなかった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、俺は病室を出なかった。いや 出れなかった。
その日の検査は明日に延期になりました。
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