主人公が闇落ちする系RPG

亜殻 しまかぜ

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12B話 新たなる力

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勇者は、最強の魔剣を持って旅立った。

勇者は、サタンの居城にたどり着いた。


サタン「よく来たな、勇者よ」
勇者「……」

~戦闘中~

サタン「まさか、ここまでとは……」
勇者「……」

勇者の魔剣は、あまりに強力だった。
勇者は、サタンを圧倒した。

サタンは倒された。


勇者は、ハデスの元にたどり着いた。

ハデス「勇者よ、ここまで来たか」
勇者「邪魔だ」

~戦闘中~

魔剣を持った勇者は強かった。
勇者は、ハデスを倒した。


勇者は、魔王の元にやってきた。

魔王「勇者よ。よく来たな」
勇者「お前を倒す」
魔王「良い度胸だ。だがその前に、こいつらの相手をするがよい」

そこに現れたのは、別れたはずの3人だった。

勇者「ハンス、セシル、カイ!どうしてここに……」
魔王「愚かな奴らよ。勝てないと知りながらサタンに挑みおった」

3人は、魔王に死体を操られていたのだった。
勇者「魔王、貴様なんてことを」
魔王「かつての仲間と戦う気分はどうだ?」

死体となった3人が襲いかかってきた。

~戦闘中~

勇者は3人を倒した。


勇者「次は貴様の番だ!」
魔王「よかろう」

~戦闘中~

魔王は強かった。
それでも、魔剣を持った勇者はそれに比肩する強さだった。

激戦の末、勇者は魔王を倒した。


魔王「勇者よ、お前が本当に望んでいるものは、森の大賢者が持っているぞ」
勇者「本当に望んでいるものとは何だ?」
魔王「……」

魔王は死んだ。


魔王は倒れされた。世界は平和になるだろう。
しかし、勇者は魔王の最期の言葉が気にかかっていた。
勇者「僕が本当に望んでいるもの……」


≪ルート分岐≫
▷森の大賢者に会いにいく。
    魔王の言葉を聞く必要はない。森の大賢者には会わない。



















森の大賢者に会いにいく。→14A話へ
魔王の言葉を聞く必要はない。森の大賢者には会わない。→ED3へ



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