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君がいる世界
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※ゼロ視点※
俺はあの時から誰にも必要とされず望まれない子供だった。
両親は俺が生まれた時、確かに喜んでくれたんだ…あの時までは…。
上級魔法使いとして輝かしい人生を送っていた両親はいつも俺を見て怯えていた。
5歳になってすぐに階級を付けられるから医師の魔力診断を受けさせられるのが国民全ての義務だ。
魔力が満ちている水晶をかざすとその色により自分の属性が写し出される。
俺を写した水晶は青い色の周りがどす黒いなにかで覆われていくような感じだった。
通常二色の魔力が写し出される事はほとんどないが、俺は属性が二つ存在していた。
そして、もう一つの属性は明らかによくないものだった。
「……グラディオ様の再来だ」
ポツリと呟いたその医師の言葉を今でもはっきりと覚えている。
グラディオ様とは100年前にこの世界を救った英雄として王都で崇められていた人だ。
でもグラディオ様は許されざる罪を犯して命を掛けて守った王都の民に殺された。
グラディオ様には二つの属性が存在していた、全てを焼きつくす炎ともう一つは闇の力。
今ではグラディオ様の話があるから闇の力は禁忌だと言われているが当時はグラディオ様しか持っていなかった力だったから誰も危険なものだと知らなかった。
グラディオ様にはとても大切な親友と呼べる少年がいた。
彼は魔力があるのかないのかよく分からない存在だった。
普通の魔力なしの人間は水晶に何も写し出されないただの透明になる。
でも彼の水晶は雪のように真っ白だった、白い色の属性は今現在も存在しないものだった。
だから曖昧だが少年は人間として過ごす事にしていた。
生まれてからずっと魔法が使えなかったからきっと人間だろうと本人も思っていた。
だけど、当時は今よりもっと人間の差別が過激だった。
当然グラディオ様の傍にいる少年をよく思わない魔法使いも多かった。
人間は魔法使いに使われる奴隷だという考えが当たり前だった。
それを疑問に思う者も、変に思う者もいなかった……一部を除いて…
グラディオ様は少年と一緒にいるだけで味気ない毎日を新鮮に感じていた。
今までは人間は奴隷だと思っていた一人だったが、彼に触れて気持ちが変わった。
必死に少年を庇った、人間を奴隷とする世界が間違っていると訴えた。
そして騎士団長だったグラディオ様が英雄だと後に語り継がれる事になる敵国との戦いに向かっていたある日の事だった。
少年をあの王都に残すのはとても不安だった、しかし…戦場に連れてくるのはもっと危険だろう。
少年はグラディオ様に「大丈夫だから、生きて帰って来てくれさえしてくれれば」と笑っていたそうだ。
グラディオ様は敵国の騎士半数と、相手の騎士団長に勝利して英雄として国民に慕われる存在になった。
英雄という肩書きとかどうでもよくて、ただ一番に親友に報告したかったのだろう。
でも、グラディオ様が帰ってきた王都に親友の姿はなかった。
グラディオ様の帰還を祝い大盛り上がりの祭の中、必死に彼の姿を探した。
何処にも少年はいなくて、最後に向かったのは騎士団が罪人を処刑する処刑場だった。
ここにきた深い理由はない、ただ…王都を隅々と探したかった…それだけだ。
そこにあったのはつい最近処刑されたのかまだ乾いていない真っ赤な地面に見覚えがある小さな宝石のお守りのネックレスが落ちていた。
このネックレスは今若い人の間で流行っているものだった。
自分の魔力をネックレスに込めて大切な人に送ると、その魔力が守ってくれる。
実際はそんな事ないが、信じている人も多いという。
丸いネックレスの宝石は込めた魔力の色をしていて、真っ赤に色づいたネックレスを拾う。
この王都で炎属性はグラディオ様だけで、このネックレスはグラディオ様が彼に送ったものだ。
……あぁ、そうか…彼はもう何処にもいないんだなと察した。
ざわざわと魔力が揺れて、感情が脆く不安定なものになる。
魔力が揺れているのは炎の魔力ではない…禍々しくどす黒い力だ。
誰かがグラディオ様に囁く「何もかも殺してしまえ」と…
金色に輝く髪によく似合う碧眼が真っ赤に染まっていく。
「ぐ、グラディオ様…こんなところでいったい何を…」
「………お前がやったのか」
処刑場にやってきた騎士はグラディオ様がいる事に驚いて、後ろめたい事があるのか怯えているようにも感じた。
そしてグラディオ様が手をかざすと、真っ黒な魔力の力が手を覆っていた。
そして触れる事なく、騎士は急に苦しみ出して…動かなくなった。
グラディオ様は王都の英雄、それと同時に反逆者となった。
何人この手を赤く染めただろうか、最初は涙が溢れていた…守ろうとした民を殺す自分は親友を殺した奴らと何も変わらない。
でもいつしか涙も出なくなり、殺人ロボットのように殺戮を繰り返していた。
逃げ惑う人達に手をかざして、その命を奪っていく。
そしてある日、上級階級の人達が集まりグラディオ様を止めるには殺すしかないと会議で決められた。
グラディオ様を殺そうと数人の魔法使いが囲い、押さえつけるために魔法を放った。
まともに抵抗されていたらきっと誰も勝てないだろうが、グラディオ様は無抵抗だったそうだ。
そして、グラディオ様は命を落とした。
何故俺がグラディオ様について詳しいのかは、本人が書いた手記を読んだからだ。
世間に出回る英雄録というグラディオ様の本はいろいろと自分達に都合のいい事しか書かれていなかった。
グラディオ様をたぶらかして王都を支配しようとした人間を処刑した。
しかしもう操られていたグラディオ様は罪のない人々を殺した。
だから仕方なくグラディオ様を殺す事にした、英雄として後世に語り継ぐために…
グラディオ様は罪のない人々を殺していたわけではない、親友を殺したであろう相手の証拠を掴んでターゲットにしていた。
確かにグラディオ様は闇の力に洗脳された部分もあるだろうがそれは少年がたぶらかしたからではない。
少年はグラディオ様の話によると人間だとバカにされ虐められていても笑っていたそうだ。
俺はあの時から誰にも必要とされず望まれない子供だった。
両親は俺が生まれた時、確かに喜んでくれたんだ…あの時までは…。
上級魔法使いとして輝かしい人生を送っていた両親はいつも俺を見て怯えていた。
5歳になってすぐに階級を付けられるから医師の魔力診断を受けさせられるのが国民全ての義務だ。
魔力が満ちている水晶をかざすとその色により自分の属性が写し出される。
俺を写した水晶は青い色の周りがどす黒いなにかで覆われていくような感じだった。
通常二色の魔力が写し出される事はほとんどないが、俺は属性が二つ存在していた。
そして、もう一つの属性は明らかによくないものだった。
「……グラディオ様の再来だ」
ポツリと呟いたその医師の言葉を今でもはっきりと覚えている。
グラディオ様とは100年前にこの世界を救った英雄として王都で崇められていた人だ。
でもグラディオ様は許されざる罪を犯して命を掛けて守った王都の民に殺された。
グラディオ様には二つの属性が存在していた、全てを焼きつくす炎ともう一つは闇の力。
今ではグラディオ様の話があるから闇の力は禁忌だと言われているが当時はグラディオ様しか持っていなかった力だったから誰も危険なものだと知らなかった。
グラディオ様にはとても大切な親友と呼べる少年がいた。
彼は魔力があるのかないのかよく分からない存在だった。
普通の魔力なしの人間は水晶に何も写し出されないただの透明になる。
でも彼の水晶は雪のように真っ白だった、白い色の属性は今現在も存在しないものだった。
だから曖昧だが少年は人間として過ごす事にしていた。
生まれてからずっと魔法が使えなかったからきっと人間だろうと本人も思っていた。
だけど、当時は今よりもっと人間の差別が過激だった。
当然グラディオ様の傍にいる少年をよく思わない魔法使いも多かった。
人間は魔法使いに使われる奴隷だという考えが当たり前だった。
それを疑問に思う者も、変に思う者もいなかった……一部を除いて…
グラディオ様は少年と一緒にいるだけで味気ない毎日を新鮮に感じていた。
今までは人間は奴隷だと思っていた一人だったが、彼に触れて気持ちが変わった。
必死に少年を庇った、人間を奴隷とする世界が間違っていると訴えた。
そして騎士団長だったグラディオ様が英雄だと後に語り継がれる事になる敵国との戦いに向かっていたある日の事だった。
少年をあの王都に残すのはとても不安だった、しかし…戦場に連れてくるのはもっと危険だろう。
少年はグラディオ様に「大丈夫だから、生きて帰って来てくれさえしてくれれば」と笑っていたそうだ。
グラディオ様は敵国の騎士半数と、相手の騎士団長に勝利して英雄として国民に慕われる存在になった。
英雄という肩書きとかどうでもよくて、ただ一番に親友に報告したかったのだろう。
でも、グラディオ様が帰ってきた王都に親友の姿はなかった。
グラディオ様の帰還を祝い大盛り上がりの祭の中、必死に彼の姿を探した。
何処にも少年はいなくて、最後に向かったのは騎士団が罪人を処刑する処刑場だった。
ここにきた深い理由はない、ただ…王都を隅々と探したかった…それだけだ。
そこにあったのはつい最近処刑されたのかまだ乾いていない真っ赤な地面に見覚えがある小さな宝石のお守りのネックレスが落ちていた。
このネックレスは今若い人の間で流行っているものだった。
自分の魔力をネックレスに込めて大切な人に送ると、その魔力が守ってくれる。
実際はそんな事ないが、信じている人も多いという。
丸いネックレスの宝石は込めた魔力の色をしていて、真っ赤に色づいたネックレスを拾う。
この王都で炎属性はグラディオ様だけで、このネックレスはグラディオ様が彼に送ったものだ。
……あぁ、そうか…彼はもう何処にもいないんだなと察した。
ざわざわと魔力が揺れて、感情が脆く不安定なものになる。
魔力が揺れているのは炎の魔力ではない…禍々しくどす黒い力だ。
誰かがグラディオ様に囁く「何もかも殺してしまえ」と…
金色に輝く髪によく似合う碧眼が真っ赤に染まっていく。
「ぐ、グラディオ様…こんなところでいったい何を…」
「………お前がやったのか」
処刑場にやってきた騎士はグラディオ様がいる事に驚いて、後ろめたい事があるのか怯えているようにも感じた。
そしてグラディオ様が手をかざすと、真っ黒な魔力の力が手を覆っていた。
そして触れる事なく、騎士は急に苦しみ出して…動かなくなった。
グラディオ様は王都の英雄、それと同時に反逆者となった。
何人この手を赤く染めただろうか、最初は涙が溢れていた…守ろうとした民を殺す自分は親友を殺した奴らと何も変わらない。
でもいつしか涙も出なくなり、殺人ロボットのように殺戮を繰り返していた。
逃げ惑う人達に手をかざして、その命を奪っていく。
そしてある日、上級階級の人達が集まりグラディオ様を止めるには殺すしかないと会議で決められた。
グラディオ様を殺そうと数人の魔法使いが囲い、押さえつけるために魔法を放った。
まともに抵抗されていたらきっと誰も勝てないだろうが、グラディオ様は無抵抗だったそうだ。
そして、グラディオ様は命を落とした。
何故俺がグラディオ様について詳しいのかは、本人が書いた手記を読んだからだ。
世間に出回る英雄録というグラディオ様の本はいろいろと自分達に都合のいい事しか書かれていなかった。
グラディオ様をたぶらかして王都を支配しようとした人間を処刑した。
しかしもう操られていたグラディオ様は罪のない人々を殺した。
だから仕方なくグラディオ様を殺す事にした、英雄として後世に語り継ぐために…
グラディオ様は罪のない人々を殺していたわけではない、親友を殺したであろう相手の証拠を掴んでターゲットにしていた。
確かにグラディオ様は闇の力に洗脳された部分もあるだろうがそれは少年がたぶらかしたからではない。
少年はグラディオ様の話によると人間だとバカにされ虐められていても笑っていたそうだ。
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