主人公が闇落ちする系RPG

6話 サタンとの戦い

▷村人を見捨てることはできない。サタン討伐に行く。


翌日、一行は再び王城にやってきた。
勇者「食い止められるかは分かりませんが、サタン討伐にいきます」
国王「勇者よ、そなたこそ本物の勇者じゃ」


一行は、メルト村にやってきた。


サタン「フフフ、愚かな勇者よ。貴様らではわしには叶うまい」
勇者「それでも僕たちは、人々を守らなきゃいけないんだ！」


～戦闘中～


ハンス「ぐはぁっ」
セシル「きゃーっ」
カイ「無理だ！力が違いすぎる！」

サタンは圧倒的に強かった。

勇者「強い……強すぎる……」
勇者が膝をつく。

サタン「愚かな勇者たちよ、ここで死ぬがよい」
勇者(僕たちもここまでなのか……)

サタンの魔の手が勇者を襲おうとしたその時。
アリス「勇者は死なせない！」
アリスが勇者の前に飛び出した。

サタンの攻撃は、アリスに直撃した。

勇者「アリスーーーーー！！」
サタン「小娘の働きに免じて、今回は許してやろう。だが、次はないぞ」

アリスの献身によりサタンは去っていった。

アリス「ねえ勇者、あなたが魔王を倒して、この世界に平和をもたらして……」
勇者「死んじゃダメだ！アリス！」

アリスは息絶えた。


一行は、王都に帰還した。

国王「アリスのことは、残念じゃった。じゃが、よくぞサタンを退けてくれた」
勇者「……」


宿屋にて。
ハンス「これからどうするつもりだ？」
勇者「僕のせいだ。僕がサタン討伐に行くなんて言ったから」
セシル「勇者のせいじゃないわ」
カイ「そうだよ。サタンは食い止められたじゃないか」

≪ルート分岐≫
▷アリスのためにも魔王を倒さなければならない。このまま冒険を続けよう。
    アリスのいない世界なんて考えられない。冒険は終わりだ。












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▷アリスのためにも魔王を倒さなければならない。このまま冒険を続けよう。


勇者「みんなで魔王を倒そう。もっと強くなれば、きっとできる」
ハンス「よっしゃ」
セシル「そうしましょう」
カイ「そうだね」


冒険を重ね強くなった一行は、苦難の末、魔王城に辿り着き、魔王を倒した。

こうして、世界には再び平穏がもたらされた。
HAPPY END