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後日談④
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呆然と見上げるクラウス。
言葉の意味を理解できてないのだろうか?
「あなたに触れられない日々は気が触れそうでした。クラウスも同じ気持ちだと嬉しいのですが…」
「俺はッ…!!マーベルに…避けられていると…飽きられてしまったんじゃないかと不安で…」
顔を歪め今にも泣き出してしまいそうだ。あぁー!!何たる可愛さ!!何て加虐心を煽るんだ!!せっかく我慢して優しくお仕置をしようと思ってたのに…方針変更だ。
グッと腕に力を込め、クラウスの巨体を抱き上げ、そのままそっと机の上に降ろした。丁寧に壊れ物を扱うように。流れる様にクラウスが座っていた場所に自分の体を収め、もう一度告げる。
「さぁ、いつもの様に自分で慰めてごらん?上手に出来たらご褒美をあげますよ」
そう言って私はズボンの前を寛げた。
こちらを凝視していたクラウスが、ごくりと唾を飲み込み喉仏を大きく動かすのが分かった。
クラウスは少し躊躇を見せたあと、恐る恐る膝立ちになり、自身のズボンに手をかけ始める。
露になったソレは先程までの愛撫のせいなのか、今からの行為を期待しているのか、血管が浮き出るほど張り詰めていた。
「クラウス。その格好ではやりにくいでしょう?ほらこうすれば…」
そう言って、膝を曲げ開かせた。いわゆるM字開脚だ。なんともこれは…絶景だな…。大きく太腿を開かれ全てが丸見えになっている下半身。脚を少し閉じ恥じらう姿なんか堪らん!!
局部はヒクヒクとしてクラウスの態度とは反対に正直だ。
「クラウス…この前言っていた新作です」
机に置くとゴトリと鈍い音が立つ。クラウスは脚の間に置かれたそれに目を丸くしている。そう…新作のラブグッズ!!クラウスの為だに作った専用ディルドだ!!いつ使おうか悩んでいたが…早々にチャンスが訪れるとは…良いのか悪いのか…。
おずおずとディルドに触れ、こんなッ…入らない…などボソボソ呟きが聞こえるが、そんな事はありえない。
今回はペニス型のディルドにした。おまけにシリコン製だが、私のサイズを参考に作ったから通常よりも大きくなってしまった。決して自慢している訳では無い。そして、亀頭・カリが反り返った部分まで忠実に再現してみた。決して表には出せない商品。まさにクラウス専用なのだ!!
クラウスは開発されているし、そうそう壊れることはないだろう。ちなみにダブルヘッドにしているので前後で使用可能。なんて贅沢仕様なのだろう!!
まだクラウスはディルドを手に持とうとしない。見かねて、クラウスの内腿を手でゆっくりと脚の付け根部分に向かい撫でていく。
「あっ…まって…」
制止の言葉も聞かず、期待しているだろう局部に手を伸ばす。少し硬く閉じた場所は徐々に細くゴツゴツとした指を呑み込んでいく。
「ひっ…ぁ…ぁ…ッ…」
内部を刺激された事により、クラウスの中心部は頭を擡げ、先端からポタポタと蜜を垂らし始めた。
それを確認し、ズボりと指を引き抜く。
「ぁ…っ…」
クラウスが物足りないとばかりに寂しそうに喘ぐ。
「では…続きはご自分でとうぞ?」
そう言って、椅子の背もたれにもたれ掛かり足を組む。自分はもう手を貸さないと態度で示した。ここからが本場ですよクラウス。可愛い自慰姿を見せてください!!
言葉の意味を理解できてないのだろうか?
「あなたに触れられない日々は気が触れそうでした。クラウスも同じ気持ちだと嬉しいのですが…」
「俺はッ…!!マーベルに…避けられていると…飽きられてしまったんじゃないかと不安で…」
顔を歪め今にも泣き出してしまいそうだ。あぁー!!何たる可愛さ!!何て加虐心を煽るんだ!!せっかく我慢して優しくお仕置をしようと思ってたのに…方針変更だ。
グッと腕に力を込め、クラウスの巨体を抱き上げ、そのままそっと机の上に降ろした。丁寧に壊れ物を扱うように。流れる様にクラウスが座っていた場所に自分の体を収め、もう一度告げる。
「さぁ、いつもの様に自分で慰めてごらん?上手に出来たらご褒美をあげますよ」
そう言って私はズボンの前を寛げた。
こちらを凝視していたクラウスが、ごくりと唾を飲み込み喉仏を大きく動かすのが分かった。
クラウスは少し躊躇を見せたあと、恐る恐る膝立ちになり、自身のズボンに手をかけ始める。
露になったソレは先程までの愛撫のせいなのか、今からの行為を期待しているのか、血管が浮き出るほど張り詰めていた。
「クラウス。その格好ではやりにくいでしょう?ほらこうすれば…」
そう言って、膝を曲げ開かせた。いわゆるM字開脚だ。なんともこれは…絶景だな…。大きく太腿を開かれ全てが丸見えになっている下半身。脚を少し閉じ恥じらう姿なんか堪らん!!
局部はヒクヒクとしてクラウスの態度とは反対に正直だ。
「クラウス…この前言っていた新作です」
机に置くとゴトリと鈍い音が立つ。クラウスは脚の間に置かれたそれに目を丸くしている。そう…新作のラブグッズ!!クラウスの為だに作った専用ディルドだ!!いつ使おうか悩んでいたが…早々にチャンスが訪れるとは…良いのか悪いのか…。
おずおずとディルドに触れ、こんなッ…入らない…などボソボソ呟きが聞こえるが、そんな事はありえない。
今回はペニス型のディルドにした。おまけにシリコン製だが、私のサイズを参考に作ったから通常よりも大きくなってしまった。決して自慢している訳では無い。そして、亀頭・カリが反り返った部分まで忠実に再現してみた。決して表には出せない商品。まさにクラウス専用なのだ!!
クラウスは開発されているし、そうそう壊れることはないだろう。ちなみにダブルヘッドにしているので前後で使用可能。なんて贅沢仕様なのだろう!!
まだクラウスはディルドを手に持とうとしない。見かねて、クラウスの内腿を手でゆっくりと脚の付け根部分に向かい撫でていく。
「あっ…まって…」
制止の言葉も聞かず、期待しているだろう局部に手を伸ばす。少し硬く閉じた場所は徐々に細くゴツゴツとした指を呑み込んでいく。
「ひっ…ぁ…ぁ…ッ…」
内部を刺激された事により、クラウスの中心部は頭を擡げ、先端からポタポタと蜜を垂らし始めた。
それを確認し、ズボりと指を引き抜く。
「ぁ…っ…」
クラウスが物足りないとばかりに寂しそうに喘ぐ。
「では…続きはご自分でとうぞ?」
そう言って、椅子の背もたれにもたれ掛かり足を組む。自分はもう手を貸さないと態度で示した。ここからが本場ですよクラウス。可愛い自慰姿を見せてください!!
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