新・俺と蛙さんの異世界放浪記

くずもち

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些細なことでも腹の立つことはある 3

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「え? なんだって?」

「ちゃんと聞いていなさい。人の子よ」

  ばっちり聞こえていたからこそ、俺は今一度彼女に問うた。

「ええっと、よく意味がわからないな……でも世界樹の上にいたってことは、あれでしょう? 爆撃ですか? あなたも爆撃しに来たんですか?」

「なんですか爆撃って! 意味が分かりません!」

「いえ、最近耳の調子が悪くって。ええっと……それで?」

 カワズさんとナイトさんが、エルエルを連れてそっと距離をとる。

 彼らの顔は真っ青で、今考えうる限り最上級の備えをしているのが見て取れた。

 読まれぬまま流れる空気を、天使はまったく気にせず断言した。

「だから! その少女を迎えに来たんです!……タッ!」

 そこをピコッと瞬時に取り出したピコピコハンマーで一撃。天使は涙目になった。

「何するんですか! 無礼ですよ! って言うかどこから出しましたか!」

「いえ、すみません。でもずいぶんと唐突な用件ですね?」

 思わずちょっと意地悪な事をしてしまった俺だった。

 ダンゴちゃんはしかし目じりをヒクつかせながらも、怒りはしなかった。

「貴方もその少女と今まで共にあったのでしょう。無礼は許します。しかしこれはその娘のためでもあるのです。……ある日、天を光が空を貫きました。その少女は間違いなく人知を超越した力を秘めています。地上の者には過ぎた力に、私達と似通った容姿。なぜこのような存在が生まれたのかはわかりません。ここにいる理由も詮索はしないであげましょう。しかし彼女は私達と共にあるべきなのです」

 だが随分と勝手な事を自信満々に言われてしまった。

 それでもなだめるような対応にこちらもいったん矛を収めた。

 勿論俺には天を貫いた光とやらに心当たりがある。日々の生活を思い返せば心当たりがないわけはない。

「あー……あれかな? いやそれとも……」

 最近エルエル絡みだと、トンボちゃんとお使いに行った時が空を貫いた系だったはずだ。

 しかしあれをやったのはトンボちゃんのはずだが、小さくて見えなかったかな? 

 彼女達からしてみれば自分達と同じような姿のエルエルの方がすさまじい力を持っているに違いないと考えたのかもしれない。

 もしくは俺の知らない別件である。

 ダンゴちゃんは本気のようでエルエルに手を差し伸べた。

「我々には貴女を迎える用意があります。少女よ。私と共に天に昇り、我らが主へ仕えなさい」

「……」

「返答は?」

「意味が・分かりません。もう少し・簡単な言葉で・お願いします」

 エルエルが小首をかしげると、ズルッとダンゴちゃんはこけていた。

 バラエティ的演出まで使いこなすとは、やはりなかなかやる天使である。

「ぐっ……理解力は見た目通りなのですね。いいでしょう……お嬢ちゃん。お姉さんと一緒に来ませんか? おいしいおやつもありますよ?」

「……」

 だがその時、唐突に子供対応に切り替えたダンゴちゃんの行動で、ぞくっと俺の背筋に寒気が走り抜けたのだ。

 俺は今起こっている事態を正確に理解し、叫んだ。

「しまった! 逃げて!」

「え?」

 突然叫びだした俺にダンゴちゃんはこちらを向く。

 しまった、注意をそらしてしまったのは悪手だったと舌打ちし、俺はエルエルの方に注意を向けた。

 すでにエルエルの目に赤い光が灯っているのを確認して、俺はぐぅっと喉を鳴らす。

 エルエルに一番厳しく躾ている事。

 それは知らない人から声を掛けられてもついて行ってはいけないよ? だった。

 更に『お兄さん(お姉さん)と一緒に来ない?』 『何々をあげるよ?』 的な会話はNGワードに指定している。

 まさかこんなピンポイントで全部押さえて来るとは! 

 しかしすでに状況は動いていた。

「目標を・最上級の・外敵と・判断します。Dモード起動」

 いよいよ全身が赤黒く輝き始めたエルエルは、見るからに不穏な気配を発していた。

「な、何ですか! いったい何が起こっているんです!」

 突如エルエルから放たれる超ド級の殺気に当てられて、パニックになるダンゴちゃんは身がすくんで動けない。

「だから逃げてって!」

「そう言うわけにはいきません! 私は神の名代としてここにいるのですから!」

「そんなこと言ってる場合ですか!」

 この迸る魔力の波動が分からないわけでもないだろうに!

 そんなやり取りをしている間にも、ガシャガシャと謎の空間から出てきた装備群が、エルエルに装着され、彼女の姿を巨大で凶悪なものに変えてゆく。

 右手にはミサイルポットと巨大なブレード。

 左手にはエネルギー的何かがいかにも飛び出しそうな物騒な物干し竿が伸びていて、その砲身を目標に固定する。

 浮かぶ外部装甲を纏い、浮遊するエルエルは、武装していると言うよりも白い要塞に取り込まれている様だった。

 無表情に中心で目を光らせ続けているエルエルは、現在Dモード――デストロイヤーモードを起動していた。

「……な、何なんですかこれは!」

 すごく真っ当な反応で驚いているダンゴちゃんは蒼い顔で叫ぶ。

 俺は初起動したそれをちょっと感動しつつ眺めてから、思わず解説した。

「FALL(フルアーマーエルエル)デストロイヤーですが?」

「デストロイヤーってなんなんです! 悪意の塊じゃぁないですか!」

「悪意なんてないです! 純粋なロマンの賜物です!」

「誰のですか! アホですか! 何と戦う気ですか!」

「えーっと……宇宙人とか?」

「やっぱりアホじゃないですか!」

「いやぁ。ええっと……やらかした誰かに言っておきます」

「もう遅いです! 貴方も同じくアホです!」

 切れのいいツッコミを入れてくれるダンゴちゃんである。ただしこの貴重なツッコミは今や風前の灯であった。

「ターゲット・ロックオン」

「ひぃ!」

「い、いいのかあれ? さすがに罰当たりすぎるんじゃないか?」

 カワズさんもデストロイヤーモードのエルエルを見て、及び腰に肩を叩いてきたが、まさに冗談ではない事態であるのは間違いない。

 俺は、仕方なく覚悟を決めた。

「……ええい! しかたがない! カワズさん緊急避難!」

「おおう!」

 ダンゴちゃんに命中する前に俺は射線に飛び込んだ。

「秘儀! 俺バリアー!」

 エルエルが向ける砲身から迸る閃光で、飛び込んだ瞬間から外が真っ白になる。

 ドンと衝撃が体を揺らすが、それは想定の範囲内である。

 どうやら俺の自慢の結界はあの攻撃を防いでいる!

 攻撃は俺と俺の後ろにいるダンゴちゃんをうまい具合に避けていた。

 心もとないのは、今は自宅版結界だと言う事だろう。

 数々のツッコミに対応するため、いつでも解除できるお手軽な防御手段に絞ってあるが、その分外出時に比べると遥かに見劣りする代物だった。

「ぬおおおおおお!……しかし! さすが原子分解砲……威力がやばい!」

 案の定、ギシリと嫌な音がして結界のいくつかが崩れていく。

 どこまで防げるのかわからなかったが、俺はこの時になってようやく理解したのである。

「しまったな。俺、ちょっと過保護になりすぎてたかも……!」

 あまりの圧力に、冷や汗が流れる。

 機会があったらもうちょっと威力を常識的にしよう。

 そんな事を思ったが、ちょこっと遅かったみたいである。

 漏れた光で服が焦げ、砕けて、あふれ出し――爆音が俺の体で炸裂していた。

「……ゴホゴホッ! いったい何が起こって」

 消滅して抉れた地面の無事な所で、無傷のダンゴちゃんが涙目で咳こんでいる。

「タロー! 生きとるか! さすがに死んだか!」

 カワズさんの慌てた叫び声が聞こえた。

「み、来るな! 来るんじゃない!」

 俺は慌てて叫ぶが、叫び声が逆に俺の位置を知らせてしまった。

「! 生きておったか!」

「タローさん!」

 慌ててカワズさんと、武装を解除したエルエルが正気に戻って駆け寄ってくる。

 だが同時に全員が俺を見て言葉を失なっていた。

 そんな中、ダンゴちゃんが真っ先に正気に戻り、叫んだのだ。

「ぎゃああああ! 貴方は……存在がギャグですか! 素直に感謝しづらい!」

「……いやん」

 俺は体をよじってパンツをなんとなく隠す。

 パンツ一枚になった俺の今日の柄は、よりにもよってハート柄だった。



 Dモードは非常用のモードである。

 砲火にさらされたが最後、問答無用で衣服を原子レベルで崩壊させる無慈悲な閃光だ。

 本来であれば相手を最大級の混乱の中に叩き込んで、すぐに逃亡出来る仕様である。

 ただし今回は裏目に出てしまったようで、エルエルはシュンとしていた。

「ごめんなさい・タローさん……」

「いや今回はエルエルは何にも悪くないぞ? うん、今回は全部俺が悪い」

「で? なんでパンツだけ残るんじゃよ?」

 若干引き気味のカワズさんの視線にさらされ、俺はテヘリと頭を掻いた。

「いやぁどんなに服がはじけ飛んでもパンツだけ残っていれば対応できるかなと」

「どんなこだわりですか!」

 至近距離でパンツを見せられたダンゴちゃんは天使なのにご立腹で、ツッコミが冴えわたっていた。

 そんなに怒らなくったって、俺だって恥ずかしい。

「えー全裸よりいいだろう? しかし危なかった。遠慮なく全部さらしてしまう仕様にしてたら、絵的にひどいことになっていたな」

「今でも十分ひどいです! けがらわしい!」

「けがらわしいとは失礼な。いつもパンツは綺麗に洗ってます。大体こいつは君をかばった結果だということを忘れないでもらいたい」

「ぐっ……それはそうですが。やっぱり感謝しづらい!」

 この格好はビジュアル的にやばいのもあるが、開き直るといつもより堂々としてしまうのが一番危険だと思う。

 ダンゴちゃんはこいつと話していても無駄だと言う顔で俺を見てから、改めてエルエルに向きなおった。

「もう何が何だかわかりません。……では改めて問います。貴女、私と一緒に天の国に来る気はありませんか? 天の国には貴女を受け入れる用意があります。貴女は永遠の安らぎを得る事でしょう」

「いやです」

「いやですって……少しは考えてくれると来たかいがあるのですが。ほら? あの男パンツですよ? 一緒にいたいですか?」

「考えるまでも・ありません」

 だが俺が例えパンツマンだったとしても、エルエルの答えは変わらないようで、力強く頷くのを見てダンゴちゃんはため息を漏らした。

「……そうですか。ならば仕方ありません。私は退散するとしましょう」

 ダンゴちゃんは言う事を言い終えると、そそくさとエルエルから距離を取った。

「随分とあっさりしたもんだなぁ」

「あったりまえじゃろう? あんなの見せられればな」

「天使さんにしてみたら、俺が脱いだだけじゃないか?」

「そうじゃけどな。余計なこと言ってまた撃たれたらかなわんじゃろうし」

「なるほどー……」

「お黙りなさい。蛙と人よ! まったく……い、言っておきますけど! 怖かったわけではないんですからね! 私達は個人の意志を尊重します! その子の心は最初から揺らぐ余地がなかった。それだけのことです!」

 俺達全員を律儀に指差して最後にエルエルにその人差し指は止まる。

 そしてダンゴちゃんは言った。

「これで私は帰ります。しかし、いつかまた出会う事もあるでしょう! では!」

 キンと甲高い音がして、ダンゴちゃんの頭に光る輪っかが現れる。

 そして輪が大きくなって体を包みこむと、今度こそダンゴちゃんは消えてしまった。

 あっという間に消えてしまったダンゴちゃんを見送って、俺達はなんだったんだと首をひねった。

「はー。で? えっとこれで終わりだよね?」

「……さぁのぅ?」

 勿論エルエルの時同様、別物だって事もあるだろうがアレも天使だといわれるとまぁそうなのかもしれない。

 少なくともそれに近いなにかだと言うのは驚くべきことだった。

「またすごい出会いがあったと喜んでいいのだろうか?」

 俺が尋ねて見るとカワズさんも曖昧な顔で頷いた。

「いいんじゃないかのぅ?」

 何にしても一件落着と言う事にしておこう。

「そうだ、ナイトさんの魔法解いてあげないと」

 随分長く放っておいてしまったから、俺は急いでナイトさんに駆け寄った。

 この系統の魔法なら簡単に解ける。

 あの天使もそのままにしていくとはよっぽど慌てていたようだ。

 指を鳴らし、魔法陣を展開するとナイトさんが解放される。

「や! ナイトさん。悪かったね!」

 結局何をするでもなかったナイトさんはまた落ちこんでしまうかと心配だったが、俺の方を見るなり、彼女は何故かまた固まってしまった。

「…………あ――」

「?」

「シ、シツレイしましたぁぁ!!」

 ナイトさんはこれ以上ないほどのダッシュで逃げ出した。

 Bボタンを割れるほど押しても、あんなダッシュはお目にかかれまい。

「な、なんだ?」

 疑問を口にしてから原因に気がついて青くなる。

「あ」

 俺は今パンツ一枚だった。




「まぁええじゃないか。パンツくらい。もろ出しよりも遙かにマシじゃて」

「ううう……しまったな」

「ハートのパンツ・いい感じです」

「……ありがとうエルエル」

 無表情で励ましてくれるエルエルは親指を立てていて、ボキャブラリーも増えたものだ。

 エルエルはあんなことがあったのに特に変わりのない、いつも通りの感じだった。

 俺はふと気になって聞いてみる。

「所でエルエル。良かったのかい? あんなに簡単に誘いを断って」

 勿論行くと言われたらショックなのだが、相手は天使で、好待遇で迎えるとそう言っていた。

 だが俺の方をじっと見たエルエルは躊躇いなく頷く。

「はい・ここより楽しい場所など・存在しないと・思われます」

 なんともうれしい事を言ってくれるエルエルの頭を俺はポンポンと優しく撫でた。

「そうかそうか! よし! エルエル! 後でナイトさんの家の天辺まで行ってみよう! もうそろそろあいつら戻って来てるかもしれないぞ?」

「了解です」

 きっと今頃ダンゴだらけで伝説の鳥達の見本市みたいになっているはずだ。

 それはきっとエルエルの言う面白い所の一つだろうという自信はあった。



 しかし世界樹の上にやってきた俺は、思わず絶句してしまった。

 天使すら捕まえたトラップが用意してあったと言うのに、鳥達は我が物顔で陣取っていたのだ。

 しかも完全にリラックスした体勢で、こちらを完全になめきっている。

「ば、馬鹿な……あれをかいくぐったのか?」

「すごい・です」

「お前さん、トラップの才能が無いんじゃないか?」

「……そんなこと初めて言われたよ」

 こいつら、実はあの天使より手ごわい?

 戦慄していた俺がちょっと目を放した間に、エルエルがとことこと、鳥の一匹に歩み寄る。

 それは奇しくもあのフェニックスだった。

「可愛い・です」

「……! エルエルだめだ!」

 俺は慌てて手を伸ばすが間に合わない。

 べちゃりと嫌な音がして、飛び去ったフェニックスの尾が翻る。

 そこには頭を撫でようとでもしたのか、手を伸ばしたままのエルエルがじっと固まっていて、ゆっくりと立ち上がった。

「何やっておるんじゃ……まったく」

 ぼちゃっ!

 更にカワズさんの頭にも命中。

 口元を押さえた俺は一歩後ずさる。

 頭についたものを拭うエルエルとカワズさんは無造作にそれを床に叩きつけ、俺はびくっと身をすくめた。

 二人から立ち昇るオーラが尋常ではなかったからだ。

「あ、あの……二人とも?」

「……Dモード・起動します」

「ええじゃろう……貴様ら宣戦布告と受け取ったからな……!」

「ちょ! ウンコぶつけられただけだろぅ!」

 叫んでみたが聞く耳持たない。

 次の瞬間、吹き荒れる破壊の閃光は、怒りのままに炸裂した。



「な! 腹立つだろ? だからってやりすぎだけどな!」

「……面目ない」

「ごめんなさい」

「……これは随分と綺麗になりましたね」

「がう(簡単には枝の一つも落とせないはずなんでござるが)」

 随分さっぱりしてしまった世界樹の天井を、みんなで片付ける。

 まぁ些細な事でも腹の立つことはある。

 とりあえず、しばらく鳥が近づく事だけはなさそうだった。

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