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第12章 すべてを変える時
第198話 命乞いへの答え Never forgive you
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《姉川/アカネの視点》
私の属するアンドリュー隊は、地下1階の通路を歩いている。多くの金属パイプに囲まれたここは、薄暗くて見通しが悪く、おまけに狭い。
こんな嫌なところはさっさとおさらばしたい、そう思っていると前方に大きな扉が見えてくる。
全員が足を止め、様子をうかがう。見た限りでは何の異常もなさそうだ。じゃあ扉の向こう側は?
私はベースのミニ・マップを呼び出し、構造を確かめる。この先は広間になっていて、身を隠せるような柱やコンテナがたくさん存在するらしい。
今度はサーバーからデータを取ってきて読む。うわっ……☆と防衛部隊まで存在しているようだ。このまま進めば絶対に戦うことになる。
横に立っているアンドリューの顔をそっとうかがう。ニヤニヤ笑いを浮かべている彼は、私に気づいて話しかけてくる。
「お前の言いたいことは分かるさ。この先は敵が待ち構えている、なのに踏みこむなんて賛成できない。そうだろ?」
「えぇ」
「ハハハハハハハハハハハ!」
そうやって大声でアンドリューは笑い、怒鳴る。
「前進あるのみだ!」
私が異論を挟む前に、彼は扉へ駆け寄って蹴り飛ばす。衝撃によって扉のスイッチがオンになり、少しずつ開いていく。アンドリューは叫ぶ。
「さぁ、お前たち! 俺についてこい!」
扉が開ききる。スペクトラを手にしたアンドリューが入っていく。
こうなってしまった以上、もう後には退けない。私は(どうにでもなれ!)とヤケッパチな気分になり、他の人たちと一緒にアンドリューを追いかける。
広間に入る。途端、四方八方から敵の弾丸が飛んでくる。すぐにバリアで身を守り、全力で走って近くの柱の陰に飛びこむ。
まったく! 作戦もなにもあったもんじゃない。どうしてアンドリューはこうも野蛮なんだろう? 付き合わされるこっちの都合も考えろ、クソ野郎!
激しくイラつきながらデータを再確認する。敵と味方の位置、☆の所在地、そういったものを超特急で頭に流しこむ。
敵の数はそんなに多くない、だがあちこちに散開して上手に連携し合い、守りを固めている。うかつに攻めると袋叩きだ。
どうする? どう攻略する? あるいは、味方が全滅するように誘導して、いったんリスポーン地点に戻るべきか。
アンドリューの考えを知りたい。それが分かれば彼に合わせて行動できるのに……。
《アンドリューの視点》
突入した俺は、敵陣ド真ん中でスペクトラを射つ。前のザコ3人をすぐに殺し、銃の残弾を確認する。ちっ……かなり減ったな。
敵の反撃で俺のHPも減ったし、いったん隠れて態勢を立て直そう。射撃を中断し、左側にあるコンテナの陰にかくれる。
回復アイテムで傷を癒やして考える。☆はどこだ? 仲間の誰かが見つけてるといいんだが……。確認してみよう。
(おい! ☆は見つかったか?)
(アンドリューさん、奥です。奥の巨大コンテナの後ろに☆が見えます)
(よし!)
(どうしますか?)
(ふむ……)
画面右隅のミニ・マップに視線をやり、戦場の様子を見て考える。敵の守りは確かに堅い、しかしこっちは頭数で優っている。
犠牲を覚悟すれば力攻めで勝てるだろう。そして我がネメシスに、やられることを恐れる軟弱者など存在しない。ならば結論は一つ!
(全員よく聞け。俺が合図したら、隠れ場所から出て総攻撃だ。巨大コンテナへ走れ)
即座にアカネが反論してくる。
(そんなの無謀すぎですよ! スモーク・グレネードで煙幕を張るとか、もっと慎重に……)
(のんびり攻めるヒマなどない)
(でも……)
(リーダーの俺に従え!)
うるさいぞ、クソアマ! いつもいつも口答えして! この戦争が終わったらクランから追放してやる、俺はそう決心することで頭を冷やし、命令を出す。
(いくぞ! 突撃!)
俺はコンテナの陰から飛び出し、左斜め前の敵2人を撃ち殺す。そうしている間に別の場所の敵1人が俺を攻撃してくる。
うっとうしいハエめ! 俺は、重課金で鍛えた防御力に物を言わせ、強引に弾丸の嵐を突っ切る。相手を射程内にとらえ、撃つ!
「死ね!」
一気に殺す。ここでスペクトラの弾がゼロになる、仕方ないので投げ捨てる。
奥の左右の柱に隠れている敵2人が俺に気づく。奴らは柱から少しだけ体を出して攻撃態勢をとり、ハンドガンを撃ってくる。
俺はバリアを張って防御、その間に右手で腰のナイフを抜く。敵へ向かって走り、間合いを詰めていく。
力いっぱい跳んで右の柱へ。隠れている敵の眼前に立つ。アジア人の男だ。
「うおっ!?」
驚くその顔を左拳で殴り、腹に膝蹴りをぶちこむ。そしてナイフで切り刻む。
「わあぁぁああぁぁーーーーーーーーーーっ!」
「ハハハハハハハハハハ!」
爽快、爽快! 戦いはこうでなくっちゃな! ザコの悲鳴こそ俺の喜び、弱者の絶叫こそ俺の楽しみ!
男のHPが尽きて死体となり、無様な声を出す。「ひぃっ……!」。こんなゴミはもういらん、俺はそれを放り捨てて後ろを向く。
お次の敵は、もう一つの柱に隠れている黒人の女だ。彼女へ向かって大きくジャンプし、さらに空中ジャンプで距離を稼ぐ。接近戦の間合いに入った、処刑開始!
落下の勢いを利用してナイフを強く振るい、女の顔を切り裂く。
「キャァァァァァァァァーーーーーーッ!」
いいぞ、もっとわめけ! 大声で、みじめに、みっともなく! のたうち回れ!
俺は女の服をつかんで力ずくで引き寄せ、頭突きをかます。女の手からハンドガンが滑り落ちる、気絶の状態異常になった証拠だ。もう抵抗できまい!
女を地面に突き倒す。馬乗りになって押さえつけ、ナイフを逆手に握り直して顔へ刺す。
「助けてぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
顔だけでなく他のところも刺していく。肩、胸、両腕! すべて潰す!
「やめて……許して……やめ……」
女の泣き声が響く中、ふとあるアイデアを思いつく。俺はナイフを捨てて、自分の腰のベレッタ M92を抜き、女の顔に押し当てる。
「なぁ、お前。これからどうなると思う?」
「ひィッ……! 許して、助けてっ!」
「黙れ! いついかなる時も、何が起きようと、俺はレイザーズの人間を許さん! すべてぶっ殺す!」
「やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
トリガーを引く。女が即死する。このゲームには残虐描写を抑える仕組みがあるから、頭蓋骨が砕け散るとかそういう事態は起きない。
だが女の心は砕け散った。彼女はすすり泣く。
「ひぐっ……ひっ……ひっ……」
俺は、女の体から立ち上がって満足げに見下ろす。顔へ向かってツバを吐き、最後のセリフをプレゼントする。
「今回はこれぐらいで勘弁してやる。失せろ、ド畜生!」
女の体が消える。よし、一件落着! それでは☆攻略作戦を再開しよう。俺は気を取り直して巨大コンテナへ走り出す。
私の属するアンドリュー隊は、地下1階の通路を歩いている。多くの金属パイプに囲まれたここは、薄暗くて見通しが悪く、おまけに狭い。
こんな嫌なところはさっさとおさらばしたい、そう思っていると前方に大きな扉が見えてくる。
全員が足を止め、様子をうかがう。見た限りでは何の異常もなさそうだ。じゃあ扉の向こう側は?
私はベースのミニ・マップを呼び出し、構造を確かめる。この先は広間になっていて、身を隠せるような柱やコンテナがたくさん存在するらしい。
今度はサーバーからデータを取ってきて読む。うわっ……☆と防衛部隊まで存在しているようだ。このまま進めば絶対に戦うことになる。
横に立っているアンドリューの顔をそっとうかがう。ニヤニヤ笑いを浮かべている彼は、私に気づいて話しかけてくる。
「お前の言いたいことは分かるさ。この先は敵が待ち構えている、なのに踏みこむなんて賛成できない。そうだろ?」
「えぇ」
「ハハハハハハハハハハハ!」
そうやって大声でアンドリューは笑い、怒鳴る。
「前進あるのみだ!」
私が異論を挟む前に、彼は扉へ駆け寄って蹴り飛ばす。衝撃によって扉のスイッチがオンになり、少しずつ開いていく。アンドリューは叫ぶ。
「さぁ、お前たち! 俺についてこい!」
扉が開ききる。スペクトラを手にしたアンドリューが入っていく。
こうなってしまった以上、もう後には退けない。私は(どうにでもなれ!)とヤケッパチな気分になり、他の人たちと一緒にアンドリューを追いかける。
広間に入る。途端、四方八方から敵の弾丸が飛んでくる。すぐにバリアで身を守り、全力で走って近くの柱の陰に飛びこむ。
まったく! 作戦もなにもあったもんじゃない。どうしてアンドリューはこうも野蛮なんだろう? 付き合わされるこっちの都合も考えろ、クソ野郎!
激しくイラつきながらデータを再確認する。敵と味方の位置、☆の所在地、そういったものを超特急で頭に流しこむ。
敵の数はそんなに多くない、だがあちこちに散開して上手に連携し合い、守りを固めている。うかつに攻めると袋叩きだ。
どうする? どう攻略する? あるいは、味方が全滅するように誘導して、いったんリスポーン地点に戻るべきか。
アンドリューの考えを知りたい。それが分かれば彼に合わせて行動できるのに……。
《アンドリューの視点》
突入した俺は、敵陣ド真ん中でスペクトラを射つ。前のザコ3人をすぐに殺し、銃の残弾を確認する。ちっ……かなり減ったな。
敵の反撃で俺のHPも減ったし、いったん隠れて態勢を立て直そう。射撃を中断し、左側にあるコンテナの陰にかくれる。
回復アイテムで傷を癒やして考える。☆はどこだ? 仲間の誰かが見つけてるといいんだが……。確認してみよう。
(おい! ☆は見つかったか?)
(アンドリューさん、奥です。奥の巨大コンテナの後ろに☆が見えます)
(よし!)
(どうしますか?)
(ふむ……)
画面右隅のミニ・マップに視線をやり、戦場の様子を見て考える。敵の守りは確かに堅い、しかしこっちは頭数で優っている。
犠牲を覚悟すれば力攻めで勝てるだろう。そして我がネメシスに、やられることを恐れる軟弱者など存在しない。ならば結論は一つ!
(全員よく聞け。俺が合図したら、隠れ場所から出て総攻撃だ。巨大コンテナへ走れ)
即座にアカネが反論してくる。
(そんなの無謀すぎですよ! スモーク・グレネードで煙幕を張るとか、もっと慎重に……)
(のんびり攻めるヒマなどない)
(でも……)
(リーダーの俺に従え!)
うるさいぞ、クソアマ! いつもいつも口答えして! この戦争が終わったらクランから追放してやる、俺はそう決心することで頭を冷やし、命令を出す。
(いくぞ! 突撃!)
俺はコンテナの陰から飛び出し、左斜め前の敵2人を撃ち殺す。そうしている間に別の場所の敵1人が俺を攻撃してくる。
うっとうしいハエめ! 俺は、重課金で鍛えた防御力に物を言わせ、強引に弾丸の嵐を突っ切る。相手を射程内にとらえ、撃つ!
「死ね!」
一気に殺す。ここでスペクトラの弾がゼロになる、仕方ないので投げ捨てる。
奥の左右の柱に隠れている敵2人が俺に気づく。奴らは柱から少しだけ体を出して攻撃態勢をとり、ハンドガンを撃ってくる。
俺はバリアを張って防御、その間に右手で腰のナイフを抜く。敵へ向かって走り、間合いを詰めていく。
力いっぱい跳んで右の柱へ。隠れている敵の眼前に立つ。アジア人の男だ。
「うおっ!?」
驚くその顔を左拳で殴り、腹に膝蹴りをぶちこむ。そしてナイフで切り刻む。
「わあぁぁああぁぁーーーーーーーーーーっ!」
「ハハハハハハハハハハ!」
爽快、爽快! 戦いはこうでなくっちゃな! ザコの悲鳴こそ俺の喜び、弱者の絶叫こそ俺の楽しみ!
男のHPが尽きて死体となり、無様な声を出す。「ひぃっ……!」。こんなゴミはもういらん、俺はそれを放り捨てて後ろを向く。
お次の敵は、もう一つの柱に隠れている黒人の女だ。彼女へ向かって大きくジャンプし、さらに空中ジャンプで距離を稼ぐ。接近戦の間合いに入った、処刑開始!
落下の勢いを利用してナイフを強く振るい、女の顔を切り裂く。
「キャァァァァァァァァーーーーーーッ!」
いいぞ、もっとわめけ! 大声で、みじめに、みっともなく! のたうち回れ!
俺は女の服をつかんで力ずくで引き寄せ、頭突きをかます。女の手からハンドガンが滑り落ちる、気絶の状態異常になった証拠だ。もう抵抗できまい!
女を地面に突き倒す。馬乗りになって押さえつけ、ナイフを逆手に握り直して顔へ刺す。
「助けてぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
顔だけでなく他のところも刺していく。肩、胸、両腕! すべて潰す!
「やめて……許して……やめ……」
女の泣き声が響く中、ふとあるアイデアを思いつく。俺はナイフを捨てて、自分の腰のベレッタ M92を抜き、女の顔に押し当てる。
「なぁ、お前。これからどうなると思う?」
「ひィッ……! 許して、助けてっ!」
「黙れ! いついかなる時も、何が起きようと、俺はレイザーズの人間を許さん! すべてぶっ殺す!」
「やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
トリガーを引く。女が即死する。このゲームには残虐描写を抑える仕組みがあるから、頭蓋骨が砕け散るとかそういう事態は起きない。
だが女の心は砕け散った。彼女はすすり泣く。
「ひぐっ……ひっ……ひっ……」
俺は、女の体から立ち上がって満足げに見下ろす。顔へ向かってツバを吐き、最後のセリフをプレゼントする。
「今回はこれぐらいで勘弁してやる。失せろ、ド畜生!」
女の体が消える。よし、一件落着! それでは☆攻略作戦を再開しよう。俺は気を取り直して巨大コンテナへ走り出す。
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