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2日目/三神優子※※端末※※
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私は悩んでいた
端末を知らない……親はいないのか?
端末自体知らないとなれば 身近で使ってるのを見た事がないとゆう事になる
生まれてから今まで監禁でもされていたのか?
そんな事を考えていたら 遠野と井川が私の所へ報告にやって来た
「三神さん 保護区外で生活してる男性はやはり鈴鳴家の方々だけでした 本家の方に連絡をとってみましたが 本家執事長兼警備統括から鈴鳴家親族全員の確認が取れました」と遠野が報告してくれた
「そうか やはりそちらも行方不明は無しか……井川の方はどうだった?」
「はい 出生届が出された男性 未成年者の安否確認は全て終わりました 端末を持った保護者が常に側にいるため成人男性より楽に確認がとれました 行方不明はいませんでした」
「そうか 出生届から調べても該当者なしか……」
遠野も不思議そうに
「今の時代登録されてない男性ってありえないと思うんですが 三神さん何か思いあたる節あるんですか?あんまり驚いないようですが」
「あぁ ちょっとな それで2人に質問なんだが 端末はいつから使ってた?」
「端末ですか?いつって……私は15歳の誕生日に親から買って貰いましたが」と井川が話すと
遠野も 「私も15歳の誕生日に買って貰いました」
「やはりな それに15歳で使う前から、親が使ってるのを見ていたよな?」
「えぇ 早く持ちたくて早く誕生日が来ないかと待ち遠しくしてましたね 懐かしいです」と井川は思い出しているようだ
「端末を持ってない知りあいはいるか?」
2人とも心当たりがないようで首を横に振った
「端末がどうかしたんですか?」井川は疑問を投げかけてきた
「あぁ 優輝君が言った事が気になってな 覚えてるか?婦長に頼んだ事を」
「え~と ネットで調べたい事があるからって……あれ?自分の端末で調べれば……あれ?優輝君の端末は?」と遠野も気がついたらしい
「気づいたか?ネットで調べたいなら自分の端末で調べればいい 自分の端末が無いならどこにあるか聞くはずだ それに自分の端末が無くなれば もっと焦ってもいいはずだ」
2人はどうしてなんだろうと悩んでいた
「とりあえず記憶喪失の影響かもしれんから何とも言えんな 優輝君の記憶が戻れば何かわかるかもしれんが」
「そうですね それで優輝君はこれからどうなるんでしょうか?身元が確認出来ないなんて事例今までありませんよ?」
と井川が聞いてきたが 正直私もわからない
「確認出来なくても、日本の中で男性が外に放置されていた事にはかわりはない。 捜索として動いてきたが、これからは隠蔽工作も考えて動くしかないな。」
「い 隠蔽工作ですか?」と遠野は困惑したように聞いてきたが
「仕方あるまい、上からも指示は出ている。これは内密だが、この案件は総理大臣にも報告済みだそうだ。」
2人は事の重大性を理解したようで落胆したように
「「わかりました」」と言ってくれた
「もう少しで病院に向かうが、今日は優輝君に義務と権利を説明する。そして明日、国の保護責任が不十分だった事の謝罪と国を訴えないで欲しいと交渉するつもりだ。覚えておいてくれ」
私もやるせない気分にせつなくなった
端末を知らない……親はいないのか?
端末自体知らないとなれば 身近で使ってるのを見た事がないとゆう事になる
生まれてから今まで監禁でもされていたのか?
そんな事を考えていたら 遠野と井川が私の所へ報告にやって来た
「三神さん 保護区外で生活してる男性はやはり鈴鳴家の方々だけでした 本家の方に連絡をとってみましたが 本家執事長兼警備統括から鈴鳴家親族全員の確認が取れました」と遠野が報告してくれた
「そうか やはりそちらも行方不明は無しか……井川の方はどうだった?」
「はい 出生届が出された男性 未成年者の安否確認は全て終わりました 端末を持った保護者が常に側にいるため成人男性より楽に確認がとれました 行方不明はいませんでした」
「そうか 出生届から調べても該当者なしか……」
遠野も不思議そうに
「今の時代登録されてない男性ってありえないと思うんですが 三神さん何か思いあたる節あるんですか?あんまり驚いないようですが」
「あぁ ちょっとな それで2人に質問なんだが 端末はいつから使ってた?」
「端末ですか?いつって……私は15歳の誕生日に親から買って貰いましたが」と井川が話すと
遠野も 「私も15歳の誕生日に買って貰いました」
「やはりな それに15歳で使う前から、親が使ってるのを見ていたよな?」
「えぇ 早く持ちたくて早く誕生日が来ないかと待ち遠しくしてましたね 懐かしいです」と井川は思い出しているようだ
「端末を持ってない知りあいはいるか?」
2人とも心当たりがないようで首を横に振った
「端末がどうかしたんですか?」井川は疑問を投げかけてきた
「あぁ 優輝君が言った事が気になってな 覚えてるか?婦長に頼んだ事を」
「え~と ネットで調べたい事があるからって……あれ?自分の端末で調べれば……あれ?優輝君の端末は?」と遠野も気がついたらしい
「気づいたか?ネットで調べたいなら自分の端末で調べればいい 自分の端末が無いならどこにあるか聞くはずだ それに自分の端末が無くなれば もっと焦ってもいいはずだ」
2人はどうしてなんだろうと悩んでいた
「とりあえず記憶喪失の影響かもしれんから何とも言えんな 優輝君の記憶が戻れば何かわかるかもしれんが」
「そうですね それで優輝君はこれからどうなるんでしょうか?身元が確認出来ないなんて事例今までありませんよ?」
と井川が聞いてきたが 正直私もわからない
「確認出来なくても、日本の中で男性が外に放置されていた事にはかわりはない。 捜索として動いてきたが、これからは隠蔽工作も考えて動くしかないな。」
「い 隠蔽工作ですか?」と遠野は困惑したように聞いてきたが
「仕方あるまい、上からも指示は出ている。これは内密だが、この案件は総理大臣にも報告済みだそうだ。」
2人は事の重大性を理解したようで落胆したように
「「わかりました」」と言ってくれた
「もう少しで病院に向かうが、今日は優輝君に義務と権利を説明する。そして明日、国の保護責任が不十分だった事の謝罪と国を訴えないで欲しいと交渉するつもりだ。覚えておいてくれ」
私もやるせない気分にせつなくなった
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